ＵＡＥデュバイ アラビアンビーチは気温５０℃
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| デュバイってどこ？ ＵＡＥってなに？ デュバイ、ＵＡＥ。 最近「買い物天国」「アラビアンリゾート」など、脚光を浴びているところである。私が「ＵＡＥ＝アラブ首長国連邦」であることを知ったのは、９４年サッカーワールドカップ予選。次の９８年同予選では、会社のサッカー好きの先輩が「ＵＡＥまで応援に行く」と計画していて（実際は行っていないが）、アラビア半島も気軽に行けるんだと思ったものである。 そんな影響もあってか、それ以来私の脳の片隅には「ＵＡＥ」という単語が残っていた。そして昨今の脚光ぶり。ＡＮＡハローツアーに「ドバイ」のパンフレットが登場し、いくつかの雑誌でも取り上げられるようになった。このあたりで「ビーチがあるんだ、行ってみたいな」と、妻に２年ごしの啓蒙活動。そしてデュバイ行きでは最も安いマレーシア航空がＮＷとマイルで提携。そんな後押しがあって、ようやく実現することに。 ただ、デュバイ、ＵＡＥに関してあまりにも情報がない。このあたりは自分で調べなきゃ。 ちなみに、私が職場で「デュバイに行って来ます」と言ったときの反応は．．．。
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| ＵＡＥビザ取得ヒヤヒヤ大作戦 ＵＡＥに行くのに避けて通れない道、ビザ。ＵＡＥ入国にはビザ取得が必須で、取得方法は他の国とはちょっと違う。 まず、ビザ情報の収集。ガイドブックには、ひととおりのことが書いてあったが、デュバイ観光局にも電話してみた。 それによると、
などなど。 では、どうやってビザをお願いしよう？ 既に予約しているラディソンの予約センターに電話してみるか。 それによると、ラディソンＳＡＳのフォーマットによるビザ申込書をＦＡＸしてくれる。この用紙に記入して直接ＵＡＥのラディソンＳＡＳにＦＡＸすればいいわけだ。 申請書類は、一応こんな感じかな？ということで揃えてみて、５月３１日、出発日からちょうど１ヶ月前に送付。
送付すると、早速（１時間後？）反応が返ってきた。ホテル側からＦＡＸが１枚。そこには、
その後はしばらく音沙汰なし。デュバイ観光局の人は「ビザのコピーは、もう来ないとヤバイんじゃないか、とあせる頃にやってきます」といっていたが、本当にあせりだした頃にやってきた。なんと出発日の４日前！ １４日有効のビザで、「ビザ発行日から１４日以内に入国すること」という決まりがあるせいで、こんなにあせらなくてはならない。 ビザのコピーをよく見ると、私の名前のスペルが姓、名とも違う。こりゃヤバイんじゃないの？ということで、どこに言ったらいいか分からないが、とりあえずホテルへＦＡＸにて訂正依頼。すると早口英語の国際電話がかかってきて、「パスポート番号が合っていればノープロブレム！」。 おいおい。本当に入国できるんだろうね。 |
・氏名（フルネーム）／ファーストネーム／性別／国籍／パスポート番号／パスポート発行地／ＵＡＥ入国日／ＵＡＥ出国日／父親の氏名／母親の氏名／職業／婚歴／生年月日及び出生地／パスポート有効期限／ＵＡＥ入国時の航空便名／ＵＡＥ出国時の航空便名／ビザ申請料を支払うクレジットカードの会社名（５択でＪＣＢの選択肢はなし）／クレジットカード番号、名義及び有効期間／サイン（クレジットカードと同じもの）  ▲空港で受け取ったＵＡＥビザの原本  ★髪の毛は？服装は？どうすればいいの？★オット、ちょっと待った！ ＵＡＥと言えば厳格なイスラム教の国。オットはまだしも、つまはどうするの？ お答えしましょう。 ＵＡＥの中でもデュバイだけは観光地化され、接客業で働いている人は出稼ぎの外国人が多い。だからここだけはイスラム色が強くない。リゾートホテルの中にいるときには、ハワイにいるような服や髪でＯＫなのだ。 ホテルの中では、半袖半ズボン。レストラン内ではそれなりに。ビーチはビキニももちろんＯＫ。 街の中では、男性は長袖長ズボン。女性は長袖長いスカートがいい。体の線を出すのはちょっとね。それに、蒸し暑いのでスカートのほうがいいかも。帽子は必需品。 そういうことで、そんなに神経質になる必要はないが、手足は隠したほうがいい。昼間は日差しが強いので、手足を出していたら火膨れになってしまいそう。暑かったら袖をちょっとまくる方がいい。髪は長くても問題ないけど、長いままバサバサ歩いている人はいないので、長いときは結んだほうがいいかな。靴はなんでも良い。私は踵つきのビーチサンダル？で歩いていた。蒸れて足が臭かったけどね。 |
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| デュバイまでの航空券 現在、デュバイまでの直行便はない。一般的に東南アジア、中央アジア乗り継ぎが一般的のようで、私たちは航空券が最も安価で、しかもＮＷのマイルと提携しているマレーシア航空を選択した。 ＊月＊日。いつもの代理店で予約を依頼するも、東京−クアラルンプール（ＫＬ）において、往復とも希望便がキャンセル待ち。６月３０日出発なのに、マレーシア航空ってば、そんなに混んでいるの？ ６月２７日。出発３日前になって「東京−ＫＬの第１希望が取れました」と電話があった。第１希望は到着が１７時と早いので安心。ただし朝１０時３０分発ということで、５時に相模大野から空港バスに乗るのはたいへんだぁ。 でも、もうここまで来たら１７時発でも「寝坊ができるからいいかな？」を割り切っていたんだよね。 |
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| 早起き相模大野 第１日目（６月３０日）。つい最近、自宅近くの小田急線相模大野駅から成田空港行きの直行バスが開業したという情報を入手した。これは便利と言うことで、早速予約。ただ、朝１０時３０分の飛行機に乗るためには、相模原の自宅を朝４時３０分に出て、５時００分の相模大野発成田空港行きに乗らなくてはならない。 バス運賃は片道３５００円だが、２枚綴りの回数券というものがあって、それを買うと２人で６０００円、かなりの割引率。 半分くらいの乗客を乗せて、予定よりも３０分早く成田空港に到着。さすがに早朝だからね。チェックインは８時。嫌々朝マックを平らげ、あとは暇を持て余す。 出国直後、厚生省のＰＲカウンタにＵＡＥの衛生情報チラシがあったので読んでみると、「高温で乾燥しているため、病原菌は生息できません」と書いてあった。 また「ＵＡＥは乳製品に注意」とも書いてある。この旅行中、日本国内で大変な乳製品騒動があったが、我が国の乳製品の衛生管理を棚に上げておいてヨソ様にケチ付けるとは、いい度胸してる。 さて、いよいよ搭乗。これから乗るのはＭＨ９３便、ペナン経由ＫＬ行き。搭乗時に日本の新聞をワゴンから受け取る。 |
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| 初搭乗！マレーシア航空のサービス総合評価 私たちが利用したマレーシア航空（ＭＨ）の東京→ＫＬ→カラチ（経由）→デュバイ往復の４便（エコノミー）について、いろいろ感想を書いてみる。 東京→ＫＬ間は往復ともＢ７７７型機。国内、国際線を問わず、この機材といえば、たいていエコノミーでもパーソナルモニタが付いていて、利用者の評判は上々とか。 利用してわかったが、嬉しいことにＭＨはさらにゲーム付き。シンガポール航空の如く、スーパーマリオシリーズもラインナップされている。２人で長いことゴルフゲームにハマっていた。機内放送時には画面が一時中断するので、スイング途中にやられたら苦労するぞ。 ＫＬ→デュバイ間は往復ともＡ３３０型機。Ｂ７７７くらいの規模ではあるが、エコノミーにパーソナルモニタはない。 Ｂ７７７もＡ３００も、音楽チャンネルがやたらと多いのには驚いた。 機内の雑誌はアエラ、財界（エコノミーで誰が読むんだ？）などがあった。当然、日本発着以外の便に日本語雑誌は置いていない。 機内食はＫＬ、カラチ、デュバイがベースだと、基本はカレー。マトンとチキン、どちらを選んでもカレーなんて時も。でも、おいしいのでカレーだらけでもあまり飽きない。マトンがあってビーフがないのは、さすがイスラム教を考えてのフライト。でもアルコールはしっかり積んでいる。 いただけないのは中東発（デュバイやカラチ）の場合、サラダが生野菜なのにドレッシングがなく（塩すらない）、レタスがちょっとくたびれているという点だ。衛生状態が不安定な地域の場合、「生野菜には手を出すな」が鉄則。いくら機内食でも、このくたびれようでは手が付けられなかった。 そうそう、カラチ→デュバイ便で食べた米ベースのデザートを食べたら、気持ち悪くなった。さらに機体が揺れる。おえ〜っ。 日本発着便では、日本人女性の乗務員が何人か乗務している。男性乗務員はほぼマレー系で、フレンドリーな方が多い。 ここで私が特筆したい点は乗務員のサービス。日系のように、いちいちうるさくなく、かつきめ細かい。日系と米系航空会社のいいところを合わせたような感じだろうか。 「離着陸時の背もたれを直す」「日よけを上げる」などという行為は当然の如し。さらに「食事中はリクライニングをお戻しください」というアナウンスもあった。「食事中」のリクライニング戻しは一応エチケットではあるが、航空会社にとっては「安全喚起」の範疇ではないし、乗客にお任せ的なニュアンスだと思っていたが、ＭＨではちゃんとアナウンスしてくれる。これは非常に助かる。 |
一体いくつあるのでしょう？ このチャンネル、日本便でも中東便でも同じでしたので、いつでも日本の最新ポップスが聴けます。 ウェスタンポップ／イージーリスニング／ポップオールディーズ／カントリー＆ウェスタン／ニューエイジ／クラシカル／ジャズ／コメディ／チルドレンズ／マレーポップ／マレートラディショナル／マンダリンポップ／広東ポップ／ジャパニーズポップ／コリアンポップ／タミルポップ／インディアンセレクション／ヒンディポップ／クラニックポップ  ▲マレーシア航空Ｂ７７７型機（ペナン空港） |
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| マレーシア航空の喫煙席事情 私たちがＭＨ利用の際に心配していたこと。それは「喫煙席のあるＭＨのフライトで、果たして我々は耐えられるのか？」。 私たちは煙さえだめなほどの嫌煙派で、過去にＪＡＬの喫煙フライトでノックアウトを食らった身としては、今後のためにもこれだけはチェックせねば。 機内放送によると、エコノミーの喫煙席は３８列から後ろとのこと。私たちは２３Ｊ・Ｋ列なので、嫌煙派の私たちとしては煙がちょっと気になるかな？と思いきや、全然気にならない。禁煙席側のトイレが詰まっていて、喫煙席側のトイレを使用したときに喫煙席エリアを立ち入ったが、煙は気にならない程度。あまり吸っている人はいないみたいだった。 時刻表には「喫煙席は日本及びデュバイ発着便に設定」と書いてあったが、実際ＫＬ〜デュバイ便は往復とも全席禁煙だった。 ＫＬ〜デュバイ便では、男性乗務員がたばこを吸ってたパキスタン人（多分）に思いっきり注意していた。さっきまで笑顔のお兄さんだったが、驚くような変わり様。心強い。サービスはこういうメリハリがなくては！と思った。 |
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