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フェリー釜関で行くGW釜山
5日間(H12.-5.-1〜-5)

もくじ・資料1.2.トンデモMD87型機3.4.5.6.


羽田発北九州行きJAS343便
 横浜YCATには、朝7時30分頃に到着。一応GW期間中だし、道路も混雑すると思って余裕を持って来たのだが、首都高速湾岸線はスイスイ。

 8時30分にJASカウンターでチェックイン。この時期なのに、なぜかJASもJALもカウンターは空いている。ANAはどうか?と思って行ってみたら、こちらは手荷物検査の行列が建物の入口まで長〜くできていた。

 JAS343便北九州行きは、バスで搭乗する。搭乗時間までバスラウンジで待機。バスラウンジといっても飲み物が無料で給仕される訳ではないが、ここは新聞が多数置いてあって、程良く暇が潰せる穴場的スペース。
 10時25分には搭乗できる予定だったが、「使用機材の到着が遅れているため...」とアナウンス。10分搭乗が遅れるらしい。

 搭乗時、後ろに並んでいる人のチケットを見たら、私たちと同じ1万0700円の「売出日割引」だった。結構、この手の割引制度を利用している人は多いんだな、と思った。

 チケットを切ってもらった後、バスに乗って飛行機に向かったのだが、「さて降りるぞ」というとき、待った!が掛かった。整備の人がバスのマイクに手が伸びて「機材に不具合があり云々...」。
 目の前に搭乗する飛行機があるのに、バスの中で約10分待ちぼうけ。MD87型機をせっせと再整備している姿が覗けてしまう。
 こんな状態で待たされているわけだから、文句の1つもでるかな?と思っていたが、意外と乗客から文句はでていなかった。こういう遅れは日常なんだし、不具合のまま飛ばされるよりもいいからね。
 ただ、エンジンのあたりいじっているのを直に見せられると、あまりいい感じはしないような...。

 そんなこんなで搭乗。
 MD87型機は初めて。エントランスが木目調でシックな感じがして、なかなか好きな内装。
 この機材は通路が1つしかなく、トイレも後方にしかないため、前方に座っている人は、ドリンクサービス時にトイレに行けないのかつらいところ。混雑していると、結構長い時間かかってしまう。
 この機材は、前方に座っている分には静か。ただ、後方にはエンジンが真横に鎮座しているのでちょっとうるさい。

 そういえば、ドリンクサービス中、シートベルトをしてない人に締めるよう促していた。日本の航空会社なのに意外な感じがしたが、これはいいことだと思う。他の日系2社はあまり搭乗経験がないけど、どうかな?
 利用状況は、7〜8割といったところ。

 結局、30分遅れで北九州に到着。乗務員はしきりに、遅れたことをわびていたが、30分なので飛行機としては許容範囲だろう。

 今、JASの東京−北九州線は「北九州空港ジェット化9周年」ボーナスマイルとして100マイル追加算される。なんで9周年なんて半端な数字???と思ったが、どうも「9周年=九州」ということらしい。ははは。次は19周年に何かやってくれるか?と思いきや、新北九州空港は2005年を目指して沖合に建設中とのこと。
 それはそれとして、目的地は下関なので、たまたまキャンペーンと合致して良かった。



▲下関港国際ターミナル
北九州空港から下関港へ
 小倉駅前まで行く西鉄の空港バス(青&白色)は、飛行機の到着に合わせて発車する。空港構内の案内には「到着10分後に出発します」とあるが、何せ小さな空港なので、乗り遅れについてはさほど心配はいらない。実際「みんな集まったかな?」という感じで、あたかも修学旅行バスのように発車していった。

 空港を出発したと思ったら、間もなくJR下曽根駅前に到着。「へえ、ここで降りてもいいんだ」と思ったが、日豊本線の列車本数が分からない、というか少なそうなので、やめておく。(あとで調べたら、下曽根〜小倉間はこの時間、1時間に4本の列車があった)
 途中、急行バス並に停車して、市街地を経由して小倉駅を目指す。今の時間帯なら道路は比較的すいているようだが、時間帯が悪ければ渋滞もするのでは?と思わせる道路なので、臨機応変にJR下曽根駅を利用するのもテかな、と思う。
 空港から終点の小倉駅前までは40分ぐらいで、1人340円。JR下曽根駅までなら180円。いずれも整理券方式の後払いだ。
 
 小倉駅からは、13時52分発下関行きに乗ることができた。関門海底トンネルを通って、20分後に下関到着。
 下関駅の構内で駅ソバを食べて、下関港に向かう。時刻表によると、駅から港までは徒歩5分とある。構内の案内地図を見たものの、どうも分かりづらい。「こっちかな?」と思って適当にしばらく歩いてみたものの、さっぱり分からない。そこで商店の人に聞いてみたら、「駅の反対側ですよ」。
 どうりで分からないハズだ。下関駅前は片方の出口しかないと思っていて、「県内で最大の都市な割にはずいぶん何にもないなぁ」と思っていたが、港のある出口はもう片方の、開けた駅前側であった。駅前通りを歩くとすぐ、右側に国際旅客ターミナルか見えた。

 結局、ターミナル着は15時00分。チケットには「チェックインは15時30分までにお済ませ下さい」と書いてある。歩けばすぐなのに、ちょうど良い時間となってしまった。
 ちなみにこの距離なら、大きなスーツケースでも歩いて行ける。

もくじ・資料1.2.トンデモMD87型機3.4.5.6.

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