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マレー半島縦断&ペナンでリゾート

もくじ・資料1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.ドリアン食べようよ!


6日目の予定
 明日は帰国日。早朝発のフライトなので、実質今日が観光の最終日となる。シンガポール観光もいいが、またジョホールバル(以下、JB)に行こうかな。


超アーリー・チェックイン
 とりあえず、シンガポール駅構内の食堂で朝食を済ませる。
 朝8時30分。とりあえずホテルに荷物を預けて...あわよくばチェックインできたらなぁ、と思ってウェスティンプラザに電話。そしたら何と「9時半からならOK」だって。なんて気が利いているんだ! 

 というわけで、朝9時半という異例の早さでチェックインした私たち。でも、チェックインは早いが、チェックアウト時もかなり早い。明朝4時にはチェックアウトしないといけないのよね。

 真っ先にシャワーを浴びて、おひるね。ZZZ...。


ドリアン食べようよ!
 正午にウェイクアップ。さあ、これからどうしよう。

  オット「じゃあ、とりあえずジョホール行こうか」
  、すかさず「え〜っ、なんで〜?? まえに行ったじゃない」
  オット「やり残してきたことがあるんだよ!」
  「なにそれ」
  オット「じゃあ、なにかい? またバタム島行く?」
  (バタム島は、前回の旅行の結果あまりいいイメージなし)
  「...。」

 勝負あった。早速、バス乗り場へ。去年もシンガポールに来ているから、妻はあまり行きたい場所が浮かんでこなかったみたい。夜、オーチャードに行ってあげるから。

 今回はシンガポールからJBに行くのにどれだけ時間が掛かるか計ってみた。バス乗車時から35分でシンガポール側イミグレ着。マレーシア入国してJBの土を踏むのに、全行程で50分間掛かった。(→参照 シンガポールからJBへの行き方)

 今回は、あのドリアンに挑戦してみたいと思う。シンガポールにもドリアン屋はあると思うが、場所を知らないし、JBで味わった方が雰囲気は出そう。何となくだけど。
 見つけた、見つけた、ドリアン屋。もうドリアンだけが山積みになって、圧倒されてしまう。店内には近所のおばちゃんたちが集まって、ドリアンカフェしてる。みんな、ドリアンが好きなんだね。
 でも店はあまり強烈な匂いがしない。もうマレー半島6日目だし、この匂いに慣れたのだろうか。もしこの店が東京にあったら、前を通るだけで「クセ!」と感じるんだろうな、きっと。
 ドリアンは1キロ単位で値段が決められており、「1キロ当たり10リンギット」と「同6リンギット」の2種類があった。その中で私たちは1キロ6リンギットの、もっとも小さなドリアンを選んだ。初心者だし、大きなドリアンは全く自信がない。2キロもあるのか12リンギット(約430円)した。こっちの物価水準から考えて、結構高価な果物と思う。

 実を店員氏に割ってもらった。実は小さいのに、その中のほんの小さな明太子みたいなやつを食べるという。知らなかった。今までは、トゲの皮を剥いて実を丸ごと食べるのかと思っていた。色はクリーム色。
 味? 私は遠慮しときます。なんだかウン○食べてるみたい。でも、妻は実にうまそうに食べている。そういえば、ドリアンが好きな女性は大勢いるし(ドリアンだけでタイに行くという女性を聞いたことがある)、女性は平気なのかも。
 妻が「牛乳と一緒に食べるといいかも」と言っていたが、どうでしょう?ドリアンの先輩方。私が少ししか食べなかったので、妻は「食べきれない」様子。
 こうやって無事?にドリアンを口にすることができたが、その日1日中はゲップがドリアン臭かった。




★「ドリアン」つまの見解★
き嫌いはほとんどない。だからドリアンは立派なフルーツだもの、食べられるはず。味はあるとかないとかと言う問題じゃなく、ただ「こってりまったり」という感じ。オットの言うように間違ってもウン○味?と言うわけではない。それは独特の臭いがするので、そう思う人もいるかもしれないが、味を例えて言うなら「パパイヤとマンゴとアボガドを足して、とにかくもっとこってりさせた感じ」。甘いわけでも、酸っぱいわけでもない。
ーズとかウニとかアボガドとかこってり系の食べ物って、少し食べるにはおいしいけど、そればっかり食べているとお口の中がもう勘弁してくれ!って感じするよね。その勘弁してくれっ!が一口目で感じちゃうのがドリアン。だから美味しいとかまずいとかの問題ではないのだ。
ットはあまり食べなかったので私がほとんど丸ごと食べたが、泣きそうだったよ。正直言って一人で丸ごと食べるのは多すぎる。どんな味でも食べきる根性のある人以外、丸ごとは買わないこと。いくら口に合わないからと言っても、残したり捨てたりは失礼。ただちょっと食べてみたいだけの人は、シンガポール高島屋の地下食品売場に行けば、拳ほどの大きさの実だけが売っているのでそれを買う方がいいよ。でも好き嫌いのある人は多分食べられないと思うけど。
乳に合うかって話は、その後試してみたけど大丈夫だったよ。合う合う。お口直しにピーナッツもいいね。
7日目の予定
 今日は帰るだけ。フライトが朝6時45分なので、4時にはチェックアウトしたい。



▲JBエクスプレス・バス


▲ジョホール側のJBバス切符売り場
JBエクスプレス・バスでの帰り方教えます
 行きのシンガポール→JBで利用した「JBエクスプレス」バス。帰りもこのバスで帰りたい。実は前回、帰りのバスの切符をどうすれば入手できるかが分からず、長い国境橋を歩いてシンガポールに帰った、という苦い経験を持つ。(→参照)
 バス乗り場はマレーシア出国後なのに、出国後ではチケットが手に入らない。そうすると、街のどこかに切符売り場があるはずだ。イミグレの建物に入ろうとしている人に「シンガポール行きにバスのチケットはどこ?」と聞いてみた。

 以下は、私が見たチケット売場の説明。イミグレの道路を挟んだ向かいに「MERLIN Tower」という白い雑居ビルがあって、その1階に「星柔快車」の看板を掲げている窓口がある。そこでJBエクスプレスのバスチケットが買えるのだった。白い雑居ビルの特徴は、1階は各方面行きのバスチケット窓口が軒を連ねており、他に「Snooker」という看板もある。「星柔快車」窓口の道路向かいには、「7up」の看板を掲げた商店がある。
 切符には「$2.4」と書いてあるが、なぜか支払いは2.4リンギットでも可だった。

 こうして、無事に切符を入手。この後はマレーシア出国手続きをして、例のバスに乗り、橋を渡ってすぐ、シンガポールの入国をするために一旦下車。建物でシンガポール入国手続き後、再びバスに乗る。シンガポール入国後は「JB EXPRESS」の看板の列に並ぶ。でもバスは頻繁に来るので列はほとんどなかった。


帰国便でアクシデント
 朝5時には空港のNWカウンターにいたのに、なぜか「あなたたち東京まで? JALに振り替えてもらえませんか?」と言われてしまった。でも、去年の「NW→シンガポール航空」の振り替えみたいな喜びはなかった。JALは全席禁煙ではないし。私はそれでも「JALの国際線に乗る機会はないから」ということで了承したが、妻はあまりいいイメージを持っていないみたい。
 本音を言えば、このお寝坊な私がせっかく早起きしたのに、努力が報われないのが嫌だったんだけど。JAL712便は7時45分発。それまで、空港で待ちぼうけを食った。

 以下は、イチNWユーザの私からみたJALの感想。まず、機内に入ったとたんにタバコ臭い。しかも、一応禁煙席だが限りなく喫煙席に近かったので、非常に不愉快だった。タバコは好みの問題だけどね。
 あと、機内の雰囲気も、慣れてしまったNWの方がいいかな。JALの乗務員さんは丁寧すぎる。う〜ん、でも普段JALを利用する人がNWに乗ると「この愛想なし!」と思うんだろうな。私はかえってNW機内の方が静かで落ち着けるけど、これも好みの問題かもね。あと、免税品の機内販売案内も多すぎる感じ。これも好みだね。
 乗務員は全員日本人のようで、安心できる。でも、日本人以外の乗客はそれでいいのか? 自国の乗務員がいなくても。
 機内食は可もなく不可もなく。ヌードル系は、隣が外国人だとすする音に気を使うが、JALだと大丈夫。でも、日本人以外の乗客はそれでいいのか? きっと耳障りなんだろな。
 機内音楽サービスはGOOD。邦楽では「ちょっと懐かしの音楽」というチャンネルもあって楽しかった。NWだったら邦楽は「新旧1本」だもん。でも、日本人以外の乗客はそれでいいのか? あ、洋楽チャンネルもあるからいいのか。

 珍しげもあってか、フライト時間は短く感じた。寝られなかったけど。無事、15時30分過ぎに成田着。NWだったらもっと早い14時25分に着いていたことを考えると、NWのシンガポール線はシンガポール発はめちゃくちゃ早くて大変だけど、当然成田にも早めに着くので便利、ということに気づいた。


さいごに
 私が使う東京−シンガポール線は、昨年はNW→シンガポール航空、そして今回はNW→JALと振り替えられた。次回はどこに乗れるのだろう? もうまともな直行便はUAぐらいしか残ってないか。UAも乗ったことがないのでいいかもね。

 今回の収穫は、なんと言っても妻に「バンコク良かったね」と言わせたこと。なんでも、トムヤンクンが気に入ったらしい。妻は今では、何度も新宿駅ルミネ地下のタイ料理屋に行きたがっている。万歳! それに、妻はドリアンも気に入ってた。また行きたくなった?

 耳痛については、帰国後耳鼻科に行ったら「外耳炎」とのことだった。

〜おわり〜

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