急遽！対馬海峡越えとソウル発航空券
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| 誰のためのお買い物？ ２日目。今日は１日ソウルでフリーのはずだが、１人旅を許可してくれた妻への見返りとして、何かブランド品を買っていかなければならない。念のために言っておくと、妻はそれほどブランド品に固執しているわけでもなく、またそういう物はあまり持ち歩いていない。それだと余計に買ってあげたくなる気分だ。嗚呼、なんて優しいオットなのだろう！ 一応、妻に希望を聞いておいくと、「スカーフか（エルメスがいいらしい）バッグ（エトロが希望らしい）ね。でも、何でもいいよ」と言ってくれた。何でもいいよ、って言ったって、男の私には分かりゃあしない。 まずはロッテ百貨店へ。一応、免税店を除いてみる。「一応」と書いたのは、本命ではないからだ。韓国の免税品はドル建てなので、いくらウォンが安いといっても、日本人がドルで買うのはそれ程おいしくない。高い関税を払ってでも今はウォン建てで買った方がお得と見た。お目当てであるエルメスのスカーフがドルで３万円くらい？と記憶しているので、これなら日本で買っても同じかも。 ロッテ百貨店１階に行ってみたが、結局お目当ての店は探せなかった。でも、江南地区に行けば何とかなるだろう。江南というところは、高級マンションが立ち並んでいて、デパートも高級志向と聞いている。特に狎鴎亭（アプクジョン：鴎は本来旧字で表記）周辺には高級ブティックがひしめく街として有名だ。 |
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| 海外ブランドならギャラリア百貨店 変な名前の「狎鴎亭」までは地下鉄３号線で行く。目的はギャレリア百貨店なのだが、狎鴎亭駅に通じている現代百貨店というのがあるので、こちらに寄ってみる。「まあ、こんなものか」という感じ。 ギャレリア百貨店へは、狎鴎亭駅から１キロと少し離れた位置にあるので、タクシーを使う。初乗りで１０００ウォン（約８０円）だ。韓国語はラ行の発音が重なる場合に発音が難しくなり、運転手には「ぎぇっれっりあ・ぺっくわじょｍ」と言わなければならない。 ギャラリア百貨店にはＡ館とＢ館があって、Ｂ館にはテナントが高級ブランド店だけという恐ろしくグレードの高いものとなっている。ガイドブックには「韓国ではここにしかない海外ブランドも多い」と記されていたので来てみたのだが、そのとおりだった。 まず、エルメスに行ってみる。私も韓国語はそんなに話せるというわけではないので、「どれが好みか？」という話になると訳が分からない。地味とか派手とか暗いとか、そういう単語を覚えてくればよかった。私が行ったときは日本語を話せる売り子は置いていないようである。（平成１０年のＧＷでは、日本語の分かる者を配置するということをどこかで聞いた） そのかわり、日本語のパンフレットはあった。 エルメスのスカーフは２９万５０００ウォンで、後日２万８９１８円というカード会社からの請求が来た。果たして、安い？ Ａ館にも行ってみる。そこでは偶々エトロのバッグのバーゲンを建物の奥の方でやっていた。値段水準は忘れたが、２〜３万円でワゴンセールしていたと思う。ただ、妻の条件に合う物がないようなので、買わないでおいた。 市庁に戻って、もう一度ロッテ百貨店に行く。ここでもスカーフがバーゲンセールされており、「ニナリッチ」というスカーフを日本円２０００円くらいで購入した。さっきのエルメスの柄に自信がなかったからだ。 |
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| 韓国の栄養ドリンクのはなし なにげない話だが、買い物話ということで．．．。韓国の栄養ドリンクは価格が安いので、いつも買って飲んでいる。「パッカスエイト」といって、青いラベルで外見は日本の「リポビタンＤ」によく似ている。定価は３７０ウォン（約３０円）だ。 で、ある地下街の薬屋でそれを買って、４００ウォンを支払ったら、なんとお釣りをくれない。「何でお釣りがないんだ」と問いただしてみたところ、そのおっさんは１００ウォンも返しやがった。つまり、３００ウォンで買えたのである。韓国では「ボッタクリ」とか言う前に、その辺のことは非常にアバウトなのかもしれない。 |
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| ＪＡＳソウル支店で発券 ３日目。帰国する日であるが、昨日（日曜）までＪＡＳの支店はお休みのため、まだ航空券を発券していない。フライトはＪＤ２５２便１５時３５分発で、東京ですでに予約だけしてある。昼過ぎには空港に行っておかなければならないので、午前中に市庁前のＪＡＳ支店に出向く。 ＪＡＳの場合の料金パターンは右表のとおり。 復路（東京発ソウル行き）の予約はオープン、つまり予約は入れないでおいた。もちろん、予約を入れておいても日程の変更は自由にできる。 ところで、私と接した窓口嬢はＪＡＳとノースウエストがマイレージで提携関係にあるということを知らなかった。もちろん、全員日本語は話せるのだが。 |
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| 初めてのＪＡＳ国際線搭乗 ＪＡＳ国際線といっても、ＪＡＳ自体ソウル、香港、広州にしか飛んでいないのだから結構貴重な体験かもしれない。前はシンガポールやホノルルにも飛んでいたらしいが、規模縮小を余儀なくされている。今後、日米航空交渉の影響により、ＮＷとの共同運航という形で路線は広がるだろう。ただその場合、ＪＡＳは「国際線別会社」という方式をとるとも噂されているらしい。 閑話休題。ＮＷマイレージ会員がＪＡＳ便利用でマイルを貯める場合、国際、国内線を問わず搭乗時にカウンターで申請するようになっている。予約時での申請はできない。 ＪＡＳ便の場合、いわゆる格安航空券でのマイル加算はできない。だから、いくらノーマル運賃とはいえ、復路ＪＡＳ便限定のディスカウントチケットなのでマイルの加算が心配だった。カウンターで申請してみたら、あっさりＯＫ。搭乗券にはちゃんと自分の会員番号が印字されている。 ＪＡＳは当然日本の会社なので、カウンターでも日本語は通じる。今まで国際線で日系エアラインを利用したことがなかったので、今頃便利さに気付いている。当たり前なんだけどね。 ＪＡＳのソウル便はＤＣ−１０という私があまり好きでない機材だ。実際に乗ってみると機材は古く、どうやらその前は国内線で使われていたらしい。 搭乗率はは５割にも届いていなかった。こんなガラガラなフライトも初めてのことだ。ＪＡＳの国際線って、こんなに空いているのかな。フリートラベルの予約も割と楽に予約が入れられたりして。ＪＡＳにはがんばって欲しいけど。 到着時刻が１７時４０分なので、体がいちばん疲れている時間かもしれない。それなのに京成特急ったら、かなり混んでいた。スカイライナーではない通勤型車両だから文句は言えないけど、耐えられずに途中で急行に乗り換えてしまった。のんびりゆったり人形町まで．．．。これまた時間がかかって疲れた。今回は低予算だったので仕方ないが、今度は金をかけていい列車に乗ろう。個人的には昼に成田に着いているＮＷ便の方が好きだなぁ。 〜おわり〜 |
 ▲ＪＡＳ国際線の搭乗券 |
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日韓物価比較表
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（H10.-1.10〜12）