クルーズフェリー飛龍２１で行く―――高雄・台南・台北・那覇・石垣
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| はじめに 今回の旅行は、沖縄＋台湾旅行。 ４７都道府県のうち、沖縄だけはまだ行ったことがなかったが、東京の友人が技術協力かなにかで２年ほど沖縄に滞在して、まさに絶好の機会。 ＮＷのワールドパークスでは、現在日本航空の国内線を特典旅行として利用できる。でも日航は来年にも航空連合ワンワールドへの加盟を表明しており、航空連合がまったく異なるＮＷと日航の提携はいつまで続くか分からない。私見では、そのうちＮＷのマイルで日航の国内線が利用できなくなるときが来ると思っている。羽田−沖縄便は１万５０００マイルで利用でき、提携しているうちにマイルで飛んでみたかった。 それと、台湾行きの動機は、台湾へは沖縄からフェリーで渡ってみたかったから。有村産業運航のフェリーがなかなかいいらしい。近頃はフェリーの旅にも興味があって（国内では結構使い始めている）、船内でのんびり過ごしてみたかった。行きはフェリー、帰りは中華航空で沖縄に戻ってくるプランとした。 滞在日数５日間と短い中で沖縄と台湾は欲張りかもしれないけど、あまり休めないし、沖縄は人に会うのが主目的。両方それなりに満足できる日程を組んでみた。 ＮＷのマイルを使った日航国内線の予約。特に羽田−沖縄線は大人気で、予約開始可能日（２ヶ月前）の初日から希望の便が取れなかった。帰りの便は連休最終日のため全く取れず、１日延ばして予約を入れた。 行きは希望の日は取れたが、朝便は満席で昼の便となった。 |
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| 日本航空ＪＬ１９２３便沖縄那覇行き 10/6。ＮＷの特典航空券ではあるが、当日クラスＪへの変更は、座席が空いていれば可能なので、日航のカウンターで申し込む。そのときは一杯でキャンセル待ちのみ受付となり、どれくらいの待ちがいるか聞くと「２３人待ち」とのこと。すでにチェックインも進んでいるようだし、「かなり厳しそう」と言われていた。 結局のところはキャンセル待ちエリアで自分の番号が呼ばれ、めでたくクラスＪへ。搭乗前に１０００円支払い、機内へ。 機材は、時刻表にはＢ７４７−４００型機とあったが、実際にはＢ７７７−３００型機。自分の座席はクラスＪ最後列で、その後ろが仕切りもなくいきなり一般席だった。 寝不足のため寝まくったらあっという間に那覇到着。アナウンスでは「１０分遅れ」とのことだった。 那覇空港は、大型便が発着する割にはターンテーブルが小さい気がする。そのせいか、自分の預け荷物がなかなか出てこなかった。 |
 ▲那覇市内の様子 |
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| 那覇市内観光と首里城の宴 空港から、仕事で沖縄在住の友人と車で首里城へ。１６時頃到着したら、駐車場係員のおじさんが「祭りの準備でいまから１８時まで園内が閉まっている。改めて来た方がいい」という。「祭りって、何だろうね？」といいながら、また来ることにした。 一旦部屋に戻って、荷物を置いて、今度はモノレールと路線バスを乗り継いで再び首里城へ。モノレールは夕方からの活動だけど５００円の１日乗車券を購入。首里城最寄りの首里駅まで片道２９０円なので、往復するだけでも元が取れてしまう。なんて安いんだろう。 通常、首里城域内に入る場合は有料（大人８００円）のところ、今日のような「中秋の宴」のときは無料だという。まずはバス停から案内に沿って正殿を目指す。いくつかの門をくぐり、坂を上り、正殿のある御庭に入る最後の門、奉神門にたどり着く。宴は正殿前の御庭で行われ、開演前なのでまだ門は閉ざされている。 「あ、そういえば守礼門は？」 ２０００円札のデザインにもなっているし、見ておきたかった。手元のパンフを見てみると、さっき何気なしに撮影した門が守礼門だった。全然目立たないのね･･･。帰りにこの目でもう一度！ もう真っ暗だろうけど。 開場時間が来ると、門が一斉に開いた。大勢の見物客と一緒に入場してみると、御庭にはたくさんのパイプ椅子が並んでいた。とりあえず座って開演を待つと、なんだか雨が降ってきた。そしてこれから公演と言うときに、すげー土砂降り！ 演目は一時中断され、雨宿り。南殿・番所が雨宿りのため開放され、展示品を眺めながら雨が治まるのを待った。 ３０分ぐらい？で雨は止み、公演再開。空の雲の動きは速く、それでも満月がたまに顔を出す。正殿を背にして映る満月はきれいだった。 最後までいたかったが、演目の3/2が過ぎたところで中座し、市内に向かった。 宴が終わるとゆいレールで県庁前駅下車、国際通り近くの沖縄料理店で飲み会。豚足、ゴーヤを味わう。これらは食べたことがなかったが、なかなかいけるでないの。もちろん、豚の角煮、沖縄そば、そしてオリオンビールも欠かさず頂いた。 |
 ▲いつの間にかくぐってた守礼門  ▲中秋の宴の演舞前 |
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| 日本トランスオーシャン航空ＮＵ６０５便石垣行き 翌日の10/7は朝から出発。那覇には10/9にまた戻って１泊する予定。確かに滞在時間は短いけど、首里城に行けたし、料理も味わえたし、それなりに満足している。 空港までは親切にも車で送迎してくれた。出発の掲示板によるとＮＵ６０５便は満席で、搭乗してみたら本当に空席が見あたらなかった。高校生？ぐらいの、きっと運動部の試合の帰りと思われる一団さんが乗り合わせていて、結構需要高いんだなあ、と思う。それに、石垣空港は滑走路が短く、小型ジェット機しか就航できないと聞く。環境問題をクリアして、新空港を早く整備できればいいのだけど。 このように地元の足のように使われている路線でも、観光客向けへのアナウンスが考慮されており、先島諸島の島々の上空と飛ぶたびに「右手に○○島が見え･･･」と機内放送を通じて案内してくれた。 朝早くて眠かったが、天気がよく、窓側に座れたので、移りゆく景色を眺めているだけでも飽きなかった。 |
 ▲那覇空港で食べた沖縄そば |
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■旅行記 編 もくじ・資料／１．沖縄初上陸！那覇市内観光／２．／３．／４．／５．／６． |
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