ダイビングなしで楽しむマーシャル諸島
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| アウトリガーホテルの送迎バス 日本人の私たちの他に、西洋人夫婦２組、ミクロネシア系夫婦１組を乗せて、送迎バスは走り出した。みんな大きめの荷物なのだが、マイクロバスのため専用トランクルームはなく、最後部座席に無理やり荷物を詰め込んでいた。 やっと着いたマジュロにもっと気持ちが高揚してもいいのだが、辺りか暗くて何も分からないので、ちょっと消沈気味。途中スコールに打たれながら、２５分でホテルに到着した。 フロントは狭く、係員は常に１〜３人しかいない。しかし今回の到着は５組だけだし、飛行機の到着便も１日１〜２回なので、特段問題はなさそう。 チェックインの時に、絵はがきセットをもらった。アウトリガーオリジナルの絵葉書に限り、フロントに出せばタダで送ってくれるらしい。 チェックイン後、荷物を運んでくれるが、私たちの部屋は３階、エレベーターはないので、ポーターさんは大変そう。 |
 ▲ホテルのロビーは近代的 |
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| アウトリガーホテル客室内の様子 最初に言っておくと、アウトリガーホテルはリゾート専門の高級ホテルチェーンであるが、そのイメージそのままで利用しようとすると、ちょっとがっかりするかも知れない。私たちはアウトリガーが初めてなのでいいけど。 ダイビングやらずのホテルステイ期待の旅行だと、気分が再高揚するのに時間が掛かる恐れあり。 私たちは、グアムでウェスティンの、しかもジュニアスイート級の部屋に泊まったので、かなりイメージギャップが激しかった。 なにより気持ちが高ぶらないのは、到着が夜のため、せっかくのラグーンビューが暗くて何も見えない、と言うこと。まあ、これはホテルのせいじゃないんだけど。 だけど、翌朝からは解決。３階の部屋から見るラグーンの景色のすばらしいこと！ 嬉しいことにベランダは広く、隣が見えない構造でプライバシーも万全、さらにテーブル＆チェアも新しくて清潔なので、毎晩食料を調達して、夕陽を見ながら悦に浸っていた。 部屋の設備について書いてみる。 まず部屋に入って感じたことは「シンプルすぎる！」ということ。まあよく見ると、高級ホテルの水準にならって一通りの設備はあるように見える。机はあるし、バス付きだし、部屋は涼しいし。 しかし、よく見ると何かが違う。まず、部屋のクーラー機器の素っ気なさに驚く。よく安宿などで見かけるタイプなのだ。韓国ソウルの安宿は、こんなのが付いている。空調制御は(1)風量大・風量小・ＯＦＦと(2)冷・暖のツマミのみで、(1)のツマミが壊れているので、四六時中冷房入りっぱなし。風量が大なのか小なのかも分からない。もっとも、ここは南国なのでそのままにしておいたけど。冷暖の調整は、(2)のツマミで何とかこなした。 絨毯はなんだかベタベタしている。海が目の前なので、塩のせいかもしれない。スリッパの類は置いていないので、必要ならば持参した方がいい。 今回の部屋はダブルベッド。だが部屋自体はツインの構造らしく、ツインの片側だけにベッドが置かれている状態。もう片一方のスペースはブランクなので、広大なスペースが生まれている。荷さばき場などの用途にどうぞ。 調度品はデザイン的に没個性だが、洋風ダンスは３段、また机の引き出しも深いので、収納能力は充分ある。そういえば、２ヶ月とか長期滞在者もいるみたいなので、そういう人にも向いていそう。 クロゼットの大きさは標準だが、ハンガーが６つしかないのは少ない気がする。 バスルームのアメニティは、ボディソープ、フェイシャルソープ、シャンプーそしてボディローションのみで、なんだか水回りが淋しい。グアムのウェスティンのが過剰に見えてくる。 ちなみにホテル売店でも同様に品揃えがないので、必要な場合は電話で問い合わせるか（「そうしろ」と書いてある）或いは外の店で調達することになる。 お湯はちゃんとでる。というか、シングルレバーの混合水栓で、水が中量でちょっとひねるだけでお湯がでてしまうくらいお湯の勢力が強い。ただ、一晩だけお湯が出ない時があった。 冷蔵庫は当初から空っぽなので、急な飲食はホテル売店か、道路向かいの無愛粗なショップで賄える。ただ、ホテル売店にはビール（バドなど２種類）、コーラなどソフト系数種類、牛乳、そしてミネラルウォーター（500mlだけ）くらいしか置いていない。 ミニバーはない。それはそれでかまわないが、湯沸かしポットぐらいは置いてほしいところだ。ルームサービスも終日ないんだし。 テレビはＮＨＫ（衛星版）が映る。日本と時差が３時間なので、こちらのゴールデンタイムに、放送内容はこども向けだ。 |
 ▲ビーチから見たアウトリガーホテル  ▲室内（ダブルベッドルーム）  ▲シンプルなバスルーム
 ▲廊下からの眺め 手前に中華民国（台湾）の旗が見えます。 |
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| ホテルの設備 次に、部屋以外のホテル設備を紹介。 アクティビティ的なものは、ビーチ、プール、フィットネスセンター、テニスコートなど、ある程度充実している。 ビーチ。アウトリガーホテルの施設マップには、しっかり「Beach」と書いてある。しかし、ハワイやグアムなどのビーチとはほど遠い。ラグーンに面しているので、白い砂など期待はできないのは当然か。ホテル前にあるので、一応プライベートビーチのよう。 このビーチでは、海水浴よりシュノーケリングを楽しむのが良し。ホテル間近なのに、珊瑚礁にたくさんの綺麗な魚、エイなどが泳いでいて、時間を忘れるくらい。これは意外な発見だった。 プールは海水プール。競技向けなこしらえなどがなく、ただ四角に掘っただけのもの。日によってゴミなどが浮いているときがあり、あまり泳ぐ気になれないのが正直なところ。これを利用している人は、子供でさえいなかった。目の前にビーチがあるしねー。パンフレットで見ると、いい感じで写っているんだけど。 ビーチ、プールともタオルの貸し出しはなく、「部屋のタオルを使って下さい」とあった。 テニスコートが１面だけある。売店でラケットの貸し出しはしてあったものの、靴とボールは借りられない様子。 ホテル・ディレクトリによると「利用時はテニスシューズを履いてね」とあるので、一応きちんと扱われている。ただコートの傷みは若干ある。 予約などはしないで使用できた。地元マジュロのテニスクラブの人や海外協力隊の日本人女性などもたまに利用しにやってきて、一緒にプレーさせていただいた。 フィットネスセンターがあったが、私たちは利用していない。ひととおりの施設は並んでいた。 嬉しいことに、コインランドリー＆乾燥機があり、それぞれ１米ドル。洗剤も売っていた。部屋にはアイロンがないが、無料で借りることができる。 レストランについては後述。 |
 ▲ホテル前のビーチ  ▲海水のプール  ▲テニスコート |
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