ダイビングなしで楽しむマーシャル諸島
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| ７月７日・さよならマーシャル諸島 ５泊６日で過ごしたマーシャル諸島共和国も、きょうでさよなら。ここに来る前は「何もない島でどうやって過ごしたらいいのやら．．．」などと考えていたが、来てみるとのんびりした所で居心地が良く、「あさってから社会に復帰かぁ」と思うと辛くなった。 来るときのアイランドホッパー便はわくわくだったが、帰りのそれは結構苦痛．．．？ |
 ▲搭乗前の待合いエリア （マジュロ国際空港） |
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| 空港行きの送迎シャトルバス 午前１０時４５分出発ＣＯ９５７便の送迎バス出発は、朝８時００分。それに間に合うよう、７時４５分頃にチェックアウト。しかし、バスは出発時間を大分過ぎて現れ、荷物の積み込み等なんだかんだで、８時３０分出発となった。まあ、このいい加減よう、もしかしたら送迎バスが遅れても飛行機が待ってくれちゃうんじゃないか？なんて気がした。 帰りのバスは、行きと違って２０分も掛からずに空港に到着。 |
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| またまたグアム到着 アイランドホッパーを約８時間搭乗して、再びグアム国際空港に到着。今まで寄ってきたミクロネシア連邦の各空港と違い、降りたらまず冷房の空気が肌に感じる。以前まではグアムでも降りた瞬間に南国らしいなま暖かさを感じたんだけど。 バゲージクレイムは、ダイビング客のスーツケース以上に地元の乗客のクーラーボックスが目立った。 「中に魚でも入っているのかな？」「まさか。だって検疫どうするの？」 なんて話していたけど、本当に釣ってきた魚が入っているようだった。一緒にされたスーツケースが魚臭かったし、隣の人のスーツケースはクーラーボックスのもらい汁で大変みたい。 今回は１週間前の到着と違い、ウェスティンホテルに送迎を頼んでいる。 到着ロビーには、お出迎えのホテルマンが私たちの名前入りボードを待っていた。会うなり、彼は名前入りボード（紙製）をゴミ箱へポイ。あーあ、名前入っているのに．．．。おおらかというか、何て言うか。 外は雨。とても大きい傘を２本用意してくれて、気が利くこと。そして案内された車は、なんとベンツ。しかもタクシー仕様ではなく、自家用車仕様。確かシートは革張りだったような。こんな身なりでいいのかな？と思うが、土地自体リゾートなんだし、まあいいか。 乗車して、冷たいおしぼりとよく冷えたミネラルウォーターが配られる。まさにＶＩＰ待遇の送迎サービス。これでいて往復の送迎代は３０米ドルで、タクシーより安い感じ。今度また個人旅行で来たときは、またウェスティンを予約して、送迎も頼もう。 今回は１週間前と違って、メインストリートを通過した。それにしても、グアム島は著しく変わったものだ。平成７年夏に来たときは、なーんにもなかったのに、今では観光スポット、ショップが何でも揃っている。そんなことを運転手氏に話すと「いろいろ新しいものができたでしょ？」と言った。この発展が日本人観光客にとっていいのかどうか分からないが、地元にとってはよく映っているようである。 ウェスティンホテルに到着すると、ちょうどどこからか帰ってきたのか、日本人の団体客でごったかえしている。そして、運転手氏が「人が多くてごめんなさい」となぜか謝った。いや、別にいいんだけど。 チェックインは自分で済ませたが、荷物を運んでもらったのは、さっきの運転手氏。「雨の中、ありがとうございました」と、ちょっとチップをはずんでおいた。 |
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| ７月８日・いよいよ最終フライトＮＷ７３便 ウェスティングアムを送迎の約束時間にチェックアウト。またまたベンツに乗り込んで、空港に向かう。 ノースウエスト航空のチェックインカウンタは、大勢のツアー客で長蛇の列。しかし空いているビジネスクラス専用カウンタ前の掲示板をみてみると、「エコノミーでもチケット持っている人はここをどうぞ」らしきことが書いてある。長蛇の列は団体用カウンタのようで、チケットを持っている個人客はクラス、券種に関係なく空いているカウンタを利用できるようだった。 おかげで、並ばずに搭乗手続きを済ますことができた。個人旅行よりもツアーの方が割安とされるグアムであるが、この辺りは個人客の方がかなり優遇されている感じである。 ＮＷ７３便はほぼ満席で、そのなかでも子連れのツアー客がかなり目立っていた。幼稚園？の子も比較的多い。そうなると機内は騒がしくなって当然なのだが、意外にも終始おとなしかった。というより、みんなお疲れでぐっすり熟睡のよう。 機内食は、ラップに包まれたサンドウィッチ２つ、カップに入ったマカロニパスタ、カップに入ったカットフルーツ、クッキー、そしてペットボトル丸ごとエビアン。ちょっと貧素？ でも寝不足には食べやすくていいや。 機内食を食べてウトウトしたら、もう成田の上空に来ていた。新潟から発った９日間の旅は、これにて終了。新潟とかと比べると、やはり成田着は楽だのう、と思う。 |
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| あとがき 何もないところで何事もなく過ごす．．．。クルマはゆっくり走るし、人ものんびり。だから怒りもなかなか発生しない。なかなかできない贅沢な旅である。 今回の旅、マーシャルのあののんびり具合は、帰国後もしばらく忘れられなかった。仕事で忙しい時、嫌なことがあったときは、いつも「マーシャルのゆっくりとした時間は、よかったなぁ」と思い出したりする。そういう意味では、忙しい日々に一種の刺激？が与えられて、これから生きていく上でいいことをしたんだと思う。ちょっと大げさだけど。 マーシャル諸島など、なかなか行けるものではないが、またいつか「のんびり」しに行ってみたい。 〜おわり〜 |
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