MY TRAVELS
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pooske旅行記

リゾートと日本統治時代の遺産探索・パラオ
6日間(H15.-7.25〜30)

■旅行記 編
もくじ・資料1.2.3.パラオ・パシフィックホテル4.5.6.7.


送迎バスでホテルへ
 到着の送迎エリアに出ると、PPRのプラカードを掲げた係員が出迎えてくれた。送迎サービス利用者全員が集まるのを待って、マイクロバスでホテルに向かう。
 マイクロバスは日本製。右側通行なのに右ハンドルで、昇降口が左側・・・。道の途中で降りるときは、注意が必要かな。
 辺りはもう真っ暗なので、景色はなーんにも見えないけど、気づいたこと。道中にスーパーマーケットが多かった。しかも品揃えが多そう。それと、たまに綺麗な住宅が建っていたり。
 送迎バスが信号で停車することはなかった。コロールの中心部を通過して信号がない、と言うことは、この国には信号がないのか?と思ったら、翌日に信号がないけど点灯していないのを発見。故障中なのか、単に運用していないのかは不明。
 運転は荒くない。だけど一番後ろに乗ったせいなのか、排気ガスのにおいが感じられ、ちょっと気持ち悪くなった。

 空港から意外と時間がかかって、40分後にPPRホテルに到着。同乗者みんな「時間掛かるものだねー」と言っていた。



▲PPRホテルのオーシャンビュー棟
パラオ・パシフィックホテルの設備(宿泊部屋)
 チェックインカウンタがあるロビー空間は扉がなく、リゾートホテルによく見られるオープンな造り。チェックインの最中、ウェルカムドリンク配られた。このトロピカルジュース、宿泊客全員が対象のようで、冷たくて美味しい。

 部屋は525号室。数字の先頭は「5」だけど、5階建てではなく、全てヴィラタイプの2階建て。今回は2階の部屋で、予約時のプラン通りガーデンビューだった。でもベランダに出ると、ちょっとだけ海が見える。「海を見ながらのんびりと」というほどではない。

 家具は、籐でできたテーブル、ソファ×2。テレビ台まで籐造り。高い三角屋根に板張りの天井、そしてシーリングファン。とにかくトロピカルムードは満点。ブラインドまで木製で、レトロにさえ感じる。※1階の部屋は天井真っ平らだと思う。
 さらにいい雰囲気を演出しているのがシーリングファン。回転を3段階に調節可能。ただ設置位置が低く、男性の背だと背伸びして手を伸ばせば羽に当たって、腕がスライスになっちゃう(ならない、ならない)。当たると痛いので注意!(←経験者)
 机は部屋の隅に造り付けで、正面には大きな窓。なんだかミニ書斎みたい。
 テレビの画面はそれほど大きくないけど(18インチほど?)、チャンネル数は多い。CNN、BBC、ABC、FOX、ESPN、カートゥーン、ディスカバリーなどなど有名どころをはじめ、ケーブルテレビフル契約?ってぐらい充実。これってあまり珍しくないかもしれないが、リゾート国でこのチャンネル数は意外だった。もちろんNHKワールドもある。テレビ以外では、音楽チャンネルが4つあった。
 金庫は4桁暗証番号タイプ。クロゼットも標準的。スリッパはタオル地でべたつかず、快適。
 無料のインスタントコーヒー、紅茶は備え付けの湯沸かしポットで。ミニバーと称するのはあるが、ミニボトルの類はなく、冷蔵庫に缶ビール、缶ジュース、ミネラルウォーターなど。500mlのミネラルウォーターは、ミニバーだと3.5米ドルだけど、ホテル内売店「ロゴブティック」で買えば同じものが1.5米ドルだ。売店まで行くのが面倒でなければ、節約できる。

 バスルームは、トイレが別部屋となっているのが嬉しい。ただ、便器の水の流れに迫力がないのが玉にキズ? お湯の出方には問題なかった。

 部屋は広くない。よってダイバーさんが機材を持ち込む場合、その置き場所に困るかもしれない。「バルコニーには機材を置かないように」とディレクトリに書かれているのがつらいところ。

 部屋には目覚まし時計がない。よって、自分の時計がなければ時間が分からない。滞在中は腕時計など外しているし、時計がないと面倒だった。これって「のんびり過ごしてもらおう」という配慮なのかな?そう思うことにしよう。どーせ飛行機は深夜便だから早起き&寝坊の心配はないし。目覚ましなら、ウェイクアップコールを電話で頼める。

 自己持ち込みPCによるインターネットの利用可否は不明。海外接続サービス大手のGRICDial、iPassともにパラオにアクセスポイントがないので、やるにも試すことができなかった。マーシャル諸島でさえアクセスポイントがあったのに・・・。


メモ その他の部屋の設備
 その他の部屋の設備は、以下のとおりです。

<あるもの>電話/ドライヤ/ランドリーサービス/クロゼット/衣類用引出/氷用バスケット(氷はフロント棟?の製氷器で)
<ないもの>アイロン(貸し出しはディレクトリに書いてなかったが借りることはできる模様)




▲スタンダードルーム
パラオ・パシフィックホテルの設備(部屋以外の設備)
 ダイビングしない人がここで楽しむとしたら、やはりビーチかな? 滞在中はあまり天気が良くなく、涼しくて泳がなかったけど、ビーチにあるデッキチェアで寝そべると、風がとても気持ちがいい。特に夜がお気に入り。潮騒を聞きながら星をずっと眺めていた・・・ら、1時間ほど寝てしまった。
 また、滞在中は風が強い日が多かったせいか、水中に砂が舞って透明度が低くなり、シュノーケリングするには物足りなかった。海が穏やかであれば、きれいなのだろうに・・・。
 風のせいで海草がかなり多く浜に打ち上げられていたが、これは毎朝掃除されていた。

 プール・・・。これも涼しかったので利用せず仕舞い。結局、水に浸かったのはシュノーケリング中の1〜2時間ほど。

 では、その間ホテル内では何して過ごしていたか?というと、晴れればテニスばっかりやっていた。晴れてテニス、雨降って雨宿り、雨あがってコートの水抜き、乾いてテニス・・・ってのを繰り返しやってて面倒だったけど。
 基本的に予約制。コート近くにあるアクティビティ・センターで予約をする。ただ、ここは係員がいないときが多く、その時にコートが開いていれば自由に使っていた。たまに予約した人が現れれば、その人に譲ってこちらはプレーを終了。あと、このコートは宿泊者以外でも予約を入れて使用しているようだ。宿泊者は無料(ラケット、ボール、シューズ等は有料で貸出)だが、訪問者のプレー料金は不明。

 また、アクティビティ・センターには、少ないながらもマシンジムがある。が、あまり利用されていないようだった。


メモ ビーチ付近で借りられるもの
 ホテル宿泊者へのサービスは、以下のとおりです。
 ビーチ利用&プール利用時は、無料でビーチタオルが借りられます。当日18時までに返却すれば無料です。
 デッキチェアも無料です。
 また、全身覆うことができるシェルがあり、こちらは有料です。


メモ パラオでテニス
 パラオまで来てテニスする人はあまりいないかもしれませんが、ダイビングしない人ならテニスもまた楽しい過ごし方かもしれません。
 コートはハードコートが2面あり、宿泊者は無料で利用できます。予約制なので、基本的に予約を入れた方が良いでしょう。予約の係員がいない場合、他のスタッフ曰く「使ってもいいですよー」とのことでしたが・・・。
 私たちはテニスの道具を持参しましたが、ホテルで借りることもできます。貸出料は以下のとおりです。

 ・ラケット 3ドル/1時間
 ・シューズ 1ドル/1時間
 ・ボール  2ドル/1時間



ホテル敷地内の生き物たち
 敷地内の池には、エイなどが飼われている。1日2回餌付けタイムがあるらしく、参加すれば触れあうことができるとか(無料)。

 あと、キバタン(でかいオウム)も飼われていた。これは檻の外に出して一緒に撮影会・・・てなことはしていなかった。実際は、やってるのかな?不明・・・。


▲PPRホテルのポール ▲PPRのプライベートビーチ

ホテル敷地内の旧日本軍建造物
 パラオには、日本統治時代の建造物がいくつも残っているが、実はホテルの敷地内にも旧日本軍の水上飛行艇発着場跡がある。
 ホテルのビーチを奥に歩くと、平べったいコンクリート造の岸壁になる。そして、そのまた奥には岸壁から海中に降りる緩やかなスロープ・・・。このスロープから飛行艇が発着していたのだろうか。無論、事前に情報を得ていなければ気づかない。
 発着場跡の先端に小高い丘があり、登ればホテルやビーチが一望できる眺望スポットがあるっぽいけど、草木がぼーぼーだし、雨上がりで滑りそうなので、登るのは止めておいた。

 次は、コロールの島中にある日本統治時代建造物を訪ねた時の話を書いてみる。

▲旧日本軍水上飛行艇発着場跡

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