急遽！対馬海峡越えとソウル発航空券
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| 突然の旅立ち パソコン通信「ＮＩＦＴＹ」のフォーラムをいろいろ覗いていたところ、「韓国は今が行き時！」なんて文が目に付いた。そういえば、このところ韓国ウォンの価値が昨年より約半分も下落している。その上、まだ物価上昇が追いついていない分、今行くのが最もお得という。そんな情報を目にしていたら、無性に韓国に行きたくなってしまった。 予算の話 これを機に、ソウル発航空券で帰国してみたいと思う。価格は３５万１４００ウォンで、その時の日本円で２万８９１８円とカード会社から請求が来た。この値段では東京発ソウル往復の格安航空券と大差ないが、ソウル発券最大のメリットがある。それは、その運賃がノーマルチケットなので、復路のソウル行きの予約については自由に設定できるという点だ。キャンセルもできるし、ＧＷや年末年始も予約さえ取れれば搭乗できる。今回の場合はＯＰＥＮ（復路の予約は入れない）にするつもりだ。 なお、この３５万ウォンのチケットは、復路もＪＡＳ便限定という条件付きのディスカウント。復路の航空会社を自由にしたいなら、値段は４３万ウォンとなる。 東京から福岡まで飛行機、福岡から釜山までは高速艇を利用する。釜山からソウルまでは出発時点では決めていない。 東京−福岡はＪＡＳの早朝便割引きっぷで１万６４５０円。この区間の普通航空運賃が２万７４００円だから、相当安い。新幹線指定席で２万１７２０、高速夜行バスでも１万５０００円になり、使いようによっては飛行機でも割安感がある。 この航空券で、また好きな時にソウルに行けるので、韓国によく行く私にとっては実に有効だ。それにしても、思い立ってから１週間後に旅行とは．．．。妻への説得は「ウォン安のソウルで何か買ってきてあげるから」ということで１人旅を許してもらえた。 心配な福岡乗り継ぎ さて、ここで心配事があった。福岡空港着が朝８時３０分で、釜山行き高速艇「ビートル２世号」の出港が１０時００分。しかし、ＪＴＢ時刻表には「ビートル号の乗船手続きは４５分前まで」と明記されている。とすると、有効乗り換え時間はたった４５分しかない。卓上計算ではＯＫだが、飛行機の到着時刻に「絶対」はない。ちょっと遅れたりしたらアウトなのだ。 ビートル号の予約ついでに、運航会社であるＪＲ九州船舶に「この乗り継ぎで大丈夫か？」と確認してみる。そうしたら「大丈夫です。土曜日で道も混んでいませんから、タクシー＆高速道路ですぐですよ」と案内された。時間に余裕があったら、地下鉄で空港から博多まで行き、そこから西鉄バスを利用すればいい。 大荒れの天候、さてどうする？ 出発は１月１０日なのだが、前日まで大雪で混乱し、９日の便は航空３社とも欠航が相次いだ。１０日の便も当然、心配しなければならない。万が一、東京−福岡便が欠航した場合、旅行そのものの取りやめも考えて、再度ＪＲ九州船舶に電話してみた。「飛行機が欠航になったり、遅延したりした場合、ビートル号の予約はキャンセルできますか？」と。 ＪＲ九州船舶の答えは「出航までに予約電話まで連絡していただければ、キャンセル・払い戻しは所定の手数料で可能です。その場合は発券済みのチケットを、発行した旅行会社に持って行って下さい。出航後の払い戻しは応じられません」とのこと。一応、念のため。 |
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（H10.-1.10〜12）