マレー半島縦断＆ペナンでリゾート
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| 世界一その１・ＫＬ自慢の高さ世界一ビル まず、切符売り場へ。ここでもシンガポール行き寝台券は「なし」だった。あとは乗る直前か．．．。 身軽になりたいので、荷物を預けよう。ＫＬ中央駅の東側プラットホーム（４番線）には、荷物一時預かり所があるので利用する。こういう有人の預かり所は、時間が制限されるが、大きなスーツケースも預けることができるので、今回はこっちが便利。 そして、タクシー。ＫＬ市内はまだ公共交通網が整備されておらず、今のところはタクシーに頼らざるを得ない。しかし、台北やバンコクと同様、ＭＲＴ（高架鉄道）が整備されつつあるので、近い将来は便利になると思う。ＫＬ市内には一部区間ＭＴＲが開通しているが、観光で乗りこなすにはまだまだ。今日は雨だから、どうせタクシーなんだけどね。 東口のタクシー乗り場で乗り込もうとすると、ハネられた。どうやら、専用窓口でバウチャーを切ってもらわなければならないらしい。 窓口に行き、「ツインタワーまで」と告げると、なにやら表を見ながら計算してくれたようで、すぐにバウチャーをくれた。これをさっきのタクシー乗り場から乗って、手渡せばいい。料金は８リンギット？日本円にして３００円強だったかな？ ボッタクリの心配がないから安心かも。 ＫＬと言えば、真っ先に行きたいところが「ペトロナス・ツインタワー」だ。現在、高さ４５０メートルで世界一を誇る。世界一といっても、ちかごろ高層ビル世界一のタイトルは変わりに変わっており、現在計画中である上海の高層ビルが完成すれば、こちらにチャンプを譲る運命にある。その後も、豪州のどこかにさらに高い計画があったり、きりがない。 妻は、当時世界一だったシカゴのナントカビルに昇ったことがあるそうだから、「ＫＬで再びタイトル奪取」と意気込んでいた。 でも、今回は上にのぼれないんだよね、このツインタワー。昨年あたりまではまだ「建設中」で、今年の今になっても「オフィスビルだから上には昇ることができない」という情報を得ている。それでも最近になって低層階のショッピングプラザがオープンしたらしいので、行ってみる価値はある。 タクシーでしばらく走ったが、近くに来るとさすがに高い。雨上がりの光が射して、ピカピカ光っている。ツインタワーということで、同じような形をしたビルが２つ並んでいて、片方は日本のゼネコンが建設し、もう片方は韓国側が担当している。今は姿が同じように見えても、何十年か後に、どう違いが出てくるかな？ 設計図は同じでも、組織となると民族性が表れるかもしれないからね。それにしても、１棟だけでもすごいのに、よく２棟も造ったもんだ。エラい！ 情報の通り、上には昇れなかった。というか、１階フロアは内装工事がまだのよう。でも、１階フロアには入れたのだから「世界一のビルに行ったことがある」とは言える。私たちは、誰が何と言おうと「世界一のビルの中に入った」のだ！ ．．．虚しい。 地下のショッピングセンターにも行ってみる。人がいっぱい。マイクロソフトのキャンペーンか何かをやっていた。 |
 ▲ツインタワー |
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| 雨中ＫＬ市内観光 次に、タクシーでＬＯＴ１０というショッピングセンターまで行ってみる。 目の前の通りは目下、新交通を高架で建設中。ＬＯＴ１０の建物には「ＩＳＥＴＡＮ」のロゴも掲げてあった。食事をどこにしようか？と思って来てみたが、近くにマックがあったので、妻が行きたがってしょうがないみたい。妻は世界中のマックを制覇するつもりだから、本気だ。「マックを食べ忘れた中国に、もう一度行ってくれるのなら」という条件を付けて、今回はマックに行ってあげた。私にとっても、ちょっと耳痛がぶり返し初め、柔らかいものしか食べられなくなってきている。 ＫＬのマックは、配達サービスもしているのか、店舗前にマックロゴ入り二輪車が並んでいる。あとの雰囲気は世界共通だった。 プラネットハリウッドのＫＬ店も近くにあった。興味本位で入店したものの、優しい兄ちゃんの話法に乗ってしまい、ついＴシャツを買ってしまった。 トイレにも行きたくなったので、近くのホテルに行ってみたら、そこはマリオットだった。シンガポールでもそうだが、マリオットは私たちの「用足し」に重宝されてる。錦糸町でもそうだ。 それにしても、ここＫＬのマリオットもシンガポールと並んで豪華な造り。いつかは利用してみたいホテルだ。 |
 ▲ＫＬ市内・ＬＯＴ１０周辺 |
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| 世界一のその２・ＫＬタワーのてっぺんに 特１級ホテル前だからタクシーは容易に拾えて、ＫＬタワーを目指す。運転手氏は日本通なのか、「どこから来た？東京？大きい街だね」とか「銭形平次」とか「雪はいいなぁ」とか、「首相、ハシモトの次は誰に決まったの？」なんてことまで。よく知っている。 さっきのツインタワー（４５０メートル）はオフィスビルだけど、今いるＫＬタワーは塔。ＫＬタワーも高さが４２１メートルもある。展望料金を支払い、展望台へ。あたりは既に日が暮れたが、街の明かりがそれほど多くない。まあ、夜景としては物足りない感じはする。 しかし、思いがけぬ収穫？があった。何と展望台にあのマクドナルドがあるではないか。バーガー類は置いてなく、フライドポテトやドリンク類しかないのだが、それでも記念撮影用の 「I am the Highest McDonald's in the world」 と書かれたベンチが置かれてある。これも世界一。当然、マックご利用。ここではサンデーを頼んでみた。妻は「アメリカに行ったとき、マック１号店に行けたのに行かなかったこと」をしきりに悔やんでいた。また行こうよ、一緒にね。 ＫＬタワーのタクシー乗り場。タクシーに乗る前に、行き先を告げたら「１０リンギッ！」だって。メーターじゃないのかい？ 次のにしようと思ったけど、妥当な線だし、まあいいや。でも運転手氏自身で「どこに行くの？」と聞いておきながら、私たちがシンガポールに行くのが分かっているのに、反対側の西口で降ろすのはナゼ？ |
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