格安５万６０００円で行くトロント・ナイアガラ・ＮＹ
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| トロント市内観光〜トロントアイランド ４日目は、トロント→ニューヨークの移動日。しかしニューアーク行きのコンチネンタル便は１７時発に設定しているので、それまではのんびりできる。そこで、オンタリオ湖に浮かぶトロントアイランドに行くことにした。この島は船で１０分という近さで便数も多そうだし、対岸から見えるトロント摩天楼もきれいそうだったので、今日みたいな日にはもってこいだ。ただし、さっきから天気が悪い。船着き場に着いた頃には雨がポツリと降ってきてしまった。 船着き場は私たちが泊まったウェスティンの直下。ここまでは傘ナシでもちょこっと濡れるだけで済む。 島に行くにも行き先が３つある。そのうちHANLAN'S行きはおそらく空港島行きで、何もなさそうなのでパス。残りのワード行きとセンター行きを比べると、センター行きの方が便数が多い（３０分間隔）ので、とりあえずセンターに行くことにした。 船に揺られて約１０分。センターに降りた人々の多くは観光客っぽい。それと、子連れが目立つ。皆それぞれ案内看板も見ずに八方歩いていった。ガイドブックによると、ここでは「サイクリングもできるトロント市民の憩いの場」なんだそうな。案内図で確認すると、遊園地らしきイラストも描いてある。 さて、私たちは？ 雨はちょっと強くなってきたし、何かをするというわけには行かなくなった。景色も霞んでしまって対岸の摩天楼も迫力なし。「あー、こんな風景絵はがきで見たことある」と思う程度。結局、出店でホットドッグを食べて帰るに至った。 とまあ、こんな島だったけど、夜に行くといい景色が見られるかもしれない、とフォローしておく。私たちが行ったときが悪かったんだ、きっと．．．。 島から戻り、チェックアウトを済ませてウェスティンを後にする。車に乗ったときにはすっかり雨はやんでいた。 |
 ▲トロントアイランドの案内図 |
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| トロント空港の米国行きターミナル ホテルから空港へ向かう。市街地からヤング通り（Yonge St.）を真北に縦断し、ハイウェイにアクセスした。市街地から北に行くにつれて街並みはローカルっぽくなったが、トロントの普段の顔も見えたような気がする。途中、「雑貨屋通り」と名付けたい程のおしゃれな店が並ぶ区間があって、雑貨大好きの妻は大いに気に入っていた。 空港地下構内でレンタカー会社「National」のサインを頼りに、ナショナルレンタカー窓口前まで辿り着く。車のボディチェックを軽く受けて、無事に解放。ガソリンは「何走行キロにつき何ドル」というプランにしたので、スタンドには寄らなかった。 トロント・ピアソン空港は３つのカウンターに分かれている。国内線と国際線と、アメリカ行き路線だ。私たちはこれからニューアークに行くので、アメリカ行き路線カウンターで手続きをする。それにしても「なぜアメリカ行きが別なの？」。チェックイン後の入口まで専用だ。 さて、ずいぶん前からＮＷとコンチネンタル航空（ＣＯ）が提携に合意、というニュースが発表されている。あとはマイルが相互加算されるのみ、という状況まで来ているのだが、出発前にＮＷに問い合わせたら、「まだＣＯ便の加算はできません」と言われていた。 そこで、カウンターでチェックイン時に、試しに「加算できますか？」ワールドパークスの会員証を出してみた。そうしたら窓口氏は「パートナーなので加算できますよ」と、なんとワールドパークスの会員番号を端末に打ち込んでいるではないか。まあ、ダメモトなので加算されないとは思うが、ちょっと期待してみようか。（注：平成１１年６月現在加算されていない／現在はＣＯとＮＷでマイルは相互加算可能） チェックイン後、アメリカ路線専用の入口を抜けると、なんとそこにはアメリカ合衆国のイミグレーションが鎮座していた。ここを通過すれば、飛行機に乗る前からもうアメリカ入国。なるほど、こうすれば到着時は国内線と同じ扱いだ。 イミグレ前の免税店でウィンドウショッピングをしたあと、やる気のない入官女史に適当にスタンプ押されて（こっちが黙っていればスタンプなしになるところだった）、カナダにいながらアメリカ（再）入国を果たす。 コンチネンタル航空１１６９便ニューアーク行きは１時間遅れでトロントをあとにした。 |
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| ＣＯのハブ、ニューアーク空港 ＣＯ１１６９便はトロント発ニューアーク行きなので一応国際線なのだが、すでにアメリカ入国を済ませているのでなんだか国内線に乗っているよう。機材も小型のＢ７３７だし。 離陸した途端に居眠りをしてしまってドリンクサービスを受けられなかったので、何か持ってきてもらおうとしたら、ものすご〜く怪訝な顔をされた。そして、もらったと同時に機体が降下。着陸態勢寸前だったのね。 まるで国内線と変わらない状況でニューアーク空港に降り立てば、あとはホテルに向かうだけ。今日泊まるホテルはマリオット・ニューアークエアポートで、空港構内にあるというので利用することにした。それと、夜ニューヨークに向かうのは怖いし。構内と言ってもターミナルと直結しているのではなく、ドーナツ状のターミナルビルのど真ん中に離れてポツンと建っている。ホテルに行くにはシャトルバスに乗る必要がある。 しかし、そのシャトルバスの乗り場が分からない。空港の案内図には載っていないし、案内標識にもない。各ターミナル間は無料のモノレールで結ばれているので、空港係員３人それぞれに「シャトルバスが出ているモノレール駅」を聞いてみると、答えが２通り返ってきた。何で？ 適当にモノレールに乗って、３人中２人が案内した終点まで行ってみたら、マリオットと書かれたバンが停まっていた。チップを払って無事に乗車。エアポートホテルなのに、えらく分かりづらかったなぁ。 エアポートホテルの８階にチェックイン。到着時はすっかり夜も更けたので何も見えなかったが、翌日には飛行機の離発着、頻繁に走る構内モノレールなどが小さく見え、まさに空港ホテルだなぁ、という雰囲気を醸し出していた。こういう眺めは結構好きかも。 |
 ▲ホテルから眺める空港 |
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