フィンランド北極圏でリゾート――サーリセルカ＆ヘルシンキ
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| ヘルシンキ市内観光（その２） こんどの観光ネタは、ヘルシンキ中心部。トラム等に乗らない範囲の、南港〜エスプラナーディ〜中央駅付近一帯の街歩きの様子を描いてみる。 |
 ▲グランドマリーナのレストラン  ▲大統領官邸〜市庁舎付近その１  ▲大統領官邸〜市庁舎付近その２  ▲オールドマーケットホールの外観  ▲オールドマーケットホールの内部  ▲エスプラナーディ公園  ▲NewYearで花火がうちあがる  ▲暴徒化？いえいえスモーク焚いただけ |
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| 南港付近 利用したスカンディック・グランドマリーナホテルは南港に隣接しているので、どこに行くにもまずはここから。このあたりは、ウスペンスキ寺院、大統領官邸、市庁舎、マーケット広場、オールドマーケットホールなどなど、色々な見どころが南港に沿って点在している。 南港は、ストックホルム行きの大型客船が入港する。ホテルで朝食を取っていると、ぬーっと巨大な船体が現れたのが分かった。こんなのを眺めながらの朝食もいいなあ。 南港の北側は倉庫街と、港湾に関連した建物オフィス（多分）、そしてウスペンスキ寺院がある。夜間は人通りがかなり減る印象。 ウスペンスキ寺院は北欧最大のロシア正教寺院とか。 南港末端（東端部）は大統領官邸、市役所などが集まるエリア。官庁街なのかな？ これらはエスプラナーディ西端に集まり、建物が整然と並んでいるのが印象的。夜間はライトアップも実施される。 マーケット広場は、冬季＆年末のためかガイドブックで紹介されているような大規模な青空市はなく、テントでのセールがいくつかあるだけ。その代わり、オールドマーケットホールという長細い建物があって、こちらは賑やかだった。 この中に寿司店があったので、ここで昼食をとってみた。マグロ２カン６．０ユーロ、エビ２カン５．ユーロと高額な中で、サーモンだけが２カン３．５ユーロ出やすいのは北欧ならでは･･･？ 単独で頼むと高いが、盛り合わせだとどうか？というと、１０〜８カンor巻きのセットものが６〜１１ユーロ。 |
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| エスプラナーディ公園 東西約５００メートル、南北は１ブロック分の長細い公園で、この周辺にはおしゃれな日用品や雑貨を取り扱うショップが建ち並ぶ。有名なフィンランド・ブランドのマリメッコやアーリッカのほか、アラビア、イッタラなど北欧有名日用品を扱う店もある。 ヘルシンキの観光局・案内所もここ。まさにヘルシンキ観光の拠点。 公園はのんびり歩きたいところだけど寒いし、それよりも買い物に興味が引く。泣きだとまた違う雰囲気なんだろうな。 |
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| アレクサンテリンカトゥ通り 個人的にはこのストリートがヘルシンキ街歩きの中心と思っており、帰国後でもヘルシンキといえばこの通りを思い出す。よく利用したストックマンデパート〜ヘルシンキ大聖堂を結ぶストリートで、市電でもよく通ったからだと思う。 特に、ストックマンデパートは買い物から食材購入まで、よく利用した。夜間のデパート前は、頻繁に走るトラムにイルミネーションで飾られて賑やかな夜の景色が印象的だった。 ヘルシンキで最も有名？な「３人の鍛冶屋像」もストックマンの前にある。 |
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| ヘルシンキ大聖堂＆元老院広場 真っ白な外壁に中央のドーム屋根。建物は四方のどこから見ても同じ形で左右対称。周辺の建物とは明らかに存在感が違う、まさにヘルシンキの象徴。 昼間は散歩中の市民や観光客を受け入れ、夜はライトアップで威厳を放つ。ライトアップで真っ白に浮かび上がる巨体は圧巻である。 12/31にヘルシキ大聖堂の前にある元老院広場でカウントダウン・イベントがあると聞いたので、２３時過ぎにホテルを出発し、市電に乗って参加してみた。 カウントダウンが近くなると、まず市長さんか誰かのご挨拶。そして、カウントダウン開始！ ５、４、３、２、１、０！！！ 大歓声、そして周りから花火が！ あれ？おいおい！広場で市販の花火を上げてるよ！ 素人花火師が広場のあちこちで上げまくっている。火の粉がこっちに向かってきたり、もー大変。 ･･･通りに目をやると、誰かがスモーク焚いてる！ おっかねえ･･･。何やら異様に雰囲気になっちゃった。まあ、それでも他の人と新年のあいさつを交わしあったり、中国人と世間話したり、色々楽しいカウントダウンだった。 宴はまだまだ続くのだろうけど、明日は帰国の日。朝７時のフライトで早起きしなきゃいけないので、そろそろ帰らなきゃ。 |
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| 元旦早朝にチェックアウト ＫＬＭの１１６４便は朝７時００発なので、エアポートタクシーを５時にホテルから乗車できるようにホテルのフロントであらかじめ手配。４時４０分頃にチェックアウトをしたら、「レストランは開店前ですが、朝食の用意があります」と案内された。行ってみると、１階レストラン入口前のカウンターに、トースト、牛乳、フルーツ等が並べられている。そして、「日本人は果物が好きですので、用意しておきました」。 もともと朝食付きのレートではあったが、こんな早朝チェックアウトなら食事にありつけないのが普通。まさかこんな時間に朝食にありつけるとは！ すごく行き届いたサービスだ。しかも、案内してくれた係員の日本語が堪能なこと。聞いてみると、日本で仕事をしていたことがある、とのことだった。 チェックアウトの時にスカンディック公式Webで予約した「３泊分３０ユーロ／部屋・日」のレートが最初８０ユーロで精算され、結局は予約確認書に印字してあったプロモーションコードを見て、３０ユーロと理解してくれたんだけど、これも日本語ができる彼だったからことが収まったのかも。 彼のおかげで、色々とラッキーだった。 |
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| エアポートタクシーでヴァンター空港へ 黄色い車体のエアポートタクシーは５時ちょうどに到着。車両は、アメリカでよく見かける、１０人ぐらいが乗れるバンタイプで、フォルクスワーゲン製。こんなに大きいのに２人乗り？と思ったら、途中ホテル、そして民家にまで立ち寄って一路空港へ。家の目の前まで来てくれるなんて、便利だなあ。 料金は１グループにつき１８ユーロで、途中に誰が何人乗っても自分が支払う額は同じようだった。５時３２分、思ったより早くヴァンター空港に到着した。 |
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| ＫＬＭオランダ航空ＫＬ１１６４便アムステルダム行き 早朝の空港は閑散としており、６時になると、ぼちぼち店が開き始める。免税店も開店し、ストックマンデパートで買い物したときに入手したタックス・リファウンドのバウチャーもこの店のレジで換金することができた。 ＫＬ１１６４便の機材は、行きと同じＢ７３７−４００。早朝なので寝ていたら、いつの間にかアムステルダムに到着していた。 |
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| 宴のあとの恐怖？ 〜アムステルダム市中心部 アムステルダム・スキポール空港に降り立ったのは朝９時。次の成田行きのフライトが１４時１５分。２時間前に戻るとして、３時間は暇となる。行きの時は市内に行かなかったが、正月の市内はどうなっているのだろう？と思ったので、とりあえず空港駅から電車で中央駅に行ってみることにした。 アムステルダム中央駅。なんだか雰囲気が違う･･･。人通りがいつもより少ない。 とりあえず、ダム広場に向かってみる。人通りがますます少なくなっていく、っていうかほとんどいない。駅前以上に閑散してる。いつもは賑やかなのに、写真を撮っても人影が全く映らない。 広場からダムストリートを歩いてみる。ここでかなり怪しい人と何人かすれ違うのに右往左往。そして、ストリートのさらに前方は何やら叫んでいる人が･･･。 「マリファナー！マリファナー！」 おいおいおいおい！いくら何でもこりゃヤバイでしょ！ 慌てて引き返し、とりあえずこんな閑散日なのに営業していた土産物店に待避。店内は賑やか、でも東洋人だらけ･･･実は中国人の団体客だった。こんな怪しい日に歩く僕らも僕らだけど、彼らもたくましいなあ。 通りにはゴミが散乱。割れたビール瓶もあちこちで見かける。それを片づける清掃員。車道は、路面清掃車がけたたましく通り過ぎていく。きっと昨晩はニューイヤーでお祭り騒ぎだったんだろうな。でも、今はあとの祭り。どこもそうなんだけど、元旦の朝はひっそりしている。それにしても怪しかった･･･。 市内に１時間もしないうちにスキポール空港に戻ってきた。空港にいてもスキポールなら別に暇じゃないし、カフェにいたり店を見たりして時間を過ごした。やはり空港内の方が楽しかった。 |
 ▲正月で怪しさ抜群のダム広場付近 |
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| ＫＬＭオランダ航空ＫＬ８６１便東京行き ＫＬ８６１便東京行きの搭乗券はヘルシンキでのチェックイン時に受け取っており、ここでまたチェックインする必要はない。気になっていたのは、東京行きの座席番号。搭乗券には１Ａ、１Ｂと印字してある。ビジネスクラス？と思ったが、エコノミークラスとも印字されているし、なんのことやら。ビジネスクラスが８０番台とかで始まって、エコノミー席を１から振っているのかな？ 搭乗してみると･･･あ、やっぱりビジネスクラスのシート！ で、周りの人もこりゃラッキーだ！と喜んでいる。しばらくして感づいたけど、ビジネスクラスのシートをエコノミークラスの運用としていた。 毛布、食事はエコノミー仕様であった。だけど、そんなのは気にしない。この座席にさえ座れたら！ 東京までの十数時間、ゆったりのフライトだった。 機材はこれまたＫＬＭ-Ａｓｉａと書かれた機体のＢ７４７−４００型機。前から１〜４列目がビジネスクラスのシートで、エコノミー運用。正規ビジネスクラス運用は、２階席であるようだ。 機内食はエコノミー用だろうが何だろうが、これは美味しかった。「ビーフ」は和風おろし。機内食で大根おろしのタレは初めて！ もう一つの選択、「パスタ」も美味しかった。 朝食は厚いトーストのピザ。夕食でパスタを選んだ人にとっては連チャンでイタリア料理となるが、朝食のピザは「肉」と「チーズ」が選べて、これまた美味しい。 食事も座席も満足、満足。 |
 ▲おろし大根風味のビーフ |
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| さいごに 今回はウィンターリゾート、ヘルシンキ市内観光、タリン観光と盛りだくさんの１３日間。フィンランドは、とても気に入ってしまった。サーリセルカも、ヘルシンキも。やはり冬季の北欧はやめられない。 そして、はっきり言って恐る恐る行ってみたエストニア・タリンの旧市街もお気に入り。バルト３国の残り２国も行きたくなってしまった。 次に訪れるのなら、ストックホルム〜ヘルシンキ間の大型フェリーに乗ってみたいし、ヘルシンキから列車またはクルーズ船でロシア・サンクトペテルブグルにも行ってみたい。 〜おわり〜 |
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■旅行記 編 |
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