返還前の香港・広州・マカオ
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| 珠海市ってこんな所・３０分ツアー 珠海市の中心部はここ国境付近ではなく、ちょっと離れたところにある。行くには時間がないし、それにちょっと不気味な感じがする。珠海市観光は国境付近ほっつき歩きだけにしよう。ここら辺にも高層ビルはある。 見た光景。電気屋さんのガラスのショーケースには電話機などが陳列されているのだが、店主がショーケースをホースで水洗いしている。ジャバジャバと。今日は暑いからねぇ、なんて、水洗いしていいのかい！ 電話機、売り物なのに水に濡れないのかな。う〜ん、さすが中国。これが私の珠海での一番の思い出。 あとは、市場通りを歩いてみる。人がうじゃうじゃ。すると彼女が「もう帰ろう」という。そうだね。ここで何か食べたかったが、食事はマカオでしよう。 こうして、珠海見物はたった３０分で終わった。けど、歩いての国境越えは貴重な体験をしたと思う。 そうそう、マカオでの食事は国境付近のマクドナルドだった。だって、彼女はマック大好き。 |
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| マカオ見どころダイジェスト １日（というか半日）でマカオをざっと見て回ったので、ダイジェストで紹介。１日で見て回れそうなほどマカオって狭い。 聖ポール天主堂跡（写真）。これは写真などで見たことがある。建築物の正面の壁１面だけ残って存在する、のっぺらぼーで変な建物。犬小屋の入り口側の壁だけが起立していると考えていい。 おやまの砲台。正式にはモンテの砦という。丘の上に２２台もの砲台があって、さすがに眺めはいい。丘の上は公園になっている。 セナド広場。ここも写真で見たことがある風景。香港とは違った雰囲気で、南欧チックのたたずまい。 マカオグランプリ博物館。漢字で書くと、澳門台賽車博物館。Ｆ−１はあまり興味がないが、フェリーターミナルから歩いていけるほど近いので、帰りがてらに広場からタクシーで行ってみる。ここはＦ−１に関する貴重な展示物が多く、中でも故セナが使用した車両も展示してある。Ｆ−１の模擬体験コーナーなんてのもあった。そういえば、今日歩いてきた街並みって、Ｆ−１中継で見たような気がするなぁ。 ヤオハン。これは名所でも何でもないが、ターミナルとは歩道橋で直結しているので何かと便利に違いない。ここではウィンドウショッピングをして、１階で中華っぽい軽食をとった。 マカオと言えばカジノ。しかし、私たちは時間とお金がなくて、今回は見送った。マカオには今度いつ来るか分からないけど、ギャンブルは麻雀以外興味がないのでカジノに行かなくてもいいや。 もう、夕方の１７時。もうそろそろ香港に帰ろうとした時．．．。 |
 ▲聖ポール天主堂跡 |
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| ピンチ！香港行きの交通手段がない！ ジェットフォイルの窓口に行くと、大行列。１００メートルはくだらない。電光掲示板を見てみると、「本日すべて満席」らしきことが書いてある。窓口氏に聞いてみると「今日は満席で買えない。今売っているのは明日のだ。今日乗りたかったらキャンセル待ちの列に並べ」というではないか。列に並べって言ったって、１００メートルもある列で、しかもキャンセル待ちだなんて、いったいいつになったら順番が回ってくるのか．．．。 他の海運会社の窓口をまわってみても結果は同じだった。しかも、キャンセル待ちで今日中に香港に帰るチャンスがあるのは、大行列の「ジェットフォイル」のみ。じたばたせずにじっと耐えなければ。 いくら便数があるとはいえ、キャンセル待ちはなかなか席がまわってこない。窓口近くにくると「俺の分もついでに買ってくれ！」という輩が大合唱。こいつらのせいでなかなか買えなかったのか？ 結局、切符が買えたのは４時間後の２１時になってしまった。料金は夜間割り増しで１５６香港ドル。マカオに着いたときに帰りの分も買っておけばよかった。でも、その時は何時に帰るかなんて見当もつかなかったし。いずれにしても、今日中に香港に帰れてよかった。日延べしてしまうとホテル代がもったいない。 ホテルにたどり着いた時には、すでに２３時を過ぎていた。 |
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