ビーチなしで楽しむワイキキ滞在―――ホノルル
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| 夜便の成田空港第１ターミナル 成田発のホノルル行きは、どの航空会社も夜２０時以降の出発で、同日の朝には現地に到着できる。会社帰りに成田へ直行すれば年休が１日節約できるので、サラリーマンにはとっても都合がいいスケジュール。首都圏に勤務の場合、金曜に出勤、定時で退社して成田に直行すれば、その日の夜便に何とか間に合う。 ＮＷのホノルル便は１日２便あり、うち２番目にでる２１時１０分発のＮＷ２２便を予約。東京からは、普段高くて乗らない成田エクスプレスの指定券を予約。ただし当日、どうしても定時に退社できず、３０分あとの列車に変更。成田空港到着が１９時３３分。ＮＷの注意書きによると「国際線は６０分前にチェックインのこと」とあるので、十分間に合っているのだけれど、当日の出発掲示板を見てみると「ＮＷ２２ ２０：４０」と早まっている。 近頃のＮＷは、定時運航を確実にするためか、当日の出発時刻を予約時より１５〜２０分ほど早めることをしているが、結果、６０分前ギリギリにチェックインと相成った。おかげでチェックイン時のＮＷカウンターはガラガラ、順番はほとんどビリっけつ。なのに預け荷物はセキュリティできっちり隅々まで調べられた。ってことは、時間はまだ余裕なのかな？ カウンターには僕ら以外に客が誰もいないのに、自動チェックイン機の使用を勧められ、レシートみたいな搭乗券が出てきてチェックイン完了。 ＮＷだけではなく、第１ターミナル全体を見回してもガラガラという状況なので、出国審査も実にスムーズ。出国検査官２人だけで列なし対応だった。 |
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| 東京成田発ホノルル行きＮＷ２２便 ＮＷ２２便は、なんと現役バリバリのＤＣ１０型機。これに乗るたんびに「今回でＤＣ１０は最後だな〜」と何度思ったことか！ そして「まさか未だにＤＣ１０に乗ることになるなんて」とも思う。毎回毎回。 ＤＣ１０型機は事故歴が多いと聞くし、あまり好きではない。そしてＮＷホノルル行きの２便のうち１便はＢ７４７−４００型機であるのにわざわざＤＣ−１０型機を選んだ理由は、より遅い便だからと言うことに他ならない。成田エクスプレスに乗り遅れていたら、先発２０時００分発のＮＷ１０便には間に合ってなかったかも。 ＤＣ−１０型機の内部は、ビジネスもエコノミーも古い座席のまま。回りのあちこちから「モニターないねえ」とか「なんか古いね」などという感嘆的な感想が聞こえてくる。まあ、そのうち乗りたくても乗れなくなる機材であるし、飛行機好きな人なら今のうちに乗ってほしいなあと思う。まあ大部分は新機材がいいんでしょうけど（私も含めて）。 エコノミーの搭乗率はざっと見で８割ぐらい。２−５−２配列のシートで、真ん中の「５」のブロックにも割と座席が埋まっている。 乗務員は、路線の性格上、日本語に明るい乗務員が他のＮＷ便より多い気がした。入国カードの書き方が分からない初老の乗客に対して丁寧に説明し、しまいには記入してあげてた丁寧な日本人乗務員。明るさ抜群のハワイアン乗務員。乗務員の性格が画一的でないのがいいねえ。 割とおいしい機内食を平らげたら、すぐ就寝。３時間足らずきっちり寝たら、朝食前のドリンクサービスが給された。 定刻よりも２０分ぐらい早く、ホノルル国際空港に到着。 |
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| ホノルル国際空港→ホテル間のシャトルバスサービス 空港の到着ロビーへは、どうも団体と個人で出る扉が分かれているようで、個人側で到着ロビーを出たら、人影まばら。 これから各ホテル行きのシャトルバスサービスに乗りたいんだけど、案内板ではよく分からない。こぢんまりとした案内ブースで乗り場を聞くと、「道路を渡って向かい側にある」というので、そのとおり渡ってみる。 渡った先には薄汚いブースが１棟。そのブースには「Airport Waikiki Express」と書いてあり、その前には係員っぽいアロハ着の女性２人がおしゃべりをしているので、「ここですか？」と聞くと、「ええ、１５分後には来るよ。チケットは車内で」とのことであった。 しばらく待っていると、アメリカンフルサイズ級の大型バスがぬうっと現れた。シャトルというぐらいなのでミニバン（と言ってもアメリカのはかなりでかい）ぐらいなのかな？と思ってた･･･。乗客それぞれ、スーツケース等の荷物をバスの脇に寄せ、乗車。大きな荷物は、係員が車体下部のトランクスペースに詰め込んでくれた。 全員着席すると、また別のスタッフが集金にやってきた。「片道は８ドル、往復は１４ドル、往復の予約はチケットに電話番号が書いてあるので云々･･･」などという説明を、割と分かりやすい英語で説明。そして出発前に車内で精算、出発となった。 バスは、乗客の滞在ホテルを順に回って降ろしてくれる。渋滞しているハイウェイをダラダラ走り、ダブルツリーホテル前に到着。もっとも空港寄りであったのか、最初の停車だった。 空港到着からホテルに着くまでの間、日本語を話すことは一度もなかった。 |
行き先は、乗車前にスタッフから聞かれました。そこで行きたいホテルを告げます。 料金は、片道８ドル、往復１４ドルで、往復券は出発前の車内で購入できます。支払いは現金のみで、クレジットカードは使えませんでした。 往復券を購入すると、帰り券に予約窓口の電話番号が書いてありますので、そこに直接予約します。電話は、自動音声（英語）で案内の指示に従い「予約」のボタン（何番かは忘れました）を押すと、オペレータが出る仕組みです。 また、私が電話したときは、日本語で対応できる人はいませんでしたが、ガイドブックによると日本語も対応可、と書いてありました。 |
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| ダブルツリー・アラナホテル〜チェックイン編 ホテルには１１時に到着。このホテル、１階にベルマンがいて、２階がフロントになっている。大きな荷物を転がして２階にエスカレータで上がろうとしたら、「荷物はここに置いてけ、預かるから」と声をかけてくれた。荷物をここでとりあえず預かってもらい、バゲージクレイムののタグをもらい、とりあえず２階のフロントへ。 チェックイン開始時間まではまだ早いのだけど、部屋が用意できればたいていこの時間であっても受け付けてくれて部屋に入れるので、まずはとりあえずチェックインできるか、聞いてみる。 結果は「客室は前の日に１００％埋まっているので、午後･･･大体２時頃になります」と言うことだった。「本当に１００％？大げさだなあ」と思ったけど、混雑していて、部屋の用意ができないのは確かなようであった。 それならば、今まで長旅だったし（ハワイは午前だけど、身体的には一晩機内で過ごしたことになる）、顔を洗って歯を磨いて、着替えて、ワイキキの街をブラブラしてみよう。洗顔と着替えは、２階のトイレでできた。着替えて、預けた荷物をまたもらって、荷物を入れ替えて、また預けて･･･、やっと街歩きの準備ができた。 とりあえず、ワイキキビーチ沿いを歩いてみることにする。 |
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■旅行記 編 もくじ・資料／１．ホノルル到着・自力移動でホテルへ／２．／３．／４． |
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