行き先不明のミステリー企画・ホーチミン
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| ＭＨ６８６便クアラルンプール行き 次のフライトは１０時３０分発のＭＨ６８６便クアラルンプール（ＫＬ）行き。むろん妻には、次の行き先を知らないままでいる。 トランジットホテル近くの海南チキンライス店で朝食。注文してからチキンライス店と知ったので、大好きなのにチキンライス食べられなかった･･･。 注文したのは豚ワンタン麺と、ソイ・チキンヌードル（ドライ）。前者はあまりおいしくなかったが、後者はチキンが蒸してあるのがおいしかった。 それでも次の搭乗まで時間があるので、インターネットコーナーで適当に時間をつぶす。変換プラグ借りたら搭乗券と引き替えだった。人質取られた感じでちと緊張。このルールは理解できるけど、搭乗券は手元から離したくないなぁ。 さて搭乗時間。今度のＫＬ行き機材はＢ７３７型機よりも明らかに見た目が大きく、妻は「２〜３時間のフライト？どこに行くんだろう」って思ったらしい。でも、行き先はざっと１時間のＫＬなのよね。まあ、これは搭乗時に案内アナウンスでばれてしまったけど。 実際の機材はＡ３３０−３００で、通路が２列あるワイドボディ機だった。アサインされた席は９Ａと９Ｃ。ちょっと前すぎない？ それに、エコノミー座席の先頭番号は１１となっていて、自分の座席がどこにあるのかさっぱり分からない。「この席どこ？」と聞いてみると、案内されたのはどう見てもビジネスクラスの座席。 ここで不思議なのは、この便の搭乗手続きが成田空港で行われている、ということ。ＮＷのカウンターにそのような権限はないだろうし、なぜそのようないい席に？？？ それとも、座席はビジネスでも、エコノミー運用なのかな。ウェルカムドリンクのサービスなかったし。あと、ファースト席とビジネス席の間のカーテンは閉められたが、ビジネス席とエコノミー席間のカーテンは開いたまま。多分エコノミー運用なんだ、きっと。 飛行時間はたった１時間だけど、ちょっぴりラッキーだった。 機内サービスは飛行時間１時間なので、飲み物だけ。これはファーストクラスも同様だった。ホットコーヒーとホットティーをそれぞれ戴いて、飲んだら回収、まもなく着陸となった。 |
ノートＰＣ持参の場合は、電源の変換プラグを貸してくれます。その際、搭乗券を預けることになります。 市内へのダイアルアップ分の通話料は無料で提供されます。ただし、自分で契約しているプロバイダへの通信料は、別途かかります。 無線ＬＡＮが使えるＰＣを持っていると、それも使えるらしいです。 |
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| ＫＬＩＡ到着・マレーシア入国 クアラルンプールに到着。次のホーチミン行きの便まで約３時間があるので、ここで一旦入国をしてみる。そして、両替。 こんなことするものだから、妻は「絶対ＫＬが最終目的地だ！」って思ったらしい。両替、実は２０００円ぐらいしか換えてないけど。 ＫＬＩＡ内のさびしいフードコートで昼食を済ませ、 妻「市内まで電車で行けるんだよね。ホテルどこ？」 私「え？だれもここが最終なんていってないよ」 妻「そんな〜！じゃまた出国？」 と、ずんずん出国手続きの方向に歩き出す。係員のいるエスカレータを降りたあたりから、 妻「えー、もう疲れたよぅ」 私「俺も」 正直、さすがに疲れるわ。妻にばれないように行動するのって、けっこう神経を使う。神経衰弱。相談する人がいないのが辛い、ってことが分かった。添乗員さんって大変なんだなー、と思う（状況が全然違うって？？？）。 |
イエローカレーとドリンクで１１ＭＹＲ（約３３０円）でした。 |
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| ＭＨ７５０便ホーチミン行き さて、次の便はＭＨ７５０便、ホーチミン行き。いよいよ最終目的地への最終フライトとなった。 搭乗券には「７Ｅ・７Ｆ」と書いてあって前のほうだけど、座席はしっかりとエコノミーだった。そんな機材はＢ７３７−４００型機。 妻は搭乗口の行き先表示を見ないようにし、搭乗券の印刷内容を見ずに搭乗。待合室では行き先をアナウンスしなかったので、機内に入るまでばれることはなかった。いやー、よくぞここまで隠し通したよ。 さあ、いよいよネタバレ！ 飛び立つ直前に機内放送が。 アナ「×××Saigon×××･･･」 妻「ねえねえ、サイゴンって言ってるよ、ホーチミン？」 私「そ」 妻、安堵。そして、希望の行き先だったらしく喜んでる。ホーチミンから先、アンコールワットにしてやったほうが面白かったか？とも思ったけど、企画者もー限界･･･。 行き先ばれたので、ガイドブックを２冊見せるものの、妻はお疲れで爆睡。結局１人でホテルに到着するまで面倒見なきゃ。 |
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