満州時代の建物を巡る旅―――大連
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| はじめに ゴールデンウィークの最終日（5/6）、広島に用事がある。ならば、ＧＷ中は近場の海外に旅行して、広島空港に戻ってくればいいんじゃないか？と考え、NWワールドパークスの特典航空券（20,000マイル）を使って、主に広島空港に就航するアジア系航空会社を利用するプランを検討。 広島空港には、中国南方航空（CZ）の大連線、中華航空の台北線、コンチネンタル航空のグアム線（ただし25,000マイル）がワールドパークス特典航空券が利用できる路線として就航している（当時、中国東方航空は提携前）。4日間の日程となるので、あまり遠いと現地の滞在時間がもったいない。そうすると、近々大連あたりに行ってみたかったので、今回は大連旅行にしてみた。 大連旅行を具体的に思いついたのが3ヶ月前で、成田発のパークセイバーが利用できる便がなかった。そういうときは地方空港発にすると意外と簡単に予約できるもので、CZ便であれば富山からも大連に就航していて、予約状況を照会すると空席があった。富山からなら東京から近いので、安く行ける。 こうして予約したのが以下の行程。 5/3 富山→大連 中国南方航空 5/6 大連→広島 中国南方航空 必要マイル 往復20,000マイル×2人＝計40,000マイル 今回は往復とも地方空港。行楽シーズンであるGW期間中にこのマイル数で旅行できるのなら、上出来かな。 |
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| 東京から富山へ 東京から富山へは全日空便で行く、という手もあったが、今回はよりやすくアクセスできるJRの夜行急行で行くことにした。 前日の5/2（金）の23時33分、上野駅を出発し、翌日5時44分に富山駅に到着。GWなので、出発1時間前の自由席は各ドア1両分もの長い行列。自由席車両は立ち客も大勢いた。指定券を取っておいてよかった。急行電車は一昔前の国鉄時代の特急車両。昔、よく乗った気がする。 早朝、富山駅に着いてからは富山ライトレールで終点・岩瀬浜駅まで行って海岸を散歩したり、富山城に行ったりして時間をつぶした。 富山空港へは、富山駅前発空港行きの路線バスを利用。 |
 ▲夜行急行能登号（上野駅） |
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| 中国南方航空CZ614便富山発大連行き CZ614便は予定通りの離陸。機材は地方空港就航では標準サイズのA319型機。 この便でちょっとびっくりしたのは機内食。チキン、ビーフ、フィッシュの3種類から選べ、フィッシュを選ぶと来たのはなんと焼き魚！ それがでーんとご飯の上にのっかっていた。見た目は大胆、でも味はおいしかった。 大連空港での入国審査は1人20〜30秒程度で、それほど待たなかった。 国際線の待ち合わせロビー周辺にタクシー乗り場がなく、国内線のターミナルまで歩いて移動し、正規のタクシー乗り場から大連市内のホテルに向かった。料金は26元（約390円）だった。 |
 ▲富山空港で離陸を待つCZ機 |
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| エクスプレスbyホリデイイン大連シティセンター 今回利用するホテルはエクスプレスbyホリデイイン大連。観光の拠点となる中山広場から徒歩圏内で、便利な立地。 本当は中山広場に隣接し、旧満鉄がヤマトホテルとして建てた「大連賓館」を利用したかったが、このときは改装中で予約の受付がされておらず、残念ながら利用できず。 ホリデイインは繁華街にあり、昼も夜も賑やかなところにある。建物は20階建てで、今回は19階の部屋だった。 寝室と部屋が曇りガラスで仕切られていて（カーテン、ブラインドなどはない）、シャワーを浴びているときはシルエットが見えてしまうような構造。バスタブはなく、シャワーだけとなる。シャワーブース備え付けのシャンプーとボディソープは兼用なので、気になる人は持参すべし。 テレビはNHK海外放送が見られる。インターネット環境は、LANケーブルとコネクタの設備があり、ノートパソコンを持参すれば無料でインターネットを利用できる。また、1階ビジネスセンターでも備え付けのPC（2台）でインターネットを利用でき、こちらも無料だった。 そういえば、予約したときは朝食なしのはずだったが、チェックイン時では「朝食付き」だという。ただし、朝食付きは1人分だけで、2人目からは30元（約450円）とか。今回は、近くの屋台からテイクアウトでおいしく安いものがいろいろ入手できたので、ホテルの朝食は利用しなかった。 あと、今回は3泊で1045元（約15,700円）だったのに、カードのデポジットが1500元（約22,500円）で利用金額をかなり超過している、というのも不思議。そのあたりは中国なのでいい加減なのだろうか･･･？ まあ、その分は戻ってきたからいいけど。 |
 ▲ホリデイインEXPの入口［拡大］  ▲ホリデイインEXPの室内［拡大］ |
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■旅行記 編 もくじ・資料／１．ホリデイインEXP大連／２． |
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