オーロラ当たり年？個人手配でグリーンランド
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| カンゲルルススアークホテルにチェックイン 空港ターミナル内は大勢の待合い客で賑やか。私たちは荷物を受け取って、自動扉の向こうのホテルレセプションへ。ＳＫ２９１便の乗客の多さからして「並ぶかな？」と思ったが、チェックインをする人はほとんどいなかった。 レセプションを見てびっくり！ なんか立派。カウンタの横にはコペンハーゲン市内のホテルでも見かけた「Ｈ」マーク＆★いくつ銘板が掲げてあって、このホテルはお墨付きの３つ星だった。来る前はすっかり「大したことないホテル」と勘違いしていたけど、実は立派なホテル？ レセプションの人など、普段着で対応されると思ったが、ちゃんとジャケット着ているし。ごめんなさい。 部屋は３１０９号室（といっても３１階ではない）。ここも北欧のホテルと同様に荷物は自分で部屋に運ぶ。だけどこのホテルには階段しかないので気合いを入れて運搬。階段を上がり、廊下を突き当たって、また階段があって、今度はどえらく長い廊下を直進して．．．。結構長い距離を歩かされた。 ３１０９号室にはベランダがあった。部屋は予め南側をリクエストしておいたので、ベランダに出てオーロラを見ることができる、と思った。 しかしちょっとした不具合が発生。シャワールームの明かりがどうしてもつかない。仕方なくレセプションに電話する。
何のことだかさっぱり。レセプションまで話しに行こうと思ったら、先ほどチェックイン時に対応してくれた方がすぐ来てくれた。 彼がいろいろいじっても照明はつかず、
ありがたい対応で、数分後、技術の方が来たがやはり駄目で、結局
となった。 仕方なく部屋を移動。新しい部屋は３１１９号室で同じダブル部度タイプの空港側、だけどベランダはない。 部屋の中に入ると、すぐ左にキーの差込口がある。これにキーを差し込むと、部屋の電源が入る仕組み。先程の部屋にはこんな仕掛けなかった。だから話が通じなかったのか･･･。 いろいろ荷物を整理していると、ベランダ付きの部屋と比べて少し違うことに気づいた。
と、妻が喜んで衣類をしまい始めた。結局、こっちで良かったのかもしれない。 |
・スイート（トイレ・シャワー付き） ・ダブル（トイレ・シャワー付き） ・ダブル（トイレ・シャワーなし） ・シングル（トイレ・シャワー付き） ・シングル（トイレ・シャワーなし） トイレ・シャワー付きの部屋には、洋式トイレ、シャワー、洗面器が付いています。トイレ・シャワーなしの部屋には、洗面器のみがあるようです。 共同使用向けのトイレは男女別に分かれ、各々のトイレの中にシャワーがあります。また、男女兼用ですがバスタブ室もありました（あまり使われていないようです）。 個室、共用ともシャワーにはＬＵＸ製のボディ兼ヘアシャンプーが備え付けてありますが、それ以外のアメニティはありません。 部屋は南側（空港側）と北側（山側）に分かれますが、部屋からオーロラを見たいなら、南側の部屋をリクエストしておくべきです。また、トイレシャワーなしの部屋は、全て北側の配置となるようです（廊下に掲示してある部屋割り図を参照）ので、オーロラ目当ての場合はトイレシャワー付きの部屋を選択することになります。 スイートの情報は割愛いたします。  ▲共用のシャワー（手前）とトイレ（奥）  ▲共用のバスタブ |
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| 部屋の設備紹介 デンマークなんとか局公認３つ星ホテルとあって、それなりに設備が整っている。 実はこのホテルに滞在するに当たって、酷寒の地グリーンランドのことなので、分からないことが多々あった。そこで、私たちが利用してみて知り得たことをいろいろ書いてみる。 |
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机・テレビ・電話・電気スタンド 机には引き出しがひとつ。ここで持ち込んだノートＰＣをぱかぱか打っていた。 テレビは７つのチャンネルがあった。 地元ＫＮＲは、英語放送も多く、下にデンマーク語の字幕が入ったりする。 地元以外には、デンマークの局が２局、ノルウェーの局、ディスカバリーチャンネル欧州版などがあった。 変わり種としては、地元カンゲルルススアークの文字放送。画面いっぱいに延々とイヌイット語＆デンマーク語の文字ＣＭだけってもの。こうして見ると、イヌイット語って１単語のアルファベットがとても長いのね。 もうひとつは、空港の発着案内で、空港と同じ画面のものが部屋でも見られる。窓から滑走路が見えるので、「この便はどこ行き？」とか言うのが容易に分かって面白い。 コペンハーゲンのインペリアルホテルでは、英ＢＢＣがあって米ＣＮＮがなかったが、こちらは両方ともない。元米軍基地なのでＣＮＮぐらいはあるかな？と思ってたけど。 電話は、ウェスティン系ホテルで採用されている電話機そのもので、いいのを使っている。電話機横のモデム出力ジャックは、うまく繋がらなかった。 |
 ▲机は冷蔵庫一体型 |
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| 冷蔵庫・ミニバー 机の右下に冷蔵庫が収まっている。ミニバーがあるのは意外だった。そういえば、カンゲルルススアーク行きの飛行機内ではみんなやたらとミニボトルを消費させていたっけ。結構需要がある、ということなのかも。 |
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| 寝具（ダブルルーム） ２人部屋は「ダブルルーム」と称される。ダブルルームの寝具は当然ダブルベッドなのだが、半分に分けてシングルベッド×２という使用形態も可能。男２人で１部屋という要望にも対応できる。でも、男同士であれば、普通だったらシングルルームかな。 このダブルベッドのタイプ、コペンハーゲンのインペリアルホテルでも同様だった。デンマークではそれが標準なの？ 枕元に目覚まし時計が欲しいところだが、設備としては置いていない。目覚ましはウェイクアップコールのサービスを利用する。 |
 ▲クロゼットはこんなに大きい |
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| テーブル・椅子・クロゼット 嬉しいことにテーブルがあり、部屋で食事も楽しめる。大きさは麻雀卓ほどで、オーロラ待つ間に１局、なんてのもいいかもね（でも海外で賭け事はだめよ）。 何よりデザインがいい。これだけで「いいホテルに泊まっているんだなー」と思える。 クロゼットは結構大きく、ハンガーも８つあるので、防寒着など多めの衣類でもＯＫ。 |
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| シャワールーム・トイレ シャワールームは狭いが、シャワー熱ですぐ室内が暖まるので、それもよし。アメニティはＬＵＸ製のボディ兼ヘアシャンプーしかないので、必要なものは自分で用意するか、ホテル向かいのスーパー「BUTIKKEN」で購入する。 ドライヤーはない。また、ひげ剃りのコンセントも丸形コンセントなので、プラグ変換アダプタが必要。 タオル類は、３つ星ホテルなので当然、用意されている。バスタオルと通常の大きさのタオルは、毎日の部屋清掃時に取り替えてくれる。 |
 ▲洗面器は小さめ・液体石けんは常設  ▲トイレとシャワーはカーテンで仕切る |
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| 部屋の暖房 グリーンランドは寒いけど、部屋の中は全く問題なし。窓の下に温水コイル式の暖房があり、流量つまみで温度を調節する。おかげで部屋の中はＴシャツ１枚で過ごせる。 |
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| その他の設備・あるものないもの 需要があるのかどうかは知らないが、ズボンプレッサーがある。私たちは使用機会なし。 セーフティボックス（金庫）はなかった。なお、ホテルとしても貸金庫はなさそうだった。私たちはスーツケースに鍵をかけて貴重品対応をした。 ランドリーサービスはよく分からない。 ロンリープラネットには「ホテルのＣ廊下に洗濯機があり、またランドリーサービスもある」と書いてあったが、実際にレセプションで聞いてみたところ、「洗濯機はありません。ホテルの向かいにランドリー（コイン式？）があるけど、年末年始なのでお休みよ」と言っていた。そのとき、ランドリーサービスの案内がなかったこと、ランドリーサービスの伝票が部屋になかったことを勘案すると、おそらくホテルではランドリーサービス自体やっていないのかも知れない。 |
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■旅行記 編 |
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