オーロラ当たり年？個人手配でグリーンランド
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| カンゲルルススアークの街の様子（空港南側編） 内陸氷河ツアーと犬ぞりツアー、それにオーロラ観測以外はのんびりするしかない当地での滞在。こういう時間を利用して、ちっちゃな街だけどカンゲルルススアーク空港周辺を散歩してみた。 この街は、空港周辺にしか集落がない、いわば空港城下町。空港自体は大きく、空港ターミナルがあり街の玄関口である「空港北町」と、旧米軍施設が集まる「空港南町」に集落を隔てている。※「空港北町」と「空港南町」は作者が勝手に名付けた名前で、正式な地名ではありません。 住民は空港南町により多く住んでいるようで、街の機能は空港南町の方が充実している。空港北町は官庁関係の施設が多く、郵便局や交番はこちら側。 12/28（到着日）の今日は、着いてまだ日が暮れないし、といっても１４時００分でうっすら暗くなり始めたけど、空港南町に行ってみることにした。 南町までは歩いて行った。気温はマイナス１０度。滑走路の先端を若干迂回するように、平面から見て浅いＵ字状の道なりを右回りに歩く。 雪が積もっているので、この道に歩道があるかどうかは分からない（多分ないと思うけど）。道路の両端は雪かきのため盛り上がったり幅が狭くなったりで、非常に歩きづらい。そういう状態でも自動車はかなりの猛スピードで駆けていく。緩いカーブ地点など「スタッドレスタイヤなんて履いていないのにあんなにスピード出して滑らないのだろうか？」って思う。時速６０キロは出ていたんではないだろうか。 とにかく、夜間に道路を歩くのは危ない、と思った。とはいえ、今は日が暮れ始めている。帰り、どうしよう･･･？ 途中、滑走路の先端に踏切みたいな信号機がある。普段は消灯しているが、飛行機の離発着時には赤灯が点滅して、踏切のごとく停車しなければならないようだ。 滑走路の南側を過ぎ、空港南町に到達。左手には同じような作りで色だけ違う、巨大なコンテナのような建物が現れる。そのうちの黄色い建物はTuttu Inn（？）というホテルで、私たちが泊まっているカンゲルルススアークホテルよりも安い。 次に、左手に一見ボウリング場っぽい建物がある。といってもボウリング場ではなく（ボウリング場は他にある）、Polar Bear Innという施設。12/31ニューイヤーパーティの会場で、後に利用した。普段もダイニングホールとして食事を提供している、とホテルディレクトリに書いてあった。 ここまで、かれこれ２０〜３０分は歩いただろうか。もういい加減辺りはすっかり暗くなり、これ以上歩いても見物にならない。そこへちょうど良く、バスがやってきた。よく見ると、Polar Bear Innの前にバス停らしきものがある。このまま来た道を戻るのは嫌なので、迷わず乗り込み、空港に戻る。 Polar Bear Inn前を出発したバスは、空港南町の他の集落を何箇所か立ち寄り、一気に空港北町の空港前に戻る、という運行だった。 他に空港南町には、温水プール、ボウリング場、バーなどの娯楽施設、教会や診療所などの公共施設など、旧米軍の関連施設がそのまま残っている。ほんとはもうちょっと空港南町を見てみたかった。 |
 ▲離着陸時の信号機  ▲空港南町の様子  ▲Polar Bear Inn
バスなのかタクシーなのか、よく分かりませんでしたが、とにかく公共交通機関を利用したとき、運賃は１人１０クローネ（約１５０円）でした。北町の空港前を起点に、南町のPolarBearInn前、南町の街中（どこかは不明だが距離はそんなに走らない)、空港と戻ります。以前は無料という話を聞いたことがありますが･･･。 ホテル部屋備え付けのディレクトリによると「タクシーは１人１０クローネ」と書いてありました。私たちに乗ったのは、タクシー？？？
Hotel Tuttuは空港ホテルより安いですが、交通の便を考えると、やはり空港隣接のホテルの方が滞在していて楽しいかと思います。  ▲Hotel Tuttu |
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| カンゲルルススアークの街の様子（空港北側編） 空港北町周辺は、1/1の午後に歩いてみた。空港北町は空港建物周辺に施設が集中しすぎて、空港南町ほど街の範囲は広くない。郵便局、発電所、交番、学校（多分）、スーパーマーケット、ガススタンド、集合住宅及び一軒家が何棟か、これらはほぼひとかたまりに位置している。 空港を出て左手（真西の方向）に１本の道が延びているので、歩いてみる。ちなみに、これから歩こうとしている方向にバスは走っていない。 しばらく歩くと、左手に大きなパラボラアンテナが寂しそうに上を向いている。次に、右手に給油所っぽい施設。凍てついていて、利用されている気配はない。 ロンリープラネットによると、空港建物から約１．５キロメートル地点の西はずれにユースホステルがあるはずなのだが、確認できなかった。冬季休業なのか、完全に休業なのか･･･。 また、このあたりには、かすかに集落がある。一応住人はいるようだが、かなーり寂しい地域である。 こんな場所なので、私たち２人が歩いていると、横を通る車はほぼ私たちに手を振ってくれる。確かに、こんなところを歩いている人は珍しいのかも。住人なら絶対車で往来するんだし。 それにしても、この真西に延びる道はどこまで続くんだろう？ ひょっとしたら、西へ約１００キロの地点にあるシシムイットまで行けちゃうんだろうか。そんなことを考えていたら、きりがなくなってきたので、この辺で戻ることにした。 |
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■旅行記 編 |
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