何もかも桁違いの石油王国―――ブルネイ
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| ちょっと足をのばしバスで郊外へ 市内観光をした翌日は、主に郊外に行って見ることにした。 徒歩で難しい見所と言えば、
･･･という感じだろうか？ そのうち、ニューモスクとセンターポイントＳＣは、バスに乗って行こうと思う。イスタナ・ヌルル・イマン王宮は、バスでは難しそうなのでタクシーで。インペリアルホテルと油田は、タクシーで行くとしても遠そうなので、今回は見送ることにする。 インペリアルホテルは、金に糸目を付けずに建設された超豪華ホテルで、ここだけは「六ツ星」などと言われている。あまりに高級すぎて、ガイドブック（有名どころ２冊）にも載っていない･･･。だけど欧米の最高級ホテルのように歴史はないので、見ようによっては「成金ホテル」なんだけど。まあとにかく、宿泊しないし、食事もするつもりないし、さらにＧパンでは非常に訪れにくい所ではあるので、やめておいた。 |
 ▲市内の路線バス |
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| ジャミヤシル・ハサニル・ボルキアモスク ホテルから徒歩で市内のバスターミナルまで行き、そこから紫色の路線バスに乗り込む。乗るバスは、市内の観光局から入手した地図に描いてあるバス路線図を参考にして、実際乗るときには運転手さんに最寄りで停まるか確認した。ニューモスクもセンターポイントも、０１番バスで行ける。 市街地から郊外へ抜けたかな？と思ったら、まもなく巨大な敷地にモスクっぽい建物が見えてきた。なにぶん敷地が広く、バスから見ただけではその全容が分からなかったが、恐らくということでえいや！で降りてみた。 降りて正解。ここが目的のジャミヤシル・ハサニル・ボルキアモスク（通称ニューモスク）。広大な敷地にタージ・マハールのようなでかい外観、そして巨大な駐車場。広くて周囲を１周するのも面倒なので、半周ぐらいにしておいた。 敷地内は南国系の木が生い茂っていて、なかなか全容がつかめない。木の間を縫って撮影してみた。 さて、ニューモスクからショッピングセンターらしきものが見える。ジャラン・ベリビ通りを横断して、２００〜３００メートルぐらいかな？ 「そこがセンターポイントＳＣかあ、近いじゃーん」と思いながら行ってみても、「大規模ショッピングセンター」という割には大きめのスーパーマーケットしかないし、店自体なにやら中華系だし･･･。「ひょっとして違うの？」と、外にでて店の看板を見てみたら、センターポイントとはどこにも書いていなかった。 さっきのニューモスクに戻ってみると、はるか遠目に謎の大型スーパーよりも大きそうな施設が見える。「そこじゃなかったのか･･･」 さっきの「そこ」は、地図によると「Setia Kenangan」という名の中型スーパー。隣にはオフィスビルとアパートメントがあり、複合施設となっていた。 |
 ▲通称ニューモスク |
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| センターポイント バスを待ってもなかなか来ないし、歩いてみるか。 ニューモスクから歩き直してざっと１キロ。タクシーが通ったら乗ろうと思ったが全然来ないし、歩道はあるけど歩く人なんて１人もいない。ずいぶんさびしい道中だった。こんな暑い国で歩く人なんていないよなあ、みんな車ぐらい所有してそうだし。 暑いなか、ヘトヘトになりながらセンターポイントにたどり着いた。規模は、ここもヤヤサンＳＣも同じぐらい大きい。ただ市内のヤヤサンＳＣが百貨店の形態なのに対し、センターポイントは専門店で構成されており、大きい吹き抜けのまわりに各店が配置されている。ここでは特に買わなかったが、Daily Queenというアイスクリーム店が新規開店っぽかったので、マンゴーのスムージーを買って飲んだらすごく美味しかった。 センターポイントの周辺には小売店舗が形成されており、マクドナルドなどがあった。この周辺でタクシーを拾い、ホテルに戻った。 |
 ▲センターポイントの店内 |
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| さらに足をのばしタクシーで郊外へ 翌日。バスで行くのが難しいイスタナ・ヌルル・イマン王宮については、タクシーで行こうと思う。さすがに王宮なので中に入れないし、外から眺めるしかないのだけど、この国は見所がないので、こういうところでも「見るべきスポット」になってしまうんだろうかなあ。タクシーでは王宮見物しか行かないので、これのためにタクシーに乗るようなもの。 ホテルのベルマンにタクシーを呼んでもらって、ただ単に「イスタナ・ヌルル・イマン王宮を見たいので、行ってほしい」と告げた。運転手氏は「インペリアルホテルは行かないのか？どうだ？」と聞いてくるが、上述の理由により却下。このお誘い、単にもっと稼ぎたいだけなのか、ブルネイの国のすごさを見せたかったのか、それは分からない。 市街地から十数分のところで、王宮に到着。正門の前に駐車できる空き地があり、そこに車を停めてしばらく眺める･･･だけど敷地が広すぎて、そして敷地内の樹木が贅沢に生い茂っていて、肝心の建物の様子まではよく分からなかった。「んー、すごく豪華な建物っぽいなあ･･･」という感じで。ただただ、無駄な広さというか、その凄さにあきれるばかりだった。 もう用事は済んだので、ヤヤサンショッピングセンターまで送ってもらって、Ｂ＄３０。安くもなく、高くもなく、という感じかな？ ちなみに車両は個人タクシー経営で、フォードのワゴンタイプ。日本車で言えばレガシィ級の車だった。 |
 ▲イスタナ・ヌルル・イマン |
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