リゾート滞在＆ちょこっと遺跡歩き―――アンコールワット
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| ル・メリディアン・チャンギビレッジ 今回のシンガポール１泊は、予約するのに非常に困った。何と、我々の日程が世界銀行の総会とダブってしまい、市内のホテルはことごとく満室！ 予約できても、ラックレートの超高額（１泊１室400シンガポールドル＝約３万円）だったり、とにかく市内には滞在できないような状況だった。もっと早く予約するなり、手を打っておけば･･･。 そんな中、市内でも２つ星レベルだったり、郊外のホテルであれば、予約が入ることが分かった。なら、空港近くのル・メリディアン・チャンギビレッジホテルはどうか？と調べてみたら、180シンガポールドル（SGD）。この価格、通常なら市内のヒルトンあたりなら泊まれてしまう価格なんだけど、こういう時期なので仕方ない（ちなみに、通常のチャンギビレッジはだいたい120SGD）。まあ１泊だけだし、空港に近いと言うことで、今回はチャンギビレッジに泊まることにする。 シンガポール・チャンギ国際空港からは公共タクシーでホテルに向かう。位置的にはとても近いのだが、滑走路の南半分を半周以上走り、ぐるっと遠回りしてホテルに着いた。滑走路のショートカットはできないもんなあ。そんなわけで、空港に近いと言っても時間的メリットはさほど期待できず、かえって市内から離れているので利用しづらい感じがする。なお、タクシーの運賃は8.0SGD＋空港乗り入れチャージ3.0SGD＝11.0SGDだった。 ここのホテルはチャンギビレッジエリアの数少ない宿泊施設で、このあたりのビジネス客にはひょっとしたら需要があるのかもしれない。コンベンションセンター（EXPO駅付近）も近いし。 ホテルのエントランスは白系で清潔感があり「これがフランス資本のホテルなのかぁ」って感じ？ 上から見たら三角形の建物で、中庭があり、ちょっと変わった構造。 室内も正方形ではなく、狭いながら配置に工夫が見られる。全体的に、機能的であるという印象。ただ、腰掛けのクッションが合皮製なのをはじめ、調度品は安っぽく見える。 セーフティボックスは暗証番号が４〜６桁で設定する方式または、手持ちのカードの磁気でロックする方式が選べる。 ミニバーと冷蔵庫あり。地元産タイガービール350mlがSGD9.00、エビアン500mlが6.00SGD、ペプシ350mlが5.00SGD。ペプシは約380円とやや高め。電気式津沸かしポットがあり、無料のコーヒー、紅茶が飲める。 テレビはＣＮＮが映るが、英連邦なのにＢＢＣが映らない。ＮＨＫワールドもなかった。あとはローカルのチャンネルとなるが、あまりチャンネルは多くない気がする。 なぜか机がなかった。この狭さならしょうがないかも。あと、タオルもバスタオルとフェイスタオルがあるのに、中型でふつうのタオルがなぜかない。置き忘れなのだろうか。 |
 ▲ル・メリディアン・チャンギの室内
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| チャンギビレッジから市内へ チャンギビレッジにＭＲＴは走っていないので、公共交通機関は路線バスかタクシーとなる。路線バスは、ホテルを出て道路を横断せずに左へ２００メートル程度歩くと、バス停がある。ここから２９番バスに乗ると、最寄り？のＭＲＴ駅であるタンピネス（Tampines）に行くことができる。直線距離はたいしたことないと思うのだけど、団地の中をぐるぐる回ったりして、所要３０分もかかってやっとタンピネス駅に着いた。そこからＭＲＴでシティホールまで行くことを考えると、１時間も移動でかかってしまう。 チャンギビレッジ滞在は、市内に出るのも不便だし、空港へのアクセスも思ったほどよくないことが分かった。市内観光目的での滞在は適さないけど、チャンギ空港構内にトランジットホテル以外（制限区域内）になぜかホテルがないので、乗り継ぎで利用するなら使えるかもしれない。価格も安め。 |
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| ノースウエスト航空ＮＷ６便東京行き シンガポールは１泊だけなので、市内観光はほどほどにし、早めに就寝。 帰りのＮＷ６便は６時００分発なので、起床は３時。市内滞在より寝坊できる時間はだいたい３０分だろうか。それぐらいしか違いがない。チェックアウトを３時５０分頃に済ませ、４時００分発の空港行きシャトルバスに乗り込む。チャンギエリアにあるので、さすがに空港行きシャトルバスは無料だった。早朝のためか、所要１３分で空港に到着。 機内では、早起きのためほとんど寝ていた。機内食は、朝食にオムレツまたはチキンライス。離陸前の昼食はサンドウィッチだった。朝食は食べたが昼食は腹の調子が悪くて手を付けず、我慢しながら成田空港に到着した。 |
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| 〜さいごに〜 今回は、アンコール遺跡群が第一目的ではなく、周辺に建つリゾートホテルでの滞在がお目当て。それでも、半日だけだったけど遺跡見物でいろんなことを考ることができた。当時の繁栄状況とか、自分たちの手でどのように修復しているのか、とか･･･そんなことをイメージしながら見て歩いた。 シェムリアップの市内、特に夕方のバーストリートは、作られた観光地であるかもしれないが、ゆっくり時間が流れているような気がした。そんな環境のなか、テラスで飲むビールが格別･･･。 このところ忙しかったので、そんなゆったりと時間を過ごせて、リフレッシュできた。また今度、東南アジアのどこかのホテルでのんびりと過ごしてみたい。 〜おわり〜 |
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■旅行記 編 もくじ・資料／１．／２．／３．／４．／５．／６．／７．チャンギビレッジ滞在 |
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