旧正月のバーゲンシーズン―――シンガポール・ジョホールバル
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| 旧正月前のシンガポールへ 今年は２月にシンガポールを企画してみた。２月といえば旧正月。日本の建国記念日2/11は、あちらではちょうど旧正月の直前で賑わい、しかもバーゲンシーズンとなる。街も旧正月飾りで包まれていた、と記憶している。 以前の旧正月シーズン訪問は平成１２年なので、７年ぶり。当時はバーゲンなど意識してなかったが、今となっては楽しみになってきた。 |
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| ノースウエスト航空ＮＷ５便シンガポール行き 成田空港は連休前だというのに、セキュリティチェック、出国審査ともガラガラ。ＮＷのチェックインカウンターは、北京行きが欠航のためか、少し混雑していた。 チェックインは自宅のパソコンで「オンラインチェックイン」として済ませた。今はワールドパークス･・ボーナスマイルキャンペーンで、オンラインチェックインをすると１０００マイルもらえる。 オンラインチェックインは、確かに並ばなくて済む。カウンターで荷物を預けて、自宅でプリントアウトしたチェックイン確認用紙を提示すると、結局いつもの紙の搭乗券を手にした。 機材はいつものＡ３３０−２００型機。自宅チェックインのとき残席を見てみたら残りがたった１席で、相変わらず混んでいる様子。 今回のシートは１１Ｇにしてみた。ここのシートはちょっと特殊で、前に座席がないので足が延ばし放題！ ただし、シートポケットはなく、隣の１１Ｆと共用。機内誌なども１１Ｆに２席分入っていた。共用といっても、積極的に使いづらい･･･。 結局、この心配は杞憂で、超満席のはずなのに隣の１１Ｆ、そして通路を挟んだ隣も空席だった。機内全体では空席はほとんどなかった。 機内食は「ビーフ＆ライス」「チキン＆ヌードル」のどちらか。選んでみた「チキン」は、よくＮＷ機内で出会う中華風焼きそばだった。ちょっと脂っこいけど大きな鶏肉が３つもあり、おいしくいただけた。 この座席は、前に座席が存在しないので収納式のテーブルとなっている。このテーブルの建て付けがひどく、だいぶ傾いている。しかも小さく、機内食のトレイがはみ出てしまう。 機内はとても寒い。食事して、毛布に包まってひたすら寝て、目が覚めたときには寒さがだいぶ緩和されていた。そして、足をふんだんに伸ばせたので、わりとよく寝られた気がする。到着のアナウンスは、１０分早く到着すると告げた。 |
 ▲機内食の中華風焼きそば |
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| チャンギ空港から乗った銀色のタクシー 降機後すぐに入国手続き。まったく並ばなかった。そして預け荷物の受け取りも、ターンテーブルに着いたころにはすでに回っていて、すぐに出てきた。手元にはすでにシンガポールドル（以下、S$と称する）70S$があるし、すべてが順調。 公共タクシー乗り場に並ぶ。自分が乗り込むのは車体が銀色で、一見タクシーには見えず、まるで乗用車。そもそもシンガポールにこのような車体色のタクシーはなかった。本当にタクシー･･･？ 車体は従来のタクシーと比べて大きい。なんだか高級外車である。まず、荷物をトランクに乗せる。トランクルームはかなり広い。 そして車内へ。なんと、車内のドアノブが白色ＬＥＤでライトアップされている。こんな装備、見たことない。ドア鍵のツマミも円筒形の棒状のもので、日本車にはないタイプ。料金メーターは、ちゃんとあった･･･やっぱタクシーだったか。でも、料金表示は最新式？なのか白色に数字が光る（従来タイプは赤色発光）。 行き先を告げると、運転手さんは目的地に向けて黙々と運転。でも、この車、とても気になる。「この車、どこのメーカーですか？」と聞いてみる。 すると運転手さん、「ヨーロッパ車だよ。スコダっていう。シンガポールではほとんど走ってないんだ」と、うれしそうに話す。そしてここから自動車自慢大会！ トランスミッションが自慢らしく、各段階で加速してみたり、高速運転を試すといって走り出したらあっという間に時速１５０キロ！ 乗車タクシー最高巡航速度を軽々と更新！ そして「夜中はPOLICEがいないから大丈夫！あっはっはあ！」だって。 そんな感じで、車内大盛り上がりでメリディアンホテルに到着。支払額はS$24ドル台。自分としても楽しかったので、お釣りはkeepしてもらうことにした。 |
 ▲チャンギ空港に到着 |
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■旅行記 編 もくじ・資料／１．ＮＷ５便はいつも満席／２．／３． |
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