クルーズフェリー飛龍２１で行く―――高雄・台南・台北・那覇・石垣
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クルーズフェリー飛龍２１で行く―――高雄・台南・台北・那覇・石垣
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| 高雄に残る日本統治時代の建造物その１ Historic Buildings of Japanese Era in Kaohsiung #1 |
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| 高雄は台湾第２の都市で、台湾南部の代表都市として発展を続けています。日本統治時代に首府があった台南と比べて当時の官庁建物はそれほど多くありませんが、それでもその当時を偲ぶ建物や雰囲気が多く残っていました。 大都市だけあって見どころが点在していますので、建物めぐりにはタクシーが効率よくまわれます。 |
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日本統治時代末期の昭和１６年（１９４１年）竣工で、平成１４年（２００２年）まで立派に現役の駅舎を全うしました。新幹線と地下鉄が乗り入れることにより、その役割は終えましたが、解体ではなく移設という形で保存されることになりました。８０メートルを曳家工法で移設されたと思われます。 上の写真は全景です。現代風の鉄筋コンクリート造りに日本式瓦屋根を載せた帝冠様式と呼ばれる構造が特徴です。 下の写真は、建物内部から撮影したものです。高い天井が開放的です。現在は展示館として使用されており、無料で入場することができます。 |
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高雄の歴史的建造物は市中に点在しているため、建造物巡りには交通機関を駆使しなければなりません。 台南から高雄に戻って、まず行ったのが旧高雄市役所。タクシーで向かいました。 上の写真は全景です。昭和１３年（１９３８年）に竣工し、つい最近まで高雄市政府として使用されていました。これも当時流行した帝冠様式で、建築材料と構造については先に発生した関東大震災に耐えうるよう考慮されています。 下の写真は１階内部の様子です。係員からは「フラッシュを焚かなければ撮影してよい」とのことでしたので、撮影してみました。現在は高雄市立歴史博物館として使用されています。展示品や当時の地図、パネルなどを通じて紹介している日本統治時代エリアは、被害者の観点ではなく淡々と事実を紹介しており、必見です。 |
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