バンコク経由エアアジアで行く―――ヤンゴン
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| 特典航空券＋格安航空会社で行くミャンマー 東南アジア地域の未訪問国のうち、今回はミャンマーに行ってみようと思う。ミャンマーは軍事政権で、「そんなところに行って大丈夫か？」というイメージが付きまとったが、情勢は安定しているようで、わりと安全だという。そして、ヤンゴンには日航ホテルやトレーダーズホテルなど一流ホテルも進出しており、そういうところで過ごすというのものんびりしてていいんじゃないかな？ ということで、今回のスタイルは基本的にホテルステイ、街ぶら歩き、そして可能な限りパゴダ（寺院）訪問･･･としてみる。 |
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| 航空券の予約 旅程をゴールデンウィークにセットしたので、思いついた頃の半年前では、ＮＷワールドパークスによる往復２万マイル（パークセイバー）での特典航空券取得はダメだった。 で、どうしよう？ まず試してみたのがマレーシア航空利用の往復。マレーシア航空はヤンゴンまでのフライトがあるので、クアラルンプール経由ですべての旅程が特典航空券で予約が可能。しかし、日本→クアラルンプール区間が、日程をずらしても、出発地を成田、大阪、名古屋と幅を持たせても、エコノミー・ビジネスともにいっぱいだった。 次に検討したのが、バンコクまで特典航空券の往復、バンコク〜ヤンゴン間を格安航空会社のエアアジア利用、という旅程。 バンコクまでのルートで思いつくのが、往復ともＮＷ利用。だがバンコク便は常に人気で、ゴールデンウィークに２万マイルで行ける訳がない。 では、中国南方航空（ＣＺ）利用の広州経由便はどうだろう。予約自体は可能だったが、往復とも広州１泊となり、かなりもったいないスケジュールとなってしまう。 ならば、ＮＷ便とＣＺ便を組み合わせてみてはどうか？ 行きをＮＷ便のパークパス（片道２万マイル）、帰りをＣＺ便の広州経由（片道１万マイル）、としてみた。ＮＷ便はパークパスで通常の２倍マイルがかかるが、エコノミーが空いていれば予約ができ、ＣＺは通常マイルで予約できた。マイル計算は以下のとおり。 成田→バンコク ： パークパス40,000マイル÷２ バンコク→広州→成田 ： パークセイバー相当20,000マイル÷２ 合計（１人あたり） 30,000マイル ＧＷという超繁忙期で３万マイルというのは、上出来だと思う。 こんどはバンコク〜ヤンゴン間航空券の購入を検討。 同区間はタイ航空が飛んでおり、バンコク発券の航空券購入を考えてみた。バンコク発券は安いとイメージだったが、値段を調べてみると１人約８０００バーツ（約２万８０００円）で、思ったほど安くない。円安が影響しているのだろうか･･･？ じゃあ、格安航空会社として名を馳せているエアアジアはどうか？と公式webで料金検索をしてみたら、１人約１万６０００円だった。格安なので変更不可、払い戻し不可という厳しい条件もつくが、旅行を変更するつもりはないし、これで予約してしまおう！ 自身としては、ジェットスター・アジア航空に続いて２度目のアジア系格安航空会社の利用。ちゃんと時間通りに飛んでくれるかな？ |
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| ミャンマーのビザ取得 ミャンマー訪問には、ビザが必要。 ビザ取得には、申請書のほかに「Report of Arrival（到着報告？）」なる、なんだかよく分からない書類も必要。「こんな人が入国しますよー」ってな書類なのだろうか。 東京・北品川の大使館に申請しに行き、約１週間後できあがりをまた受け取りに行った。シール式のビザが貼られている他に、Ａ４判、Ａ５判の紙が２枚、パスポートにホチキス留めしてある。よく見たらビザ申請書とreport of Arrivalの２枚で、大使館のハンコ、サインが書かれて戻ってきた。ミャンマー入国時に必要なのだろうけど、なんだか邪魔だなあ。きっちり折っていないので、はみ出まくりなんだよね･･･。 |
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| ノースウエスト航空ＮＷ２７便バンコク行き 行きの行程は、成田を夕方に発ってバンコクに深夜０時ごろ到着。その日の朝７時発のエアアジア便でヤンゴンへと乗り継ぐ。バンコクの空港内で５〜６時間程度過ごすことになるが、ノボテル空港ホテルは１室約２万円とかなり高額で、空港内トランジットホテルも１室２２００バーツ（約７７００円）と、決して安くない。だったら、去年９月のアンコールワット旅行のときのように、空港内のカフェで過ごしちゃおうか？と相成った。 出発当日。この日は午後からの大雨強風の影響なのか、ＮＷはどの便も遅れまくり。バンコク便も定刻１８時４０分発だったのが２０時２０分発に変更となった。しかもゲートも変更。やりくりが大変そうな感じ。自分としては、バンコク空港内で宿無し夜明かしをする時間が短くなるので、ちょうどよかった。 出発ゲート前のベンチでひたすら搭乗を待ち、やっと離陸。結局、飛んだのは２０時５０分ごろだった。 ２時間遅延ということは、機内での食事も遅れているということで、すごくお腹が空いた。機内食の食べる時間が早いこと！ 今回は「チキン＆ヌードル」または「フィッシュ＆ライス」で、「チキン」の方は焼きそばではなく、焼きビーフンだった。自分自身、機内でビーフンは初めてじゃないかな？ 中華風の味付けでおいしかった。 |
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| バンコク・スワンナプーム国際空港で暇つぶし バンコク到着は現地時間で深夜１時３０分。エアアジアのチェックインが始まるであろう朝５時ごろまでは、トランジットエリア（制限区域内）で過ごしたい。新空港なのでとにかく広く、でも位置看板などはほとんど立っておらず、アバウトな無料のガイド地図を頼りにひたすら歩き回った。 まず行ってみたのが「Day Room」。安ければ部屋を借りて横になりたい･･･と思っていたが、事前入手の情報どおり６時間で２２００バーツ。でもDay Room内にカフェがあり、カフェだけでも利用可能だというので、１時間半ほどお世話になった。コーヒー１杯１００バーツ（３５０円）、ゆったり座れるソファはなかったけど、どうにか時間をつぶせた。 朝４時ごろになったので、そろそろ入国してみる。 入国審査に向かったがこのあたりはどこもサービス外で、係員が「どうしたの？」と声をかけてきた。「トランジットで入国したいんだけど」というと「あと２時間でフライトなのに入国ですか？このまま中にいるべき」という。「でも、入国してエアアジアのチェックインをしないと･･･」「トランジットカウンターでできるじゃないか、入国はできないよ」「･･･。」 トランジットカウンターは、エアアジアの場合カウンタに名前もないし、できないものと思っていた。エアアジアは点と点を結ぶだけで乗り継ぎの概念がなく、出国後の出発ロビーでしかできないものと･･･。だけど入国係員がそういうなら、トランジットカウンターで尋ねてみよう。 ずいぶん歩いてトランジットカウンターにたどり着く。そして聞いてみた。「はぁあ？あいどんのー！」 まさにこんな感じで言われた･･･。やっぱ入国して出発ロビーに行こう！ さっきとは別の入国審査エリアで係員のいるブースにまっすぐ出向くと、こんどは問題なく入国完了。すぐエスカレータで出発ロビーにのぼり、Ｅカウンタでチェックイン。この時間帯は各地に向かうエアアジア便のフライトが多くあり、便名ごとに列が決められていた。 カウンタでは、パスポートと自宅で印刷してきた予約確認書を提出。搭乗券ははやり感熱式のレシートタイプだった。チェックインのとき、係員はミャンマーのビザを確認していた。 再入国して気づいたが、エアアジアの予約確認書をさっきのカウンタに渡したまま返してもらうのを忘れてしまった。予備の１枚を持ってきててよかった･･･。 |
 ▲Day Room内のカフェで夜明かし |
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■旅行記 編 もくじ・資料／１．ＧＷを無料航空券で飛ぶには？／２．／３．／４．／５． |
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