フリートラベル！ Ｆクラスでシンガポール他
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| ５日目の予定 今日は帰国の日。朝６時という、信じられないような時間帯のフライト。最初で最後かもしれないファーストクラス（以下、Ｆクラス）に乗ることができる。寝不足でＦクラス席ずーっと居眠りしてたらどうしよう。 |
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| ファーストクラス体験記その１・空港ラウンジでのんびりと 翌日は朝６時のフライトということで、最低深夜３時にはチェックインしておきたい。初日チェックイン時は深夜１時ということを考えると、なんか１泊分勿体ない気がする。深夜２時半に起床したいので、夜９時には床に着いた。 予定通り深夜３時に起床し、タクシーに乗り込む。この時間でもオレンジ色をした街灯はきれいに映るけど、到着時と違って今は寂しさを覚える。 ノースウエスト航空カウンターでチェックイン。Ｆクラスは専用のチェックインカウンターを利用でき、事がスムーズに行えるのだが、早く着きすぎたせいかどのカウンターも空いていて優越感は全くない。これではエコノミークラスでもスムーズ。 搭乗券は何か特別な色彩とかデザインとか使われているのかと思ったら、それもＹクラスと変わらない。座席番号でそれが分かるだけだ。 早く来すぎたため、ラウンジも来た時はガラガラ。私たちの他に先客１名がいただけだった。しかし時間が経つにつれて狭いラウンジの椅子はほぼ埋まった。客層はビジネスマンが大半。彼らにとっては仕事なのだから「ラウンジ利用」といっても私たちみたいな喜びなどないと思うが。 ここのラウンジはＮＷとＫＬＭが共用となっている。ＮＷにしてもＫＬＭにしても便数は少ないので、ラウンジが狭いのは当然。やはりその国の航空会社（ここだとシンガポール航空）でなければラウンジは広くない。ソウル金浦空港など、アシアナ航空のラウンジにはシャワーまで備えがあるという。 軽食、ドリンク類は無料サービスとなっている。早朝でおなかが空いているので助かる。私たちはサンドウィッチを遠慮気味に頬張った。 |
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| ファーストクラス体験記その２・ジャンボ機の２階デッキでゆったりと ラウンジが出国手続き後の位置にあるので、搭乗時間ギリギリまでいることができる。なので「Ｆクラス優先搭乗」といっても、ここでも恩恵なし。既に大半のエコノミー客が乗り込んでいた。 今回搭乗するＢ７４７のＦクラスは１０席しかなく、２階デッキも狭い。その分、なんだか特別なルームにいるような感じがして心地よく感じる。６席の席が埋まっているのて、搭乗率は６割。 エリートの方々ばかりと思っていた客層は、ビジネスマン２人、体が非常に大きくて仕方がなさそうな方１人＋付き添い、それにジーパン姿の私たち。ジーパンといっても決して汚い格好ではないし、襟付きの服装も着てたけど、客層に関しては気を遣ったつもりでいる。 リクライニングは１８０度とはいかないでも、それに近い形で倒れる。フットレストもついているので安眠できそう。もっとも、せっかくのＦクラス、６時間しかないフライトで爆睡とはもったいない。 食事は、当然というか、ちゃんとした皿でもって一々運ばれる。そう、高級フランス料理店のように。Ｙクラスでは不評の声が聞こえる食事も、ここまでくれば立派なもの。ケーキのおかわりも戴いた。 食事を終えたら、眠くなった。しばらく横になって目を覚ますと、もう九州付近にいる。シートのパーソナルモニターで確認できた。 Ｙクラスでは苦痛の時間も、Ｆクラスではなんともない。初めてだからかもしれないが、実に快適に過ごせた。いつもの旅行でも、最後のフライトぐらいはこういう時を過ごしたいものだ。慣れてしまうともうＹクラスには乗れないような気がして怖いけど。 降りるときもＣクラスの客を待たせて一番最初、成田空港での荷物受け取りも一番。しかし、その贅沢もここ成田空港でおわり。帰りの電車は総武線快速のグリーン車止まりであった。 |
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| 最後に 今回は帰りのＦクラスだけではなくて、行きもシンガポール航空に乗れたのだから、かなりいい思いをした。片道だけＦクラスで１人３万マイル、決して高いハードルではない。機会があったらまた上級シートで利用してみたいと思っている。 シンガポールは、今後も何度か来ることと思う。子連れでも安心して歩けるしね。 〜終わり〜 |
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