コロニアル建築セタ・パレスに泊まる―――ビエンチャン
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| タイ国際航空ＴＧ６９０便ビエンチャン行き ＴＧ６９０便は、私たちのほかに日本人乗客が目立った。そのほとんどがビジネスで、搭乗口で名刺交換をしたり、仕事の話をしていたり。おそらくＯＤＡ関係か何かだと思う。 機内は小型機で、あまり新しくない。安全のしおりにはＢ７３７−４００と書いてあった。 ほぼ定刻で離陸。フライトは１時間なので、こんなに短くても食事は出るのだろうか？と思っていたがちゃんと出た。朝食だからサンドウィッチ、とかではなく、中華風チャーハン。味付けはあっさり目で、意外と食が進んだ。 食事が済んだら眠くて居眠り。目が覚めたらビエンチャン・ワッタイ国際空港に着陸していた。 |
 ▲乗客全員に飾り花が配られた |
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| ラオス入国 ワッタイ国際空港は、真新しい近代的な空港という印象。降機はタラップではなくボーディングブリッジだったし、トイレもきれいだった。 入国審査場の右手にはビザ申請窓口があり、西洋人が結構並んでいる。どこの国だとビザが必要なのだろうか。また、観光では不要である日本人も何人か並んでいる。長期滞在かビジネスによる入国なのかもしれない。 私たちは短期の観光目的なので、ビザは不要。実は不要となったのが今年の１月で、本当に不要なのかどうか心配だった。大使館に確認を取ったら「不要です」とのことだったのでその後安心し、結局ビザは不要ですんなりと入国できた。 荷物をターンテーブルから受け取り、到着ロビーへ出ると、あらかじめ予約しておいたホテルからの送迎スタッフが待っていた。空港に両替できる窓口があったかどうか覚えていないが、とりあえず送迎でホテルへ行って、市内で両替しようと思う。 セタパレスホテルの売りは「空港からロンドンタクシーによる送迎サービス」であるが、実際は韓国起亜製の･･･日本でいうトヨタＲＡＶ−４のような四駆車であった。到着時間が変わったのをホテルに知らせたのが２週間前だったので、アレンジできなかったのかもしれない。 |
1米ドル＝9549キープ 1米ドル＝125円ですので、1キープ＝0.013円となります。 |
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| セタパレスホテル セタパレスホテルは、フランス植民地時代の建物を改装した、いわゆるコロニアル調のホテル。国内でも指折りの高級ホテルのようだが、宿泊レートは今回１泊１室税サ込みで１１９米ドルだった。しかも朝食付き。 到着時は朝１０時前だったので、さすがにチェックインは無理かな？と思っていたが、うれしいことに部屋を用意してもらえた。手続きはウェルカムかドリンクを飲みながら行ったが、したことはパスポートの提示と鍵の受け取りだけで、宿泊カードへの記入もいつのまに手書きで書いてもらえた。 スーツケースはドアマンが部屋まで運んでくれた。普段ならチップを気にする場面なので躊躇するところだが、２階建てのこのホテルにはエレベータがない。古式のエレベータがあれば最高なんだけど･･･。とにかくこの重いスーツケースを運んでくれたので助かった。ありがたくチップを手渡す。 ロビー、廊下とも室内灯は点灯しておらず、明るい野外から入館したら薄暗く感じる。だが、これがなんともいい趣。壁は白く、階段、手すり、廊下の床は木製。歩くと板目からギシギシときしむ音が聞こえる。こんなことでも歴史を感じてしまう。別に建物が傷んでいるわけではない。 客室数は２９室と、かなりこじんまりしている。それに対し、従業員数は結構多いかな？と感じた。 今回の部屋は２階のデラックスルーム。このホテルで言えば下のランクであるが、部屋は広いほうだと思う。窓の外はPangkham通りが見える。天井は高く、壁、天井とも白亜。部屋自体に落ち着きを感じる。 調度品は、古風の机＆いす、天板がガラスのテーブル＆ソファ。ダブルベッドの四隅には木製の塔が立っている。これ、なんて言うのだろう？ チェックインして数時間後、コーヒーカップ２つとティーバック、インスタントコーヒー、それと電気ポットを持ってきてくれた。冷蔵庫の中は、ミニバーとしてコーラ350ml（2.00米ドル）、ラーオビール350ml（3.00米ドル）などがある。冷蔵庫の中の瓶詰めミネラルウォーター1000mlは無料で、毎日２本補充される。 浴衣のような寝巻き、使い捨てスリッパがあった。引き出しの衣類収納スペースはない。 テレビは、各国の国際放送が見られる。ＮＨＫワールドも視聴可能だったが、なぜか副音声の英語版でしか聴けなかった。主音声の切り替え方法が最後まで分からず･･･。ＮＨＫ以外にもＣＮＮやドイツ系、ロシア系、中華系の海外放送も豊富。なぜかＢＢＣがなかった。また、映画のサービスもなかった。 電話機はあるが、無線ＬＡＮの設備は気づかなかった。スタッフに聞いたら、ホテル内のインターネットはビジネスセンターで可能とのことで、１時間６米ドル。 そして、そういう伝統なのかしれないが、時計がなかった。寝坊しないためには時計持参が必須。 |
ないもの･･･時計  ▲四柱式のベッド  ▲一転してバスルームは近代的  ▲廊下もクラシック |
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■旅行記 編 もくじ・資料／１．／２．ラオス入国／３．／４．／５．／６．／ |
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