TRAVELS
海外&国内旅行記
TRAVELS
pooske旅行記

フィンランド北極圏でリゾート――サーリセルカ&ヘルシンキ
13日間(H15.12.21〜H16.-1.-2)

■旅行記 編
もくじ・資料1.2.疲労色濃い関空&アムステルダム経由3.4.5.6.7.8.9.10.11.


日本航空JL341便関空行き
 羽田から関空経由にすると、自宅を出る時間がめちゃくちゃ早い。なんと早朝4時。このことをすっかり忘れていた・・・。昨晩から日延べをしてしまって、その後の行程に疲れを残すようなことをしてしまった。
 それと、帰国便が成田着なので、車で空港入りするのが面倒だったりする。大荷物なのに・・・まあ仕方ない。関空発の海外は初めてで、そういう楽しみもあることは確か。

 羽田のJALカウンターでチェックイン。今回の荷物は2人分で50キロは超え、KLMでは許容範囲(シルバー会員は1人30キロまでOK)だが、JAL国内線ではもちろんオーバー。
 「こりゃ預け荷物の超過分は追加チャージ取られるかな?」と思って覚悟していたら、なぜかお咎めなしで、追加料金なしでチェックイン完了。航空券は日航国内線もKLMも一緒で1冊になっていたし、国際線扱いにでもなっていたのだろうか・・・?

 関空行きの機材はB747SR。機体には「JAA-Japan Asia Airways」と書かれていた。間合い運用?
 関空までは1時間のフライト。でもこの先はもっと長いフライトが待っている・・・。


KLMオランダ航空KL868便アムステルダム行き
 関空ではあらためてKLMカウンターでチェックインをし、荷物を預け、讃岐うどんを朝食として食べ、出国手続きへ。関空はショップがいろいろ充実していて、買い物をするには楽しそうだったが、時間がないのと朝早すぎてすでにお疲れモードだったせいで、ショッピングに費やす時間は残念ながらゼロ。

 今度のKLM機は「KLM・asia」と書かれている。さっきの日本アジア航空に続き、今度も台湾向けの機材。なんだか妙な偶然。
 B747−400のはずだが客室内はなんだか短い。後方が貨物室となっている「コンビ」という機体なのかな? 確かKLMはそういうのを保有している。
 さらに、前方のエコノミー席は左半分しか座席がなく(3−2配置)、右半分はギャレイとなっている。左側には壁があるが、右側には壁。私たちはその壁側2つ並びの席で、妙に落ち着くけど何だか変な感じ。

 機内は5割程度の混雑率で、至って静か。関空発ということでもっと賑やかかな?とステレオタイプ的先入観で想像していた。

 機内食は「パスタorビーフ?」で、パスタはバジル&耳たぶみたいなパスタ。ビーフは米が付く。あと、パンが美味しかった。
 途中、KLM恒例の「アイスクリームorカップヌードル(小)」が出て、着陸前の機内食は「チキンorライス」と軽めの食事。

 あと、気づいた点。KLMのシートは、戻した状態でも背もたれが傾いているような気がする。そして、リクライニングしたときは、結構倒れている感じがした。



▲不思議な空間のKL868便
アムステルダム・スキポール空港
 アムステルダムに到着し、シェンゲン条約域内最初の国として、入国審査を受ける。オランダでは入国スタンプが押されたが、次のフィンランドもシェンゲン条約域内なので、ヘルシンキ・ヴァンター空港での入国審査はない。

 次の便まで約4時間あるので、手荷物を構内のコインロッカーに預け、例によって電車でアムステルダム中央駅に行ってみようと思う。・・・といっても、することといえば中央駅周辺をブラブラするだけ。中央駅に着くころには陽がどっぷりと暮れ、駅舎のライトアップがとても綺麗だった。

 空港に戻ってもまだ時間があったので空港内のショップで暇をつぶす。これが結構いい時間つぶしで、空港内の方がよほど面白かった(アムステルダムは2度目、ということもあるけど)。



▲アムステルダム中央駅

メモ スキポール空港のコインロッカー
 アムステルダム・スキポール空港の構内には、コインロッカーがあります。預ける手順がちょっと複雑で、(1)預ける荷物をロッカーに入れる→(2)しっかり扉を閉めると、一時的に鍵が閉まる(しばらく経つとまた開く)→(3)料金4ユーロを入れる→レシートが出てくる・・・で保管完了です。レシートにはバーコードが印刷しており、開錠時に使いますので、それまで取っておく必要があります。
 取り出すときは、(1)さっきもらったレシートのバーコードをコインロッカーの読みとり部分にかざす→(2)扉があく・・・となります。
 支払いはコインとクレジットカードが使え、紙幣を両替する機械があります。
KLMオランダ航空KL1171便ヘルシンキ行き
 ヘルシンキ行きKL171便は、定刻より1時間遅れ。ヘルシンキ空港から発車する空港バスの最終便に間に合うのかな・・・。タクシーがあるとはいえ、心配になってきた。バスがあるうちは節約したいし。
 搭乗ゲートはD84。スキポール空港Dピアの最遠端がD86なので、ほぼ端まで相当歩かされた。

 機材は小型のB737−400型機。機内食はホッとミールではなく、チョコケーキ、サラダ、チーズサンド。それよりも、早朝羽田、関空乗り継ぎ、長距離フライト、そしてアムステルダムで4時間待ち・・・。自分で選んだ道とはいえ、さすがに疲れた。メモ取る元気もなく、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着。


ヘルシンキ・ヴァンター空港から市内へ
 空港で預けたスーツケースを手にしたのが0時35分。フィンランド航空日本語版タームテーブルに書いてある市内行き空港バス「Finnair Bus」の時刻表を見ると、最終便が24時05分。完全に乗り遅れている。飛行機の遅れがなければ・・・。まあ、飛行機の時刻なんて水物だし・・こんなのよくあること、といい聞かせる。

 到着ロビー(バゲイジクレイムエリア)に掲げている案内をふと見た。それはフィンエアー・バスの発車時刻表で、あらためて時刻確認すると「24時40分、1時10分」とあるではないか! 最終は1時10分だった。
 これはラッキー、大急ぎでとりあえず外に出たら、目の前に青一色のボディで白く「Finnair」と書かれたバスを発見。何とか24時10分発に乗ることができた。

 フィンエアー・バスは雪が積もるハイウェイを時速70キロで快走!(ちょっと怖いぞ) 約30分でコンチネンタルホテルバス停に到着した。

 空港バスだし、コンチネンタルホテル経由だし、「ホテルの目の前に停車」するものだと思っていた。しかし停車したのはホテルの裏手。降りたときは「え?ホテルどこ?」状態。とりあえず、一緒に下車してホテルに向かおうとしている乗客のあとについていった。
 下車したところはホテルの裏手で、裏手にもホテルの出入口があるが、深夜なので施錠されていた。雪が深く積もる歩道でスーツケースを引っ張るのはかなり辛い・・・。しかも大雪、頭を真っ白にしながら裏手から正面までぐるっと歩き、やっとホテルには入れた。ふぅ。
メモ 受託荷物の限度
 チェックインの際に預けられる受託荷物の無料範囲は、日欧間で1人20キロまで無料です。フィンランド航空の国内線は個数制で、1人3個まで無料です。(H15.12現在)


■旅行記 編
もくじ・資料1.2.疲労色濃い関空&アムステルダム経由3.4.5.6.7.8.9.10.11.

旅行記メニューへ

「pooske♪旅行記」ホーム