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ダイビングなしで楽しむマーシャル諸島
(H13.-6.30〜-7.-8)

もくじ・資料1.2.3.4.5.6.7.8.マーシャルの食事あれこれ9.


マーシャルの食事事情
 「マーシャル料理」「ミクロネシア料理」...。うーん、あまりピンとこない。実際にはあるのかもしれないが、このような伝統料理には今回ありつけなかった。
 実際にはアメリカの影響が強いせいで、スーパーマーケットの品揃えはほぼアメリカ製品。必然的にアメリカ風の料理になってしまうのだろうか。

 しかしながら、マジュロの街にはアジア料理屋が何店か存在する。料理店と言っても、私たちは食堂かそれ以下の規模のものしか行っていないが、これらの食堂を中心に書いてみる。


中国広東料理店
 「廣州 Canton Restaurant」という食堂がウリガ地区、RREストア近く&同じ通りにある。
 外装(白い壁)は薄汚れていて、何だか入りづらい。店内にはいると、これまた薄暗い。足元がとても暗く、食事中に黒猫がいつの間にやら近づいてきてびっくり。
 ウェイトレスは現地の人だが、コックはどうやら中国人らしいので、漢字併記メニューから漢字のメモで注文をした。
 酸辣湯とチャーハンを注文。酸辣湯は「何か違う?」とような気がするが、チャーハンは美味しかった。ただ、文字通り広東料理なのか、他の地域の中華料理なのか私には判別不能...。
 値段は忘れたが、安かったと記憶している。
 


▲広東料理店「Canton Restaurant」


▲ベトナム料理店「Thuy's」


▲台湾料理店「旺海軒」
韓国料理店
 「White house」。ウリガ地区、RREストアの近くで、前述の広東料理店の向かい。
 この店は本格派韓国料理を期待しないように! キムチラーメンを注文すると、麺はインスタントのものが出てくる。でもこれは、韓国では当たり前のこと。日本では、インスタントラーメンなど店では出さないからねー。
 妻の注文したビビンバは、本場に近い味ではなく、どちらかというと日本で出される味に近い。曰く「まずいと言うことはない」だそうだ。
 いずれも現地の人に味を合わせているっぽかった。


ベトナム料理店
 DUD地区ではないが、日本大使館及びアメリカ大使館近くに「Thuy's Vietnamese Restaurant」というベトナム料理屋がある。何人かの日本人に「美味しいレストランはどこか?」を訊いたら、ここを挙げる人が多かった。
 この店に行くには車なしでは行けず、タクシー利用となる。私たちはレンタカーを借りている間に行ってみた。
 夫婦でベトナム風チキンカレー(6.5米ドル)、サマーロール(ベトナム風生春巻きのこと?/4.5米ドル)、ベジタブル焼きそば(5.0米ドル)を注文。噂通り美味しかった。


台湾料理店
 「旺海軒(読み方は不明)」。旧称「ライライ」。ストリートより少し奥にあり、場所が分かりづらいため、行き方は忘れてしまった。上記の韓国料理店「White House」のあたりだったと思う。あと、隣が自動車工場か鉄工所だったような...。
 注文した麻婆豆腐(4.95米ドル)、酢豚(4.95米ドル)は、ともにライス付き。それと卵スープ(2.00米ドル)も注文。これもなかなかいける。
 この店も日本人の間では「美味しい」と有名、とのこと。美味しい上に、2階の食堂からは海が見えるし店内が明るいので、上記の広東料理店よりは人気がありそう。


もらえない朝食券
 チェックイン時に何日か分の朝食券をもらうことになっている。しかし私たちの時は何故か渡されなかった。
 で、レセプションに聞いてみる。
  我「朝食券はないの?ここ(予約確認証)にも書いてあるよ」
  レ「朝食券はない。直接レストランでもらってください」

 初めての朝、ウェイトレス(のおばさん)に聞いてみる。
  我「レセプションで朝食券ないって言われたけど、ここで貰えるの?」
  ウ「なくても大丈夫」
 ふーん。席につくと、ウェイトレスがメニューを持ってやって来る。
  我「朝食券がないけど、何が注文できるの?」
  ウ「何でもいいですよ」

 そのとおり、好きなものを注文すると、食べ終わった頃に金額が入ったレシートを持ってきた。「何で金額が?」と思ったけど、「どうしても必要」と言うので、仕方なくサイン。

 「あー、お腹いっぱい!」そういいながらレセプションの前を通ると、ホテルの人(昨日の人とは違う)に呼び止められて、「朝食券があるので渡します」だって! 「えー、いらないって言われましたよ?じゃあ、このレシートは?」と言うと、「これは払ってもらわないと...」
 だから何度も「朝食券は?」って聞いたのにー。
 聞けばどうやらJTBのツアーで私と同姓の人がいて、その人と勘違いしたんだとか。そうか、JTBのは朝食がないのか。
 まあ交渉の結果、ここは払わなくてよくなったのは幸い。ここはのんびりした気風だし、まあいいか。


ホテルの食事
 今回は「朝食付きパッケージ」を利用している。ホテル内の食事で印象にあるもの(朝食限定)を紹介。

 スモークサーモンのベーグルサンド(お金を払えば6.95米ドル)。クリームチーズをたっぷりつけて食べた。

 「地元らしいものが味わえるかな?」と思って注文した、アイランドスタイル・ブレクファスト(同6.75米ドル)。内容は「2種類のエッグ何でも」+「丸ごと海底魚、ハンバーガーパテ、スパム、ポルトガルソーセージ、ベーコンの5つのうちどれか」+「パンケーキ」+「スチームかフライドライス」。ボリューム満点。何だかアメリカ式に近いような...。

 ベルギーワッフル(同5.50米ドル)も何故か朝食にラインナップ。人の顔ぐらいの大きさがあって、上には申し訳なさそげな微量のブルーベリーが。

 飲物は無料だった。紅茶を頼むと、お湯のポットと木箱に入った何種類かのティーパックが運ばれてくる。
 


▲ホテルの朝食


▲清潔的なホテルのレストラン


▲ラグーンの風に当たりながらお茶でも
 (ホテルのレストラン)
てきとー文化(ホテル編)
 ここマーシャル諸島は実にのんびりしたところで、いい味出してる。故に適当、いい加減なところが多々あった。
 まず、アウトリガーホテル。いいホテルの割りにはアバウト。例えば売店で売っていたビール(バドワイザー350ml缶)。初日は1.50米ドルだったのに、4日目は2.00米ドル。どうやって値段決めてるの?
 テニスコート。「ゲストオンリー」とか「ゲストのみ無料」などではなく、住民大開放!状態。しかも来る人全員無料。ほんとのルールは知りません。
 朝食券の件は、先ほど申したとおり。

 そういや、売店の品揃えもてきとーって感じ? 売っているものはビール、コーラ、牛乳。飲物の種類は少ない。ミネラルウォーターは500mlボトルのみで、1〜2リットルのものが欲しかったがここにはなかった。
 石鹸はあってもシャンプーはない。歯磨き粉はあっても歯ブラシはない。ラケットのレンタルはあっても、テニスボールの貸し出しはない。アンバランスでしょ?
 あと、絵はがきくらいは置いて欲しいところかな。


てきとー文化(郵便編)
 官公庁でも同様。RRE近くの郵便局で絵はがきを日本に送ったのだが、初回が0.60米ドル、次に行くと0.50米ドル。ちなみにホテルで請求された値段が0.30米ドル。一体いくら?



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