格安５万６０００円で行くトロント・ナイアガラ・ＮＹ
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| 場違い？なリムジン ５日目。ニューヨーク観光は今日しかないので７時に起きて、８時にはチェックアウトした。ホテル下でタクシーを待とうとしたが、客待ちはいないし、来る気配もない。 そこで、近くにいたドアマンに「タクシーは来るの？」と問い合わせたら、氏は「Wouldyuurdfcjdsuuedudfhjskerulkxnmxqjdbjkdb?」と早口で何か言ってきた。妻に「何言っているのかな」と話を振ると、妻「タクシー呼んでくれるらしいよ。市内まで７５ドル（記憶微か）だって」とのこと。５分待っていれば来るらしい。 しかし、何分待ってもタクシーは来ない。しかも２０分後にやっと来た１台は、他の人が乗ってしまった。ドアマン氏に「どういうこと？」と聞くも、「今に来るから」。 その５分後、氏に「お乗りください」と案内されたのは、黒塗りのリムジンだった。我ら一同「え！これがそうなの？」。どうやら氏が言っていたことは「タクシー呼ぶ」ではなく「当ホテルに送迎サービスがあるのですが、いかがでしょうか」と言うことだったらしい。道理で料金が高いわけだ。もう「ＹＥＳ」って言ってしまったし、折角だから利用するか。 運転手は普段着のにーちゃんだし、シートはそれほど高くない代物だけど、リムジンはリムジン。チップは対リムジンらしく、５ドルも奮発して計８０ドルでリムジンを降りた。それにしてもマリオット系の従業員がクラウンプラザに送迎するとは、彼はあんまりいい気はしなかったかも。 |
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| クラウンプラザ・マンハッタン ニューアーク空港から直接クラウンプラザにつけてもらって、朝９時にはチェックインがノーチャージでできた。さらに嬉しいことに「Ｏｈ！あなたはゴールドキーだ」と、鼻歌を歌いながら奥でキーを入れ替え、金色のカードキーを手渡された。今までホリデイイン系をひいきにしていたからかな？フロアは３３階、真下にはタイムズスクエアが見え、結構いい部屋。真夜中にタイムズスクエアを眺められるとは、ある意味ナイアガラを眺めるより格別だ。部屋はちょっと狭いけど、クラウンプラザの室料自体安いのだからいいとしよう。 昨年ニューヨークに来たときは、同系列のホリデイイン・マンハッタンを利用した。ここは低価格なのはいいとして治安面で立地にちょっと不安があったし、デリカテッセン屋が近くにない。今回は立地重視で探した結果、そこそこの料金（室料２４０米ドル）でタイムズスクエア前に泊まれるクラウンプラザとなった。本当はウェスティン・セントラルパークサウスが第１希望だったが、何しろ高い！ 室料１泊５３５米ドルとは何事！？ |
 ▲クラウンプラザ・マンハッタンの室内  ▲クラウンプラザ３３階廊下からの眺め |
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| かーちゃんのためのニューヨーク観光 私たちは昨年来たときに一通り観光をしているので、今回は「かーちゃんにも基本的に同じ名所を案内する」のがメイン。そして私たちのテーマは、「オフブロードウェイでＳＴＯＭＰを鑑賞する」ことである。チケットはシティトラベル経由で予約しておいた。 まず、定番の自由の女神観光。（→友達宅へＮＹ・ナイヤガラ編「ニューヨークおのぼりさんその１・２」を参照） 例によっててっぺんのクラウンまで登るのは長蛇の列でなかなか進まない。これからチャイナタウンに行ってＳＴＯＭＰを見なければならず、時間がないので台座上端まで行って引き返してしまった。それにしても、女神像を後ろから見ると「背中かいて」って言ってるみたい。 チャイナタウンでワゴン形式の飲茶店、ＨＦＳ喜相逢海鮮酒店で食事をしていると、さっき女神像内で私たちの真後ろに並んでいた女性グループが入店してきた。彼女らはきっとてっぺんのクラウンまで昇っているのだと思う。上まで行ってもそれほど時差がなかったとは．．．。 次のＳＴＯＭＰ鑑賞は後で述べるとして、ＳＴＯＭＰの次はエンパイアステートビル。この日は最上階までいくエレベータがクローズとなっていた。 ５番街を通って、ロックフェラーセンターに行ってみた。ここは昨年行ってない。万国の旗が立っていたので、何となくパチリ。ここの広場？は冬になるとスケートができて、よくテレビでも中継されているが、今はカフェになっている。センター内には日系の書店があって、日経新聞を買うことができた。ＧＥビルやラジオシティが印象的。ＮＢＣスタジオもあって、見学ができるとか。 |
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| オフブロードウェイ「ＳＴＯＭＰ」鑑賞 今回のニューヨーク観光、最大のお楽しみはＳＴＯＭＰ鑑賞。チケットはカード会社のサービスであるシティトラベルで予約し、現地でクレジットカードにて購入した。券種は４９．５米ドル席のみの取り扱い（これは旅行代理店でも同じ扱い）で、他に手数料１２米ドルがかかっている。しかし現地到着後に窓口で買うのも不安があるし（実際当日は満席だった）、最大限カード会社のサービスを活用できたと思っている。 ＳＴＯＭＰとは、モップ、ドラム缶、金物など日常の道具でリズムを出すショーで、言葉が分からなくても鑑賞に適している。以前、フジテレビ系バラエティ番組「めちゃ×２イケてる！」内のコーナーで「ＳＴＡＭＰ」と言うパクリをやっていたので、どんなものかは何となく分かっていた。ＳＴＡＭＰはさいころで負けた人間がＳＴＯＭＰのリズムにのってハリセンでしばかれるというものだったが。 ブロードウェイはフォーマルな服装が要求されるが、オフブロードウェイであるＳＴＯＭＰにそのような必要はない。近所？の小学生らも見に来ていたし。ただし鑑賞中の飲み食いは禁止、と案内があった（あたりまえだ）。 集客力が落ちればいつ閉幕されるか分からないとされるオフブロードウェイで、ＳＴＯＭＰはロングランを続けているらしい。当日来たはいいけど予告なしに閉幕じゃあ悲しすぎる。 チャイナタウンからタクシーでOrpheum Theaterに向かう。発音が難しいので筆談をしたにもかかわらず、どうも的を射ない運転。劇場の場所が分からなかったようで、私たちがガイドブックの地図を見ながら道案内をする羽目に。この劇場、地下鉄でのアクセスは不便で、夕方以降は行く気になれない。オフブロードウェイでもタイムズスクエア周辺にあるのだと思っていた。 ショーの内容はこれ以上書きようがないけど、英語ができなくても楽しめるというのは本当。一流ブロードウェイに比べたら小規模な劇場だけど、料金は安いし一体感がある。あちらは英語が理解できなければきついからね。 気になる点は、クーラーが利きすぎていたことかな。 |
 ▲Orpheum Theater  ▲開演前の舞台 |
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| いよいよ帰国 ６日目は１４時のフライトで１１時には市内を出たいので、昨年の時と同様に朝はセントラルパークでお散歩。 満席に近い状態でＮＷ１７便にて東京に帰った。あまりに疲れていて居眠りばっかりしていたことだけ覚えている。帰りの便内では、行きと同様エコノミーでもメニューは配られていたが、居眠りしている隙に取りはぐってしまった。 かーちゃんは結構タフな人で、こんな忙しい行程でも文句一つ言わず、前向きに「観光」に接していた。かーちゃんの弁「パスポート１０年取ったんだから、また行かなきゃ」。 〜おわり〜 |
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