オーロラ当たり年？個人手配でグリーンランド
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| ＫＬ１１３１便コペンハーゲン行き さて搭乗。シェンゲン条約で楽になったはずなのに、コペンハーゲン行きオランダ航空ＫＬ１１３１便の搭乗口は「Ｄ８４」で、めちゃ遠い。行ってみれば最も端っこで、歩いて１０分もかかった。出国審査があっても近い移動距離の方が楽だってば。 飛行機はＢ７３７−４００型機。乗り込んで、まず前方キャビンに２×３列シート。「ビジネスクラスにしてはちょっときつめだなー」と思って次の後方キャビンに進んだら、後方も同じく２×３列シートという配置だった。Ｂ７３７型機のエコノミーは通常、３×３列の配置なので、今回のエコノミーはとてもゆったりしている。これは帰りのコペンハーゲン→アムステルダム便でも同じシート配列だった。欧州内便はみなこうもゆったりしてるのか、それともＫＬＭだけなのか．．．？ マイナー便ではないんだろうけど、日本人はおろかアジア人すらいなかった。それはそれでちょっと気味悪い。 １時間１０分のフライトでも、おやつのパンケーキとナッツはちゃんと出てきた。せわしなかったのは確かだが。 |
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| コペンハーゲン・カストロップ空港到着 ＫＬ１１３１便は、定刻どおり１５時３０分頃到着。空港に降り立つ時は既に日が暮れかかっていて、うっすらしていた。 ターミナル内に入り、クリスマスで着飾ったショッピングゾーンを経由し、荷物受け取りエリアへ。オランダとデンマークはともにシュンゲン条約域内なので、ＥＵの国民以外でも入出国審査は通過しない。国内線の感覚で、デンマーク入国を果たした。シェンゲン条約によって、ＥＵ域内の往来は楽になったそうだが、やはり入国審査＆スタンプポンがないと気分が出ないなー。 ある程度の両替を空港内でしておく。両替は、空港より市内、銀行より両替商の方が得らしい。 税関を出ると、両サイドにＳＡＳのカウンタが並び、さらにまっすぐ進むと列車のホームに降りるエスカレータが現れる。例によって、改札はない。 コペンハーゲン市内までは自販機で買うことができるが、買い方も運賃も分からないので窓口で並んで購入。窓口で購入するチケットはバスの整理券のような味気ないもので、「３ＺＯＮＥＲ」と書いてある。運賃は19.5クローネ（約３００円）。 |
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| 空港→市内の交通 コペンハーゲン中央駅方面行きの列車は、すぐにやってきた。この列車はスウェーデンのマルメからやってきて、コペンハーゲンの５０分先のヘルシンゴーまで行く。概ねこの運行形態のようである。 約１５分後、コペンハーゲン中央駅着。さて、私たちが利用するインペリアルホテルに行くには、最寄りのベスタポート（Vesterport）駅に行かなくては。 この列車は「Ｒｅ」という系統名で、東京で言う総武快速列車のようなもの。残念ながらこのＲｅ列車はVesterport駅に停車しないので、各駅停車の「S-tog」電車に乗り換える必要がある。 S-tog電車は、全て赤い電車。昔の地下鉄丸ノ内線を思い出すデザインだが、乗った電車は落書きだらけ。なんだかＮＹのオンボロ地下鉄に見えてしようがなかった。 |
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| ベスタポート（Vesterport）駅 中央駅からVesterport駅は、実は歩ける距離。電車であっという間にVesterport駅に到着。地図で見る限り、南側で降りると便利そうだが、南口がまさにインペリアルホテルの目の前。道路をわたるとすぐにホテルの入り口という近さに、大荷物キャリア私たちには大助かり。エスカレータもちゃんとあるし。 |
 ▲Vesterport駅とインペリアルホテル  ▲インペリアルホテルの客室内  ▲インペリアルホテルの格式ある？廊下
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| インペリアルホテルにチェックイン 高級ホテルには、タクシーか何かで乗り付けて、ドアマンに荷物をピックアップしてもらうのが最も絵になると思う。しかし今回は自らスーツケースをゴロゴロしながらチェックイン。でも、北欧はそもそもチェックイン時でも自分で荷物を運ぶのが常らしいので、この点はかえって助かる。入国初日はチップのこととか、あまり分かっていないし。 当然、部屋にも自分で荷物運び。このホテルのエレベータは奥行きがあまりなく、スーツケースを入れ込むと窮々とする。しかも、階数ボタンがでべそタイプ、壁が木でできている．．．。歴史を感じるマシンだこと。 カードキーを差し込んで、さて入室！と思ったら、なぜか開かない。普通、ホテルの扉は押して開けるもの。なんで？と思って引いてみたら開いて、さらにまた同じような扉が１枚。二重扉だった。そういう構造なので、チェーンは付いていない。 |
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| 室内の設備 インペリアルホテルは市内でも高級の部類に入ると思っていたので、そのつもりで入室したら．．．。 「うわー、何だか古いねー」 「部屋はちょっと狭いかな」 「ねえ、タンスが全然ないよ」 机、テーブル、椅子３つ、テレビなど、すぐ目に見えるものは一通り揃っている。しかし、タンスの引き出しがないのは痛い。これから５泊もするのに、衣類が仕舞えないのはかなり不便だ。 タンスがない代わりに、入り口近くにクロゼットと棚がある。照明がほとんど照らないので、ちょっと使いづらい。暗い棚をよく見ると、うっすらと金庫がある。しかも昔ながらの鍵穴式（鍵はフロントで借りる）。 室内は、おおざっぱに見て白系を基調としていて清潔感があるが、細部を見ると歴史を感じる。 机は、シンプルそのもの。引き出しぐらいは欲しかった。 テレビは、目覚ましコール機能付きで、消すと時間が表示される。その代わり部屋に時計はない。番組は英語の番組だとＢＢＣしかない。ＮＨＫワールドが映らないのはいいとして、ＣＮＮが映らないのは、こっちでは標準なの？ 有料テレビは充実していて、エッチ系は数秒間覗けた。内容は、さすが北欧って感じ（イメージひとり歩き）。 次に寝具。「この部屋はキングサイズ１つかー」と思ったら、実はシングルが２つ繋がっていた。真ん中にはまって落ちないかどうか、心配。ついでに寝具そのものは柔らかめ。でもこれは後述のグリーンランド・Kangerlussuaqホテルでも同様だったので、こっちではこういうベッドが標準なのかも。 水回りは、ちょっと古さを感じる。シャワー、洗面とも、水と湯の蛇口はシングルレバーではないので調節は面倒。バスタブは深めで使いやすかった。アメニティは、最低限のものしかなく、更にシャンプーは兼ボディソープのタイプなので、気になるのならシャンプーを別途買ってもいい（１階の化粧品店で購入可能）。 |
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| ホテルの朝食 デンマークのホテルは、朝食付きが基本のようで、ここも例外ではない。予約時に「コンチネンタル式（パン中心、温おかずなし）」と聞いていたので、できるだけなら「アメリカン式（あるものは何でもあり）」に追加を払ってでも替えたかったが、ここはコンチネンタル式しか選びようがない内容だ。 パンに、チーズ、ハム類（３種類）を挟んで．．．というのが朝の定番となった。菓子パン系は、なかなかいける。 |
 ▲ホテルの朝食はここで |
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| 全体の感想 ここまで、何だか不満ばかり目立ってしまったが、５泊もするとやはり立地の便利さには変えられない。古き良き設備が受け入れられる人向きだと思う。 インペリアルは４つ星だが、ここのレストランは市内でも有数のところらしい。 ４つ星以上では、立地の良さならラディソンＳＡＳロイヤルホテルか、ここインペリアル。予算に余裕があれば、是非５つ星のＳＡＳロイヤルを。いずれにしても、コペンハーゲンが初めてで、何泊かするのなら、この２つのホテルを選ぶのが無難かと思う。 |
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| コペンハーゲンの他のホテル では、他のホテルはどうか？ 出発前に検討したホテルについて、現地に着いてみて分かったことを書いてみる。 最終的に迷ったマリオットホテル（★★★★★）。今年秋に開業なので新しさに惹かれた。地図によるとチボリ公園の南側あたりで、立地は良さそうに見えたが、実際行ってみると周りはビジネスビルと港湾施設っぽいものしかなく、商店は近くにない。何でもホテルで済まそうとするならいいが．．．。運河側の部屋だと、眺めは良さそうな感じ。コペンハーゲンが２〜３回目で、のんびり過ごしたい、という人向き。最寄りのバス停は８番バス。 ラディソンＳＡＳスカンジナビア（★★★★）。空港から直通バスがあるあたりは便利だけど、とにかく市内から離れている。アクセスは路線バスのみ。日曜は本数がぐっと減るかもしれないので注意。市内唯一の２４時間営業カジノがあるが、こればっかりやっているわけにはいかないしね。 ラディソンＳＡＳロイヤル（★★★★★）。高い。予算にもうちょっと余裕があれば、迷わずここにするのに。中央駅にもチボリ公園にも近く、スーパーもすぐそこ。１階にはＳＡＳのチェックインカウンタがある（私たちが訪れた時にはやってなかった）。 ベストウェスタン・シティ（★★★）。安さに惹かれて予約しかけた。おそらくマイルが加算される最も安いホテル。ニューハウン地区にあり、地図で見ると賑やかそうな地区にありそうだが、全く静かで、人通りは少ない。よく言えば、閑静なところ。交通はバス頼り。近くには小さな商店がポツンとあるだけ。夜は大丈夫？ |
 ▲マリオットホテル（周りに何もない･･･） |
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■旅行記 編 |
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