大学の田舎町＆ＮＹ・ナイヤガラ
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| ニューヨークに降りてみて ニューヨーク・ラガーディア空港に到着。ニューヨークに３つある国際空港のうちのひとつで、日本からの直行便はない。「ニューヨーク＝危険な街」という先入観からか、ひったくりがいないか？とか、もうすでに緊張している。 妻が卒業旅行で初めてニューヨークに来たときは、なんと湾岸戦争中で、観光客はほとんどいなくてとっても危険な雰囲気だったそうだ。そんな時に行く奴も行く奴だと思うが、英文科なのでどうしてもアメリカでないとだめだったとか。そういう経歴を持つ妻と一緒なので街の勝手がよくわかり、少しは安心して歩けるような気がする。 「イエローキャブ」でマンハッタンのホリデイ・インを目指す。空港からはバスなども出ているが、２人だとタクシーがもっとも便利らしい。ニューヨークには３つの国際空港を持ちながら、どれも鉄道でアクセスできないのはなぜ？ タクシーは郊外だとすいすい車が流れるが、街に入ると渋滞がひどくてなかなか進まない。街中には都市高速道路などはないようで、東京とどちらが便利なのか分からなくなってくる。 |
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| ホリデイ・インの荷物持ち 今日から２夜泊まるホリデイ・イン・マンハッタンは、最近まではデイズ・インとかいう名称で、新しくホリデイ・インのパートナーになったようだ。私の知る限り、ガイドブックには掲載されておらず、私が持っているホリデイ・インのガイドにも載っていなかった。 チップを巡って、こんなとこがあった。チェックイン後、部屋まで荷物持ち係に荷物を運んでもらったので１ドル紙幣を渡したところ、奴は紙幣をヒラヒラさせて「これだけかい？」とのたまったのだ。勝手が分からなかったので「じゃあ、もう１ドルやるよ」としたのだが．．．。妻は「私なら１ドルだけよ！と言って追い返すよ。でもニューヨークじゃあ、これがあたりまえかも」と言っていたが、どうなのだろう。それにしてもこんなことは初めてだ。 こんな話を聞いたことがある。チップの世界アメリカでは、彼のようなボーイ君の給料は、チップをもらえる分給料を低く抑えられていて、特にニューヨークでは深刻だそうだ。だから彼も「給料」であるチップ獲得に真剣？なのかもしれない。我々にとってはあまり気分のいいものではないけどね。未だに、あのふてぶてしい顔が思い浮かぶ。 |
 ▲ホリデイ・イン・マンハッタン |
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| ニューヨークの地下鉄 午後２時。今のうちに自由の女神のあるリバティー島に行けば、明日１日でゆっくり市内見物ができる。リバティー島には地下鉄フェリーポート駅から船がでている。ロングアイランド南端の船の乗り場まで、地下鉄で行くことにした。 ニューヨークの地下鉄こそ「ニューヨーク＝危険な街」の象徴のように思え、ちょっとこわい気がする。でも、一度は体験してみたい。 構内はどことなく薄暗い。いかにも何かが起きそうな感じ。ただ、今は昼下がり。怪しい人もいないし、ちょっと安心。東京のように照明を明るくすればいいのにと思う。ニューヨーク地下鉄の歴史は古いので、構造物の改修をしなければならず、難しいかも。 映画にでてくるシーンと違って、車両の落書きは見当たらない。すぐに消せるようになっているのだろうか。だが窓には落書きの傷が無数にある。 驚いたことに、地下鉄なのに複々線の区間があって、急行運転もしている。ホテルに近い５９丁目（59St.Columbus Circle）駅には急行が止まらないので、急行列車は素通りで、ホームのない線路をすり抜けてゆく。 「怖さ」に慣れてしまえば、非常に便利だ。しかし、油断は禁物。 |
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| ニューヨークおのぼりさんその１ 地下鉄サウスフェリー（South Ferry）駅に到着。ここがリバティー島行きフェリー乗り場最寄りの駅なのだが、乗船券売場までは結構歩くので、時間のない人は頭に入れておいた方がいい。船は３０分おきに出航する。下手をすると、３０分も暇だ。でも、乗り場に並んでいると、大道芸人などがパフォーマンスをしにやって来てくれて、少しは暇つぶしになるかもしれない。私はそれが気に入ったので「帽子」の中にチップを落とし込んでみた。 いよいよ乗船。だんだん自由の女神様が見えてくると、観光客がカメラを向きはじめる。ここでも「活躍」するのは行儀の悪い中国人の団体客だ。あ〜あ。 下船して、女神様の台座を目指す。自由の女神は頭のてっぺんまで登ることができる。ぜひ、体験してみたい。入口には大行列誘導用の鉄柵が設けられてあったが、それほどの混雑はない。入場すると、早速エックス線でお荷物チェックがある。エレベータと階段、どちらでも選べて、私たちは階段で上を目指した。しかし、台座を登りきった付近がまるで迷路のようで、なかなか女神様の体内まで目指すことができない。ゴールはなぜか下り階段になってしまうのだ。近くの案内係に聞いてみると「１６時まで」との答えが！ そういえば、入館時は１６時をちょっと過ぎていたっけ。せっかく来たのに大ショック。仕方がないので帰ろう。そしてまた明日来よう。今やっていることがなんだか無駄に思えてくる。入口には「頭までのおのぼりは午後４時までだよ〜ん」の張り紙がしてあった。 |
 ▲リバティー島行きの船から |
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| 夕食でニューヨーカー気分？ 初めてのニューヨーク、最初の食事はマクドナルドだったが（なんだかなあ）、今日の夕食も大したことはない。街にはデリと呼ばれるお総菜のテイクアウト屋が多く、妻が言うには普通のニューヨークの人はこういった所でご飯を買って済ますらしい。ほんとかいな？ じゃあ、家ではご飯は作らないのだろうか？ ともかく、その気分を味わってみよう。 店内はまるで近所のスーパーのお総菜コーナー。持ち帰り用のハコにすきなだけ積めていけばよい。ただ、値段はどうやって決めているんだか、わからない。高いものじゃないけど。品揃えは中華やエスニック系のものも多いので、私は割と気に入っている。さあ、世界一の街ニューヨークでまともな食事にありつけるのは、いつ？ |
 ▲デリカテッセンの食事 |
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