満州時代の建物を巡る旅―――大連
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満州時代の建物を巡る旅―――大連
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| 中山広場（旧大広場）沿いの建物 Buildings along Zhongshan Square |
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大正９年（１９２０年）の竣工（※竣工年は諸説あり）で、現在は大連郵政局庁舎として利用されています。 上の写真は、中山広場から撮影したものです。正面から取ろうとすると木が被ってしまいましたので、斜めから。 下の写真は、建物前の近景です。人の出入りが少ないせいか、建物前はちょっと寂しく感じました。 （説明プレート）
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大正９年（１９２０年）の竣工で、日本統治時代の朝鮮における中央銀行の大連支店でした。現在は中国人民銀行大連市分行として利用されています。 上の写真は、中山広場から撮影したものです。 下の写真は、建物前の近景です。ルネサンス様式が特徴です。 （説明プレート）
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明治４１年（１９０８年）の竣工で、中山広場沿いの近代建築物としては最も古い建物です。当時の大連警察署（竣工時は民政署）で、現在は用途不明ながら、シティバンクの支店が入居していました。 上の写真は、中山広場から撮影したものです。 真ん中の写真は、建物前の近景です。レンガ造りと時計台が特徴的。「本当に日本人が設計したの？」と思うぐらい異色の外観です。 下の写真は、中山広場からライトアップ時の様子です。 （説明プレート）
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大正３年（１９１４年）の竣工で、当時は南満州鉄道の直営ホテルとして建てられ、多くの迎賓を迎えるなどまさに旧満州の格式高い代表的なホテルとして存在していました。外観はルネサンス様式で、内装も風格があります。 戦後は経営こそ満鉄から経営が変わりましたが、いまも大連賓館という名のホテルとして立派に営業されております。 上の写真は、中山広場から撮影したものです。当時も今も重厚な趣という感じがします。 下の写真は、建物前の近景です。 （説明プレート）
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大正８年（１９１９年）の竣工で、現在は中国工商銀行大連市分行として使われています。 夜間はライトアップされますが、グリーンとか、あまり建物に似合わない配色でした。 上の写真は、中山広場から撮影したものです。当時の市庁舎らしく、中山広場沿いの中では最も堂々とした外観だと思いました。中央の塔は祇園際の山車をモチーフにしているそうです。 下の写真は、建物前の近景です。 （説明プレート）
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昭和１０年（１９３５年）の竣工で、戦後は中国共産党大連市委員会庁舎を経て、現在は中国交通銀行大連分行として使われています。 東洋拓殖とは、植民地事業を進めることを目的として設立された国策会社で、「東洋拓殖株式会社法」という法律により設立されたものです。 上の写真は、中山広場から撮影したものです。他の近代建築群とはちょっと時代が違うかな？という印象です。 下の写真は、建物前の近景です。中山広場に面している建物としては昭和１０年竣工と比較的新しく、１階部分の連続したアーチ窓は、米商業建築の影響を受けているのだそうです。 （説明プレート）
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明治４３年（１９１０年）の竣工で、１９１２年の中華民国設立前は、大清銀行として設立され、のちに中国銀行と改称されました。現在は中信銀行大連分行として使われています。 上の写真は、中山広場から撮影したものです。中央の尖塔屋根はフランスのマンサール屋根の様式を取り入れています。 下の写真は、建物前の近景です。 （説明プレート）
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中山広場から撮影した上の写真のように、どことなく周辺の建物にもマッチした風格ある近代建築物のような気がしますが、ガイドブックではほとんど紹介されていません。どうやら竣工は１９５１年あたりだそうで、戦後の建物ということです。 下の写真は、建物前の近景です。 （説明プレート）
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明治４２年（１９０９年）の竣工で、現在は中国銀行遼寧省分行として使われています。 横浜正金（しょうきん）銀行は貿易金融、外国為替に特化した特殊銀行で、戦前は国際金融面で国を支えるなどしました。終戦時、GHQにより解体、精算されています。 上の写真は、中山広場から撮影したものです。中山広場の近代建築群の中ではもっとも印象的な風格で、後期ルネサンス様式、大連では珍しいバロック式ドームが特徴です。 真ん中の写真は、隣の人民文化倶楽部建物前から撮影したものです。 下の写真は、中山広場から撮影したライトアップ時の様子です。背後のビルの派手さもあわせて、自然体でないというか･･･何だか異質な感じがしました。 （説明プレート）
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