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マレー半島縦断&ペナンでリゾート

もくじ・資料1.2.3.4.5.寝台券や〜い6.7.8.9.10.11.


ペナン・レパス空港深夜着
 TG機はほぼ定刻通りの22時15分、ペナン・レパス空港に到着。夜遅い到着に、くたびれた空港が更に輪をかけて不安を掻き立てる。

 入国印には「PINANG」と書いてある。マレー語なのだろうか。英語綴りでは「PENANG」だが。そういえば、バンコクのホテルマンと雑談したとき、「ペナンに行く」と言っても通じない。「マレーシアのリゾートの島」と言うと、彼は「ああ、ビナンね」と言った。「Pi」で始まっても発音は「Bi」らしい。タイ語もマレー語も「ビナン」は同じなのだろうか。

 当然と言うべきか、こんな時間でも空港の銀行は営業していた。バンコク・ドンムアン空港での不安は余計な心配だったようだ。

 出口にでると、一直線でタクシー乗り場に向かった。窓口で「ホリデイイン、バツー・フェリンギ」と行き先を告げ、チケットを切ってもらう。料金は28リンギッド。約1000円だ。
 タクシーに乗車。しかし、タクシーは空港構内1階のタクシープール?に停車してしまった。タクシープールと言っても、外見はただのおっかない駐車場だ。
 すると、運転手氏はおもむろに「スリーピー! ドライバー・チェンジ」。おいおい!だったら最初から乗せなきゃいいじゃん。運転手氏は詰め所に待機していた男2人と入れ替わった。車も入れ替え。どうなっとるんだ。
 初めは「乗り場に戻ってくれ!」と言おうと思ったが、次に乗る車両も窓のステッカーから判断してタクシーらしいし、全く持って不安だが信じることにしよう。

 方向から判断して、どうやらちゃんとホテルに向かっているらしい。到着の際も余計な請求はされなかったし、無事で何より。でも何でこんな心配しなきゃいけないんだ。
 何はともあれホリデイ・インにチェックイン。


激安!長期滞在にもってこいのホリデイ・イン・リゾート
 今日から3泊するホリデイ・インは1泊135リンギット(1室2名利用)。3泊だと日本円で約1万5000円となり、1人あたりに換算すると1泊2500円にしかならない。しかも朝食込み価格。
 だからといって各施設が見劣りするわけでもない。そりぁあ、トナリのシャングリ・ラと比べたら劣るかもしれないけど、我々はこれで充分。プールもあるし、マリンスポーツもできる。長期滞在だったら尚更ホリデイ・インがいい。
(ホリデイインのアクティビティは次頁)

3・4日目の予定
 3日目の早朝にタクシーでバターワーズ行きのフェリー乗り場に行き、バターワーズ〜クアラルンプール〜シンガポールのチケットを買う。あとはチェックアウトまでのんびりと。


大人気?の寝台券
 3日目。朝8時頃にホテルを出て、タクシーでペナン島最大の街、ジョージタウンまでいく。タクシー代は20リンギット。
 ジョージタウンには、対岸マレー半島にある街バターワーズ行きのフェリー乗り場がある。そこにマレー鉄道(以下、KTM)のチケット窓口があり、島を出ずにチケットが手に入るので便利。

 私たちがほしい券は以下の通り。

  ・バターワーズ15時15分発〜クアラルンプール21時50分着 1等座席
  ・クアラルンプール22時30分発〜シンガポール翌6時42分着 1等寝台

 必要事項をメモ紙に書いて、全身を布でまとった窓口女史に提出。
 まずバターワーズ〜クアラルンプール間。なんとこの乗り継ぎでは「クアラルンプールでうまく乗り継ぐことができるか分かりません」と言われた。何でもよく遅れるらしいいんだと。40分も乗り継ぎ時間があるのにね。
 ここは安全策を採って
  
  ・バターワーズ8時00分発〜クアラルンプール14時29分着 1等座席

とした。1等座席を67リンギット(×2)で購入。
 この機会にクアラルンプール(以下、KL)市内を見物しようか。

 更に問題発生。KL〜シンガポールの1等寝台については「FULL」と返されてしまった。1等寝台は2人用の個室で、是非とも利用してみたかったのに...。だが、ここで残念がっている場合ではなかった。なんと、2等寝台についても「FULL」という。「KTMはいつでもすいている」ってガイドブックに書いていたじゃない! とは言っても、判断は自分の責任としかいいようがない。とほほ。

 私たちが希望する「KLを夜、シンガポールを朝に到着する列車」の編成は、1等寝台、2等寝台、そして2等座席となっている。1等座席はないので、2等座席しか残されていない。
 KLからシンガポールまたはジョホールまで、航空機利用も考えたが、「2等座席でもいいよ」という妻のお言葉。君はいつから長距離汽車旅に慣れたんだい? やはり俺の影響かな。実際、新婚旅行では24時間も座席列車で乗り通した。
 妻が良ければそうしよう。一応、KLからの列車は2等座席を確保しておいた。あとは当日、窓口でキャンセルがあるかをしつこく問い合わせてみることにする。


ジョージタウン・フェリー乗り場〜バツーフェリンギまで
 行きはタクシーで来たが、路線バスも走っているらしい。何番のバスに乗ればいいかは、行きのタクシー運転手氏に聞いてある。
 
  ・202番 TRANSITLINE(赤バス)
  ・93番 HIMBUS(青バス)

 運賃は70セン。つまり0.7リンギット。
 こういう知らないところでは、バスなどなかなか来ないもんだ。20分ぐらいは待ったと思う。来たのは青バス。満員のバスに乗せられて、バスターミナル経由でホテルのあるバツーフェリンギにたどり着いた。

もくじ・資料1.2.3.4.5.寝台券や〜い6.7.8.9.10.11.

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