北緯78度・24時間真っ暗闇の最北の街―――スヴァールバル諸島
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北緯78度・24時間真っ暗闇の最北の街―――スヴァールバル諸島
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| スヴァールバル諸島ロングヤービーエン Longyearbyen, Svalbard Islands | ||||
| 地球儀で見てみると、とんでもなく北に位置するノルウェー領スヴァールバル諸島。最大の街、ロングヤービーエンは北緯78度12分に位置し、定期便で行ける"街"としては最北、といわれています。 真夏に行けば２４時間真っ昼間の世界「白夜」を経験でき、この時期に訪れる旅行者も少なくありません。が、今回あえて真冬の訪問を選びました。真冬のここは２４時間真っ暗の「極夜」。お昼でも真っ暗の不思議な世界、どういう過ごし方になってしまうのだろう･･･？ 厳しい最北の世界は、いろいろ興味が尽きません。 |
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| スヴァールバル諸島へのアクセス Access to Svalbard |
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北極に最も近い街･･･そう聞くと、なんだか行きにくい印象がありますが、スヴァールバル諸島はノルウェー領、しかも内地扱いで、定期便もちゃんとスカンジナビア航空というメガ・キャリアが就航しています。観光に、業務に、研究に、里帰りにと利用されていることでしょう。 １番目と２番目の写真は、オスロ発の飛行機が途中で寄港するトロムソを機内から撮ったものです。正午近くというのにこの薄暗さ、街は思ったより大きく、オレンジ色の光で包まれていました。 （この２枚はフィルムで撮影したものをスキャニングました） |
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| ３番目の写真は、寄港地であるトロムソ空港（Tromsø Lufthavn）の待合室です。 極北の空港と言うことでちっぽけなイメージがあったのですが、構内は真新しくてわりと大きく、カフェやKioskも営業していました。 |
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| ４番目の写真は、トロムソ空港を離陸してすぐの様子です。トロムソを発った機体はしばらくフィヨルド状の沿岸部を沿うように北進し、やがてスカンジナビア半島から離れます。そして、いよいよポツンと浮かぶスヴァールバル諸島に向けて真っ暗な海上を飛び続けます。 |  |
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| SK4412便はオスロを夜がやっと明けた９時３０分ごろ出発、薄暗いトロムソに寄港し、いよいよ２４時間真っ暗闇のスヴァールバル諸島に向かいます。 ４番目の写真は、トロムソとロングヤービーエンの中間点あたりでしょうか。真冬の旅行ですと、この機内で明るい空とは暫しお別れです。 ここから先、極北に浮かぶ島に着陸することに奇妙な感じを受けました。 |
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１４時前にロングヤービーエン空港に着陸！ １４時といったら北極圏のボーダー（北緯66度33分）あたりでも十分暗いのですが、これから５日間、昼も夜も真っ暗な世界を経験します。 １番目の写真は、真っ白な滑走路に着陸したSK4412便です。 |
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２枚目の写真は、飛行機からタラップで降りて、空港ターミナルへ向かうところです。 ターミナルまでは雪がうっすら積もっているので、寒いけど急ぎ足にならないように･･･。 写真では潰れていますが、「到着」を表す標識が、ノルウェー語、英語、そしてロシア語が併記されています。歴史的にロシアとも関係深いスヴァールバル諸島に来た実感が湧きました。 |
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３枚目の写真は、ターミナルに入ってすぐの所です。いきなりホッキョクグマ（の剥製）がお出迎えです。街を歩いていて、出会いませんように･･･！ ターンテーブル、チェックインカウンター（奥）、送迎エリアが同一空間で、単純な構造のようです。 |
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