返還前の香港・広州・マカオ
|
||
| ＣＤ屋でこんなもの買いました 中国では、日本のある程度人気のある歌手ならＣＤも売っている。ドリカムのＣＤをファンでもないのに買ってみる。あと、のりぴーのテープ「我愛美人魚」。彼女は中国でも人気がある。中身は中国語で歌っているバージョンもあって、ＣＤにしておけばよかったと後悔。 へんなテープも入手。（→右図） 「ＩＱ博士」とは日本のアニメ「Ｄｒ．スランプ」のこと。歌はすべて中国語で、なぜか表紙はドラえもんなのだが、ドラえもんの歌なんて入ってなかった。ロボコンの歌もあった。 ちなみに「Ｄｒ．スランプ」中国語版の歌詞は ヨ火感ＩＱ称得上十分之高超，創造力量同幻想会ロ下イ尓一跳．．．． あはは。 |
 ▲広州市内で買ったヘンなテープ |
|
| トロリーバスで広州駅前へ そろそろ時間だし、広州東駅に戻るとする。とりあえず、東駅前に行くのにここを起点にすれば楽だ。 人民南路から広州駅に向かってトロリーバスが出ている。うーん、なかなか中国チック！ 中国に来てこれを利用しない手はない。 中国ではトロリーバスを「無軌電車（漢字は簡体字）」という。もちろん、乗るのは初めて。珍しさもあるが、利用する本当の理由は「架線に沿って走るのでバスみたいに的外れなところに行かない」からだ。たとえ行き過ぎても、またトロリーバスに乗ったり架線に沿って歩けば土地感が無くても元の場所にたどり着けるという安心感はある。もちろん、普通のバスでも行けるんだけどね。 乗車方法、支払方法はバスとまったく同じで先払い。あとは真北に広州駅があるので降りる場所は見当がつきやすい．．．と思っていたら広州駅を通り過ぎてしまった。次で降りればいいのだが、次の停留所になかなか停まらない。次の停留所で降りて戻りのトロリーバスに乗ったはいいが、戻りの経路は広州駅を大きく外れるらしい。結局、広州駅前に歩いて戻るのに１５分ほどかかった。やはり知らない土地での乗り物は気をつけなければ。 |
||
| 人込み多し広州駅 広州駅。多くのガイドブックには「香港行き直通列車の始発駅」と案内されており、混雑している、最近は駅前の治安が悪化といったあまりよろしくない情報もあげられている。 東駅までは当然、ここから列車で行くことができる。区間が１駅なので手軽だと思いきや、駅舎内大混雑で時刻表の在処までたどり着けない。切符売り場の場所さえわからなかった。この分だと窓口も大行列で希望の切符なんぞ買えないなと早めに見切りをつけ、バスで東駅に行くことにした。 駅前にはバスターミナルがあり、何台か停車しているバスの行き先表示から「広州東駅」の文字を探し当て、乗り込む。同じ漢字文化なのでこの辺は旅行しやすい。一応、紙に「去 広州東站？」と書いて運転手に見せると、「乗り込め」というジェスチャーをしてくれた。 |
 ▲広州駅 |
|
| 再び広州東駅 バスは例のバスターミナルに到着。広州東駅は広州駅と比べて全然混んでいない。東駅の駅舎が大きいので、さらにがら〜んとした感じだ。しかし、窓口は相変わらず行列。といっても１０ｍくらいなので、広州駅よりまだましか。 出国手続き前に、銀行の両替所があるので香港ドルに再両替。窓口氏は日本語が話せた。でも、彼だけ。 |
||
| 帰りの九広（広九）鉄路にて 帰りの列車には食堂車が連結されていたので、有り難く利用。食堂車も「世界の広東料理」だけあって、おいしい。だけど、ここでも骨はテーブルの上に吐き出す。皿の上になど置きやしない。 中国の文化がそうなのかもしれないが、ジュース、ビールなどは常温のものがでてくる。そういえば、駅の売店でも飲料を冷やさないで売っていたっけ。ビールは冷えたのがおいしいと思うんだけど。 ２０時、九龍駅到着。広州はたった１日だけだったけど、このようにいろんなことがあって衝撃的だった。来てよかったと思う。だけど本当は、ガイドブックに「治安悪い、危険だ、気をつけろ」とさんざん煽られて緊張しまくっていた。途中で早く帰りたいと思ったくらいに。カメラだって、盗まれてもいいように使い捨てタイプを持っていっていた。帰りの列車に乗ったと同時に安堵。ほっ．．．。 |
||
|
|
||
