満州時代の建物を巡る旅―――大連
|
| TRAVELS | |
| pooske♪旅行記 |
満州時代の建物を巡る旅―――大連
|
| 中山広場（旧大広場）周辺の建物 Buildings around Zhongshan Square |
|||||||||
|
|||||||||
| 天津街・上海路付近 Tianjin Gie & Shanghai Lu St. |
|||||||||
私たちが宿泊したエクスプレス・バイ・ホリデイインの隣にあり、立地的にも便利なので宿泊しようか迷ったホテルです。 昭和５年（１９３０年）の竣工で、満州時代に遼東ホテルとして開業、いまでも大連飯店として営業を続けています。 ただ、中に入ってみると薄暗く、本当に営業しているの？と思うくらい閑散としていました。 上の写真は、外観です。１階はロビーと地元のスーパーマーケットがありました。 （説明プレートは未確認） |
 |
||||||||
昭和５年（１９３０年）の竣工で、上海路沿いの旧遼東ホテル付近にあります。満州時代は交通銀行、現在は大連銀行の支店として使用されています。交通銀行は、日本統治時代の台湾に本店を置く銀行でした。 上の写真は、外観です。どのガイドブックにも載っておらず、たまたま見かけました。 （説明プレート）
|
 |
||||||||
| 解放路・魯迅路付近 Jiefang Lu St. & Lu Xun Lu St. |
|||||||||
| この付近は旧南満州鉄道（満鉄）本社をはじめ、満鉄関連施設が多数存在していたエリアで、それらの建物の多くはいまでも利用されています。 |
|||||||||
旧満鉄大連医院は明治40年（１９０７年）に設立され、現存する建物は大正１５年（１９２６年）竣工のようです。 上の写真は、医院の正面から撮影したものです。医院といっても規模は敷地が広く、研究機関も備える総合病院です。 下の写真は、中山広場から解放路の向こうにある医院を撮影したものです。中山広場から見る医院の建物は堂々としており、インパクトを感じました。 （説明プレートは未確認） |
 |
||||||||
 |
|||||||||
本はロシアが学校として建設中だったものを満鉄本社として明治４１年（１９０８年）改修。以後、満州国発展の中核を担うようになります。 現在は、大連の鉄道管理局として使用されています。 上の写真は、コの字型をした建物の、右側の近景です。 下の写真は、中庭付近から撮影したものです。 （説明プレートは未確認） |
 |
||||||||
 |
|||||||||
魯迅路を挟んだ、旧満鉄本社建物の向かいに位置しています。満鉄専用の図書館があったと言うことは、当時から相当な技術力だったのでしょう。建物の竣工年は不明でした。 現在は、大連図書館魯迅路分館として使用されています。 上の写真は、魯迅路から撮影した近景です。 下の写真は、旧満鉄図書館の隣にあった建物を撮してみました。この建物の生い立ち、建築年、現在の用途などは不明ですが、ひょっとしたら満鉄関連の建物なのでしょうか。 （説明プレートは未確認） |
 |
||||||||
 |
|||||||||
満鉄本社の付近には、満鉄関連の施設、新聞社などが点在していました。市電が通るの世紀路もまた、そのような建物があったらしいです。ガイドブックには特に記載がないため、現在の用途などは不明ですが、満州時代の建物に間違いありません。 写真は、当時を偲ばせる建物群を撮影したものです。残念ながら、建物だけ現存して廃墟となっているものも少なくありません。 |
 |
||||||||
|
|
