コロニアル建築セタ・パレスに泊まる―――ビエンチャン
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| 祝！中国南方航空ビエンチャン線就航 東南アジア最後の未訪問、ラオス。「いつ行こうかなあ」と思っていたら、どこからか「中国南方航空（ＣＺ）が７月に広州−ビエンチャン線を開設」というニュースが。南方航空、どうやら今年はネットワーク強化のため、いろんな路線を開設しようとしている。ならば、この機会にラオスに飛んでみようか･･･と模索してみよう。 ５月某日。まずは、南方航空の予約課に電話し、広州−ビエンチャン線の就航日を聞いてみた。しかし「まだ情報が入ってきていないのですが･･･」とのこと。 ならばと思い、次はexpedia.comを使って、７月のGuangzhou-Vientiane間のスケジュールを１日ずつずらしながら検索してみた。すると、行きは7/12から南方航空の直行便がヒット！ ひょっとしたら、この日が就航初日かもしれない。便名を押さえて、ＮＷ予約課にマイルを使った特典旅行として予約・発券ができるか聞いてみた。 その結果、 7/11 NW0000便 東京→広州 7/12 CZ0000便 広州→ビエンチャン 7/16 MH0000便 バンコク→クアラルンプール 7/16 MH0088便 クアラルンプール→東京（7/17朝着） という旅程で予約することができた。 南方航空だと、行きも帰りも広州で１泊が必要なので、帰りはバンコクからＮＷ便かマレーシア航空（ＭＨ）便を利用。ビエンチャンからバンコクは、タイ国際航空（ＴＧ）の片道航空券を自費購入することにした。 希望は、往路をバンコクからＮＷ便で帰りたかったが、パークセイバー（片道１万マイル相当）が予想通り満席。クアラルンプール経由のＭＨ便はビジネスクラスがダメでエコノミーなら空いていた。ということで、全行程１人２万マイルで予約・発券。 |
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| 残念！中国南方航空ビエンチャン線就航延期 ６月下旬。ＮＷから「旅程変更のお知らせ」というタイトルで電子メールが届く。本文に貼られたリンクをたどると、ＮＷ公式ＷＥＢの旅程表が開いた。「何が変わったのかな？出発時間かな？」と思いながら見てみると、なんと広州−ビエンチャン線がごっそり削除されている！ 「ひょっとしたらフライトキャンセル？」と思いつつも、もう夜だし今ＮＷに聞けない。とにかく、キャンセルを見越してスケジュールの変更案を立てなければ･･･。しかし、そもそも有力な代替案の東京→バンコク線はパークセイバーでいっぱいだし、マイル倍払ってパークパス（片道２万マイル相当）にしなければならないのだろうか。フライとキャンセルといっても南方航空だし、ＮＷのせいじゃあないからなあ･･･。いったいどうすればいいのやら。 翌日、代替案をいろいろ考えていたらＮＷ予約から電話がかかってきた。事の真相は「南方航空のビエンチャン線就航が７月から秋ごろに延期となった」ということらしい。最終目的地がビエンチャンなので、代替路線があれば振り替えてもらえる感じだったが、ＮＷ提携会社でビエンチャンに就航しているところはない。もう、バンコクまで飛んで、バンコク−ビエンチャン間はタイ国際航空の往復券を購入するしかないかな、と思った。 幸い、心配事であった東京→広州便は、東京→バンコク便に振り替えてもらえた。「･･･で、必要マイルはそのままですか？」「ええ、そのままで大丈夫です」 あーよかった。 特典旅行分の旅程が固まれば、バンコク→ビエンチャン便も変更。同区間は当初、片道ノーマルだったのを往復にする必要があるが、往復なら制限つきであるが正規割引で購入できるので、持ち出しは２倍とはならず、数千円の負担増で済んだ。 最後に、広州のトランジットのためのホテルをキャンセル。前回利用時はキャンセル不可のレートで利用していたが、今回は運よくペナルティなしのレートで予約していたので、キャンセルチャージがかからなくて済んだ。 かわりにバンコクで１泊する必要が出てきたが、前回同様、出発ロビーで過ごすことにしよう。 出発２週間前のドタバタ劇だったが、なんとか行程変更することができた。ふう。 |
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| ノースウエスト航空ＮＷ２７便バンコク行き 前回の旅行（５月・ヤンゴン旅行）に引き続いて、ＮＷ便バンコク行きに搭乗。そして、バンコク・スワンナプーム国際空港で翌朝の便を待つのも前回と一緒。 今回は、成田空港でシャワー（５００円）を浴びた。鍵がかかる個室になっていて、タオル、ボディソープ、リンスインシャンプー完備。くし、ドライヤーもあって快適だった。 ＮＷ２７便はほぼ定刻。最近寝不足だったので、搭乗して座っていつの間にか爆睡。機内食の配膳で目が覚めた。寝起きで頭が働かず、メニューが理解できない。とりあえず夫婦でそれぞれのものを頂いた。 機内食を食べたらまた爆睡。到着１時間前になったらなぜか目が覚めてしまって、ぼやーっとしながらバンコク・スワンナプーム国際空港に到着した。 |
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| スワンナプーム空港・今度は出発ロビーで夜明かし ２３時４０分ごろに降機。次の翌朝７時４５分発のビエンチャン行きまで７時間もある。これからどう過ごすか、考えなきゃ。 今回、スーツケースは機内持ち込み不可の大型のものにしたので、いつまでも制限区域内で過ごすわけには行かない。 まずは入国審査を受ける。たいした列の長さではないのに１人当たりにかける時間が長く、並んでから２０分ぐらいかかった。つぎにスーツケースを受け取り、到着ロビーに出てそのまま出発ロビーへあがる。 深夜２時ごろにＴＧ便のフライトがあるので、この時間（０時ごろ）でもＴＧのチェックインカウンターには係員がいた。試しに翌朝７時４５分発のＴＧ便ビエンチャン行きがチェックインできるか試したところ、「ビエンチャン行きのチェックインは朝５時から」とのことだった。すごすごと退散･･･。 出発エリアの端にある「CAT TELECOM」で、まずは暇つぶしにインターネットでもしてみる。１時間３００バーツのアクセスコードを購入し、ウェブ閲覧。好きなサッカーチームが大敗してたのを知って落胆･･･。 そのあと、ベンチに座って仮眠を取ってみる。この時間帯、ベンチで横になって本格的に寝ている人が結構いる。中には毛布や寝袋まで持参している人もいた。 自分たちは、まずスーツケースを鍵付ワイヤーでベンチにくくりつける。現金・パスポートが入ったリュックは抱えて、さらにズボンのベルトにくくりつけ、仮眠体制をとった。 実際、２時間弱仮眠できたが、パスポート入りのケースを落として慌てふためくという嫌な夢を見て目が覚めた。実際、パスポートは無事でホッとした。 このとき思ったアホなこと･･･寝袋で寝るのはどうか？ 寝袋持参で荷物がかさばってしまうが、貴重品もろとも懐にしまいこめるので、わりと安全だったりして。寝袋をきられてしまってはどうしようもないが･･･。 朝３時過ぎ、出発階の１階下にあるレストランフロアで、唯一営業していたスターバックスでカフェしながらチェックイン開始を待つ。ほかの店は朝５時から営業というところが多かった。 ４時４０分ごろに出発階に行ってみると、長い行列がちょっとずつ進んでいる。何の列だろ？と思って先頭を確認すると、ＴＧ便のチェックインカウンターの列だった。ＴＧ便は行き先・便名にかかわらず共通のカウンターなので、ビエンチャン行きもチェックインできるかな？と思って並んでみた。 チェックインの順番が来るころには朝５時を過ぎ、ビエンチャン行きのチェックインが無事できた。 |
２０分１００バーツ ４０分２００バーツ ６０分３００バーツ  ▲BKK出発ロビーで夜更かし |
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■旅行記 編 もくじ・資料／１．ビエンチャンへのルーティング考／２．／３．／４．／５．／６．／ |
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