フィンランド北極圏でリゾート――サーリセルカ＆ヘルシンキ
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| ホリデイクラブ・サーリセルカ 空港発のバスからホリデイクラブ前に降りたのは３組だけだったが、中に入るとフロントデスク前は利用客でごったかえしていた。チェックインの客より、アクティビティ帰りの人達が多い様子（１４時３０分といっても夕暮れなので）。 この時期は満室ということで、私たちの部屋はまだ用意されておらず、２０分ぐらい待った。「鍵をお持ちしますから、その辺に座っていて下さい。コーヒー、紅茶は無料でどうぞ」と言うことでマグカップを渡され、ちびちび飲んでいると先程の係員がやって来て、鍵をくれた。 部屋は１１３号室。ホリデイクラブホテルには本館と別館（アパートメントタイプ）にがあって、私たちは本館の「room」タイプ、いわゆる普通のお部屋。オーロラ観測でフロントを通らずに出られる出入口が隣なので便利な反面、日中は足音でかなり騒々しい。しかも、長い建物の本館のうち、かなり手前に位置していて誰もが通るので、なおさら。 それを差し引いても、例の出入口から外に出ればすぐにオーロラが観測できる（しかも急な撮影にも重宝！）し、私たちのような者にはよかったかもしれない。 本館は、フロントデスク、朝食が出されるレストランが同一建物なので、割と薄着でも行き来が出来る。 別館のアパートメントタイプは、オーロラ観測時に会話を交わした方（全てツアー参加者）の意見を要約すると、「キッチンがついている」とのことで、自炊が出来るのがいいらしい。また、オーロラ観測ポイントも、本館より近い。ただ、本館とは徒歩で２～３分程度距離が離れているので、「朝食に行くにも着込まなきゃならないのが面倒くさい」とのこと。あまりにも面倒くさいので「スパには行かなかった」とも言っていた。 |
 ▲ホリデイクラブ・サーリセルカ |
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| 部屋の設備・様子 では、本館１１３号室の設備を紹介。 まずは大事な部屋の暖房について。暖房は循環式温水によるヒーティング。ただ、効きはかなりよくない。日中はそうでもないのだけれど、夜はほとんど熱くならず、手でも触ってもちょっとぬるく感じる程度。水以上ぬるま湯以下のものが循環していると言う感じだ。全室満室でフル循環なので、１室辺りの効きが悪くなっているのかな？ このことを部屋の清掃に来てくれた人に聞いてみたけど「他の部屋も同じ室温でした」とのことで、常にトレーナーなどの厚着をしなければならなかった。寝るときは掛け布団をもう１枚よけいにもらったほど。ちょっとこれ、ストレスだなあ。ちなみに、室温はだいたい２２～２４度。 なお、カーテンを開けると室温がぐっと下がるので、常に景色は見られなかった。あーあ。まあどうせ１階で、通行人に覗かれてしまうので閉めっぱなしなんだけど。 シャワーのお湯はかなり効きがいいので、どうせならそのエネルギーを部屋の暖房に分けてあげたい気分。 バスルームには、トイレ、洗面器とシャワーブース。 シャワーのお湯は申し分なし。バスタブはない（北欧では標準）けど、シャワーブース分だけ囲まれているので、シャワー中に寒くなるということはない。 タオル乾燥機（電気式）がバスルームに設置されていて、「タオルはなるべくこれで乾かして、交換手間を減らす」と言うことになっている。タオル以外でも、手で洗った洗濯物もこの機械で乾かした。ちなみに清掃は「１日おき」となっている。 ドライヤーもある。 ひげ剃り専用の１１０Ｖプラグ（日本と同じ[ⅠⅠ]形状のもの）はなく、[･･]形状のものしかないので、変換プラグは必須。 部屋にはセーフティボックス（金庫）がない。フロントで預けられるようになっている。アイロンもないが、言えば貸してくれる。 冷蔵庫・ミニバー（ミニボトルはないのでミニバーと言えるかどうか･･･）あり。ただしミニバーは自己申告制で、値段表がない･･･。なので、飲み物はスーパーマーケットで調達した。 また、ホテルの廊下には自動販売機があって、例えばペプシ５００lmが２.５ユーロ。 ところで、冷蔵庫の中には、フィルムに包まれている未開封の使い捨てスリッパが２足！ 使うとお金を取られるのか、はたまた無料のものなのかは不明。それにしてもなぜ冷蔵庫の中に？？？ 電話は机に１台。ダイアルアップであれば、持ち込んだノートＰＣでインターネットが出来る。コネクタは、電話機からコードを外せばRJ-11型で対応可能。ただし通話先（アクセスポイント）は、どの海外アクセスサービスもサーリセルカ或いはイヴァロにはなく、ヘルシンキに繋げた。ホテルに通話料を聞いたところ「１回１.５ユーロ」とのことであった。 テレビは北欧各国のチャンネルと、イギリス、アメリカのがあった。だけどニュース系のチャンネルであるＢＢＣ（英）もＣＮＮ（米）もない。「リゾートに専念しなさい」ってことなのかな？ 当然、ＮＨＫもない。PAY TVで映画が見られる。 収納は、クロゼットと衣類棚が４段で、まずまず。 室外の窓枠には温度計があって、いつでも外気温がチェックできる。 |
 ▲ホリデイクラスの室内（本館）  ▲勝手口？オーロラ撮影の出入口 |
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| ホリデイクラブの温水プール このホテルの大きな目玉は温水プール＆サウナ。フィンランドでは、リゾート地の高級ホテルにはわりと温水プールがあって、しかも子供が楽しめるようなスライダー施設がついているので、一家で季節はずれの水遊びが楽しめる。 |
 ▲温水プール施設 |
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■旅行記 編 |
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