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pooske旅行記

苦し紛れの珍ルート・広州経由で行く―――シンガポール
5日間(H17.-9.21〜25)

■旅行記 編
もくじ・資料1.やっと取れた特典航空券2.3.4.5.6.


今年のシンガポール訪問はちょっと違う
 いつもなら、クリスマスライトアップ目当てで毎年11月後半に行くシンガポール。でも今年は年始にノルウェーに行くし、この時期(11月)はちょっと休みづらい。ライトアップは諦めるとしても、シンガポールには行きたいので、9月後半に行くことにした。

 最近、東京−シンガポール線は無料航空券でビジネスクラスを予約することが難しくなった。大型機のB747型機から中型のA330型機に変わり、座席数が減ったのが影響しているらしい。昨年も行きだけは利用できたが帰りは満席だったし。
 ダメモトで調べてみると、9/21出発分だけは2名空いている! ただし帰りはビジネスはおろか、エコノミーも空いていない。とりあえず滅多ないチャンスの往路だけビジネスを押さえるとして、復路はどうしよう?と考えた。

(1)マレーシア航空利用(クアラルンプール経由)成田行き
(2)ガルーダインドネシア航空利用(バリ島経由)成田行き
(3)中国南方航空利用(広州経由)成田行き

 優先順位としてはこんな感じかな。
 早速、NWに電話。(1)は時間のロスがあまりないし、クアラルンプールのラウンジ利用は結構楽しい。でもクアラルンプール→東京行きが2便とも空席なし。
 (2)は、(3)よりはいいかな?ということで考えたが、これも空席なし。
 で、(3)の中国南方航空。未知の航空会社だし、中国経由というのはちょっと抵抗がある。最近になって観光による中国入国にビザは不要になったが、中国経由はあまりポピュラーではない。でも「空いている」とのこと。えーい、この際だから予約しちゃえ!

 広州経由の場合、現地で1泊が必要となり、シンガポール滞在が1日減ってしまう。まあその分、広州で滞在できるから、まあいいや。
 問題は、「どう1泊しよう?」ということ。広州白雲国際空港は昨年(2004年)に移転、新規開港したのだが、近くにホテルはあるのか?とか、市内への交通手段は?とかの情報がぜーんぜんない。ガイドブックもこの新情報に対応し切れていないし、インターネットによる情報もない。新空港の公式ホームページも探せなかった。中国経由って、情報の少なさに何かと苦労しそう・・・。

 旧空港の近くにはホテルがあるが、新空港近くにはない模様。市内に出て泊まるしかない。でも市内に出る手段が全く不明。もちろんタクシーはあるが、どちらかというと空港リムジンバスで向かいたい。いろいろ調べた結果、公式ページではないものの「空港リムジンバスは市内行きに4系統あり、有名ホテル前に停車する」という情報を入手した。これをあてにするしかないかなあ。

 ということで、行程は決まった。往路はNW直行便、復路は広州経由便の中国南方航空(CZ)利用。なお、広州→成田線はNW便も空いていたが、B757型機のビジネスクラスは国内線仕様っぽくてあまりよくないという話なので、全区間CZ便にした。


メモ 中国南方航空について
 NWワールドパークスは、中国南方航空(CZ)とマイレージで提携しました。アジア域内ならNWもCZも2万マイルから無料航空券で旅行できます。今のところ(H17.11現在)、ピーク時でも予約は取りやすいようです。
 CZは本拠地の広州のほか、沈陽、北京、上海の各都市をハブとして運航しています。また、日本の地方空港発の路線も多いことが特徴で、H17.11現在、成田、関空、中部の3大空港の他、札幌、仙台、新潟、富山、広島、福岡からも運航しています。
シンガポール&広州のホテル選び
 次に滞在先。いつもならヒルトン系かシェラトン系を選ぶところだが、この時期はなぜか軒並み1泊250Sドル(税サ込みだと約19,500円)を超える。いつもなら180Sドル程度で泊まれるのに、9月は高いのかな。安いと言われるホリデイインも220Sドル(税サ込みで約17,000円)もする。

 もうちょっと安い、中級クラスのホテルを探してみる。すると、クラリオン系列のランデブーホテルがルームチャージ144Sドル(税サ込みで約11,000円)で見つかった。MRTドービーゴート駅から徒歩圏内だし、一応チェーンホテルだし、今回は試しにここにしてみようかな。

 広州は、チェーンホテルが少ないが、ホリデイイン系とマリオット系(中国大酒店)がある。ホリデイイン・シティセンターは広州駅、市中心部の珠江いずれからも離れているが、郊外にあるわけではないし、国営デパート広州友誼商店が徒歩圏内。周辺には花園酒店もあるし、立地的にわりと賑やかではないだろうか。そして何より値段が手頃。440元(税サ込みで約7,300円)は安い。
 ホリデイインのアクセスは、謎の空港リムジンが停車するらしい。これは便利。広州はここに決定!


NW5便シンガポール行き
 今回はビジネスクラス利用。ラウンジにも機内にも日本語の雑誌ぐらいはあるだろうと思って買わなかったが、どちらにも置いていなかった・・・。陶器の小さなお椀に盛られるナッツ類、食っても食っても盛られるわんこそば状態、あれ好きだったんだけど、これも袋詰めのあられに取って代わった・・・。経費節減なんだろうかねえ。
 でも食事は美味しかった。トーストとともに葉っぱに巻かれたご飯ももらえ、満足。

 機内では寝てるか、パーソナルビデオシステムのゲームをしているかだった。「上海」は、何度やってもクリアできず、ふて寝・・・。

 搭乗してから離陸するまで1時間近く掛かったが、到着は予定よりも30分早く、0時30分にシンガポール・チャンギ国際空港に到着した。

▲「サーモンのオーブン焼き」

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